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いまの流行のダメソフトではなく、40年前の地道で辛いソフトでもない、タイプ練習ソフトを作ってます。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第691号●2023年6月21日(水)
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%name_sei%さん、こんにちは。
今月に入って、ブラインドタッチの話ばかりしていますが、考えたらなぜこんな話題ばかり書いているのかを書いていませんでした。
僕自身、まえまえからブラインドタッチの練習ソフトを開発していて(ソフト名「WEEK」これ以降WEEKと呼びます。)、その内容紹介を簡単にやりたくて、前提となる各種の問題についてピックアップしていったら、ここまで長々と引きずることになってしまった、という事なのです。
まだ未完のソフトですが、根幹のところはほぼ出来ています。
以下が動いているところ。
ブラインドタッチ練習ソフトWEEK:開発画面動画
https://www.youtube.com/watch?v=zM1du82WFA0
手直ししたいところは多々あるし、なによりリリースするに際してのこまごまとした環境整備がなかなか一人でやっていると大変なのです。
ソースが丸見えだからEXE化しないといけないし、有料にしたいけど、決済システムを作るのも大変だし、やろうと思いつつ、なかなか前に進まないのが現実なのです。
知らないことにチャレンジするのが、こんなに手間だったのか! という感じです。
そもそもプログラム開発自体、半分趣味のような感じでコツコツと隙間時間にやっていたようなものですから、もう何年もかかっているのです。
先日も、うちの娘に使わせてみたら「失敗した時に音が鳴るようにして!」と言われて「ああ、そりゃそうだ」と機能を追加したんですけど、これがまた音を出す方法を調べるところからはじめて堂々巡りをしてうまく行かず、何か月もかかってしまったんです。
でもまぁ最後は、いま流行りの Chat-GPTに質問したら、あっと言う間に解決してしまいましたけどね。
おそるべしChat-GPT。僕のような素人プログラマーには、ものすごく強い味方です。
だいたい「これこれの開発環境でBeep音を鳴らすプログラムを書いて」と頼めば、ソースがそのまま上がってきてしまうんですからねぇ。
でもって、そのソースを組み込んでみたら全然稼働しなくて「なんで?」と思った時に Chat-GPT に「なんで?」と聞いたら、これまた完全な正解を教えてくれて、問題を回避するプログラムまで教えてくれるわけですから。
おそるべしなんてもんじゃないですよ、Chat-GPT。
ともあれ。
このWEEKの紹介をするのに、いま世間で流通していて、不必要な悪いクセを付けさせる
●「単語」→「指」
という形式のアプリのダメさ加減と、僕自身が40年ほど前に実際に練習してブラインドタッチを身に着けた、
●「指」→「文字」
という「完全にキーボードを見ずに身に付く」形式との違いをお知らせして、WEEKが、そのどちらとも違う、独自機能を備えている、という話がしたかったんですね。
●「指」→「文字」
の形式の練習ソフトは、確実にブラインドタッチが身に付くんですけど、とにかく地道過ぎて、ものすごく面倒くさいんです。
だから、とにかく、そういう面倒くささを一切排除して、「とにかくブラインドタッチが最短期間で身に付くようにしよう」と考えて作ったのがWEEKなんです。
簡単に特徴を紹介しましょう。
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●1.ローマ字専用である
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最短期間で身に付くように考えているので、学習するのはローマ字入力だけです。
現実問題ローマ字入力が完全にできれば、ほぼ全ての文字入力作業は「完全ブラインド」でやれます。
入力スピードを気にするなら「JISかな」とか「親指シフト方式」とか、好きにやればいいですけど、とにかくローマ字入力だけはどちらにせよ覚えなければなりません。どこで、どんな機械にであっても、とりあえずローマ字入力さえできれば、文字入力はできますから。
ローマ字入力はマスト。その他はオプション。(僕はローマ字以外は一切必要ないと思ってますけど、まぁこのあたりはお好みかな?)
