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いまブラインドタッチの修得は、大きな「間違った常識」でボロボロになっている状態です。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第674号●2023年6月4日(日) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。 それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 昨日は、デジタルとアナログは使い分けなのだ、という話をしました。 ▼アイディアの記録・記帳はアナログな手書き(抽象化の促進) ▼アイディアの具体化・展開はデジタルな入力(具体化の実現) というのが、ひとつの使い分けの基準だ、というポイントを挙げました。 で、その使い分けの失敗例として「打ち合わせメモ」を出したわけですが、打ち合わせのメモをPC優先にしたために売り上げが落ちた企業が、打ち合わせでは、紙のノートへの手書きメモにするように指示を出して売り上げの落ち込みが戻った話も出しました。 では、デジタルとアナログの使い分けの実例として何を提示するかというと、これはもう「ブラインドタッチ」を取り上げるしかない、という話なんですね。 私が提供している、「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」においても、デジタルツールに関する書籍はクラウドによるタスク管理に関する書籍とブラインドタッチに関する書籍の数冊しかありません。 ネットがスケジュール共有やタスクの共有に効果的であるのは自明の理なので、ほとんど紹介していませんが、ブラインドタッチに関しては、 ●間違った常識 が数多く流通していて、その間違いを是正するだけでも大変な手間がかかる状態なので、簡単にその「間違った常識」と、正しい真実との大きな壁について書いてみたいと思います。 まず、世間に流通している勘違いその1は、 ●ブラインドタッチの修得は、ものすごく手間のかかるスキル ということです。 これは本当に声を大にして言いたいのですが、ブラインドタッチの完全修得に必要な時間は練習時間のみで計算すれば、最大で7時間程度なんです。 ところが、世間では、間違った練習方法が流通しているせいで、「そこそこ打てるようになるまで何か月もかかってる。あと一二年努力したら、完全にブラインドで操作できるかな?」という間違った努力主義がはびこっているんです。 間違った練習方法で「キーボードを見る悪いクセ」がついてしまい、その「クセ」が取れないせいで、何か月練習しても、やっぱりどうしてもキーボードのチラ見をしないと打てないという状況になっている人は、本当に多いんです。 つぎに間違った常識のその2は、 ●ブラインドタッチは、文章入力にしか使えないスキル という勘違いですね。 この話は、このメルマガの読者の方にはずっと話しているので、分かっている方も多いとは思いますが、最近読者になられた方もおられますから繰り返しますが、 ●Microsoft office シリーズは 9割の操作はアルファベットキーで実行できる という現実があります。 つまり、オフィスソフトのほとんどの操作はキーボードだけで実行できるんですね。 だから、その機能ごとのアルファベットの並び=「呪文」さえ覚えれば、無意識レベルで指が「呪文」を打ってくれるので、まさにオフィスソフトはすべて、「呪文操作」が可能になるんです。 たとえば、パワポで拡大縮小を行うなら、「拡大:alt→W→Q→4」で400%表示になるし、「縮小:alt→W→Q→I」で通常表示に戻ります。これがブラインドタッチができれば完全に「頭で呪文を唱える感覚」で操作可能になります。もうレベルの違う話なのです。 そして、最近一般的になってきて、本当にまずいなぁと思う間違った常識の3は、 ●ホームポジションは守らなくてもいい。チラ見してもいい。 というもの。 これはダメです。絶対にダメ。 というか、そもそも本当のブラインドタッチ修得の練習は、もともと「一切キーボードを見ずに練習をする」というものだったんです。 それが「間違った練習方法」を提供する人たちから、「間違った常識」として流れ出てくるようになってしまったんですね。 そりゃ、こんな常識が一般的になってしまったら、いつまでたってもブラインドタッチは身に付かないですよ。 ということで、今日はブラインドタッチに関する三つの間違った常識を紹介しました。それは、 [×:間違った常識] ●ブラインドタッチの修得は、ものすごく手間のかかるスキル ●ブラインドタッチは、文章入力にしか使えないスキル ●ホームポジションは守らなくてもいい。チラ見してもいい。 というものでした。本当は、 [〇:正しい常識] ●ブラインドタッチの修得は、全工程7時間しかかからない。 ●ブラインドタッチができればオフィスソフトは「呪文操作」できる。 ●ブラインドタッチ習得はキーボードを一切見ない方が早く身に付く ということになります。 これが大きなポイントですので、頭に入れてもらえればと思います。 --------------[KID'S SIGNAL No.674 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもお読みいただきありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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