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バレットジャーナルは「手帳術」の革命なのです。でも、どこが革命なのか書いてある書籍はありませんね。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第669号●2023年5月30日(火)
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%name_sei%さん、こんにちは。
ということで、昨日は、
●手書きする手間を省くために、フォーマットが前もって印刷されている手帳
に関しての一般的考察をしました。
しかしこの、「手書きする手間を省いて印刷しておく」という考え方を、根底から覆すツールが登場しました。
それが「バレットジャーナル」です。
バレットジャーナルの考え方の基本は、「日付も含めて手書きで書く」です。
どんなに手間に感じても、日々フォーマットそのものを「手書きで書く」のです。
すでに日付の印刷されている手帳の考え方とは真逆ですし、「効率」という意味では、ものすごく非効率です。
従来型の手帳を使っている人からすれば、あまりに非効率なので、考え方自体を、簡単には受け入れられないのではないか? と思います。
しかし、フリーレイアウトで、日付を毎日書くというやり方は「フォーマットを不要にする」という、まったく新しい価値を提供してくれることになりました。
僕は、これは手帳における革命だと感じています。
簡単に説明するなら、「一日当たりの書き込みスペースが自由だ」ということですね。
なぜ、日付を自分で書くのか? と言えば、毎日の書き込み量は日々違うからです。
「ToDo」「予定」「感想」など、手帳に書き込みたい要素は、日々異なるわけです。だから一日の書き込みスペースも、たくさん必要な日もあれば、一行で済む場合もあります。
それをただ、考えることなく、順番にノートに記述していくためには、日付を書く位置は固定させることはできないわけです。
ノートにただただ、順番に書いていくしかない。各種フォーマットが印刷された手帳のように「無意味に空いている空間」というものは、バレットジャーナルにはほぼ、存在しないのです。
日付を印刷せずに手書きで書く、ということは、一日の書き込みスペースは自由に設定できる、ということなのです。
ここが「手書きする手間を省く」考え方と決定的に方向性を分けるポイントです。
ここが、一番のポイントなのですが、どうにもバレットジャーナルというのは、
●手書きで自由に描く楽しみ
●要約された一行に行頭マークをつけて分類する
というパッと見の特徴ばかりが取り上げられていて、一番肝心の、
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●一日の書き込みスペースが固定されていない
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という、超需要な話がスポンと抜け落ちているように思います。
そもそも、一日の書き込みスペースをあらかじめ決めておく、という事自体が、大きな無駄だ、という考え方なわけです。
そもそも、一日に書くべきこと・やるべきこと、というのは、上下するものです。だから、必要なだけToDoやメモを書いて、あとは追記、追記で記帳していく、というルールなら、無駄にホワイトスペースが生まれることもなく、必要なだけの書き込みスペースを使って「制限」を感じることなく日々の予定を記帳していける、ということなのです。
こここそが、バレットジャーナルの肝となる部分で、これを押さえずしてカラフルに描くノートとしての魅力や、一行メモの行頭マークのルールについて細かに説明しても、あまり大きな意味を持ちません。
フリーレイアウトで日付を自分で書くようにすると、一日に必要な記帳空間を何行に設定してもかまわない、という新しいルールが生まれる。これこそが一番重要な「変革」なんですね。
ということで、バレットジャーナルのどこが「革命」なのかをまとめてみました。
明日は僕自身がどのようにバレットジャーナルと取り組んできたかについて、少しだけ書いてみるつもりです。
ではでは、今日はここまで。
また明日、お会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.669 -了-]---------------
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