マストだけは覚えましょう、というスタンスです。
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●2.練習問題が使用頻度順である
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で、WEEKの元々の発想は「練習問題の作成」から始まってるんですね。練習問題は全7問。この7問を、ただひたすら練習していけば、勝手に「完全ブラインドタッチ」が身に付くようになってます。
なぜか? というと、この練習問題が「単語や指の使用頻度順」に組み上げられているからです。WEEKで1番から順番に練習をしていくと、それこそ7問中3問も練習すれば、本当に文章の7割くらいを完全ブラインドで打てるようになります。(ただし、超ゆっくりね。)
使用頻度順に練習するというのは、本当に高速に身に付くし、実用性も実践性も超高いんです。
そんでもって、使用頻度順に練習すると、もっとも重要な「意識しなくても勝手に指が動く」無意識化も早く習得できるんですね。
もうひとつ言うと、「文字」→「指」という最悪形式で身についてしまった「チラ見」の悪癖を取り去るのにも最上の方法なんです。正しい指使いで悪癖を上書きして消してしまえますから。
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●3.「指」ではなく「手の形」で把握する
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僕がブラインドタッチを習得したソフトの、「指」→「文字」形式の練習方法は、絶対確実に身に付くやり方は、確実性ということでは素晴らしいんですが、とにかく超面倒くさいんですよ。
右手人差し指、中指、薬指と言ったように、指一本ずつ練習するものだから、練習問題は必須なわけですけど、一本の指で押せるキーの数がとても少ないので、無意味な文字の羅列をただただ練習するしかないわけです。
もうひたすら「根性と努力」オンリーで、楽しくないんですね。
WEEKは、全7問中、無意味な文字を打たせるのは3問だけで、しかも、それぞれに全指を使い、なぜこの1問が作られているのかの目的も明確化してるので、「飽きて面倒になって続かない」というのは、できるだけ避けて練習できます。
そして、「指」という部分に注目するのではなく「左右の手の形」に注目して、いま全指の左右どちらのどの指をどの方向に移動させれば、目的の文字が打てるのかを、ガイドとして指し示すようにしてあります。
これを僕は「指アニメ」と呼んでるんですが、このアニメチック全指ガイドがあれば、画面を見ただけで、打ちたい文字を打つためにどの指を移動させれば良いのかが一発でわかるようになっています。
そもそも、この「ガイド機能」がついているソフトが、いまやほとんどないんですね。
あっても「指」にしかフォーカスしてないから、ものすごくわかりにくい。
その点、WEEKは瞬時にどの指を動かせばいいのかが一目瞭然だと思います。
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●4.「メール講座」が標準添付である
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とまぁ、ソフトの表面的なことだけでも、これだけの特徴があります。
しかし、ソフトだけあっても効率的な練習はできないんですね。そもそも練習をはじめても、果たして継続できるのかどうか? は心配ですよね。
なので、そのあたりのサポートをすべてメール講座の形でやろうと思ってます。
・目的の設定。
・目標数値の決定。
・練習方法の策定。
・練習開始から習得までの練習期間の予測(人によって異なります)
などは、このメール講座を読めば問題なく行えます。
これ以外にも「やってはいけない練習」とかありますし、練習するに際しての補助道具の紹介とかも必要だと思うので、そういう紹介もしていきます。
なにより、ひとりでコツコツ努力する面倒さにチャレンジする気持ちを応援する応援メールにもなるよう配慮します。
まぁ、ここまでやれば、ほぼ問題なくブラインドタッチは身に付くと思うんです。
なので、こういう特徴を正しく理解してもらうように、長々といまのタイピング練習の社会的な状況をお知らせしたり、習得する意味などをお伝えしていたわけです。
ということで、もう一度WEEKの画面動画を見てください。
ブラインドタッチ練習ソフトWEEK:開発画面動画
https://www.youtube.com/watch?v=zM1du82WFA0
上記のことがしっかり実現できてるというのがご理解いただけるかと思います。
さて、これをどういう形で配布すべきか、けっこう迷ってるんですよねぇ。
うーん。
もし良かったら、ご意見お聞かせください。
うちの娘の「間違ったら、音が出るようにして!」みたいな感じで。
どこまで対応できるかは分かりませんが、いまはChatGPTもあるし、かなりそういうサポートに関しても不安がなくなったので、ご意見お教えいただきたいです。
販売に関する価格とかもご意見いただければと思います。
僕自身はけっこう高額なサービスにしたいと思ってるんですが、「それは違うよ」というご意見があれば、それも伺います。
kids@kidashigeo.com
までメールいただければ幸いです。
ではでは、今日はここまで。また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.691 -了-]---------------
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●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か?
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