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うちの娘の保育園で、鰤の解体ショーと、相撲力士の訪問があるそうです。
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      [KID'S SIGNAL]  キッズシグナル●第71号●
      2016年3月10日(木)  /  旧暦:如月(2月)2日  
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%name_sei%さん、いかがお過ごしですか?3月になって、少し春らしくなってきましたね。先日などはコートを着てると暑くて汗をかいたくらいでした。

さて。僕には今年3歳になる娘がいるのですが、両親ともに仕事があるので、保育園に預けております。

朝ご飯を食べさせた後は、保育園まで連れていくわけですが、2階の教室に向かう、階段横の壁は一種の連絡用掲示板の役目を果たしておりまして、インフルエンザが何人くらい出ただの、なつきひろし君のピンクの帽子がなくなったからご存知ないですか? だの、いつも何かしら連絡事項が貼られたりするのであります。

先日など、階段を登ろうとすると、何やら相撲の力士の写真が2枚貼ってあるので、なんじゃらほいと見てみると、大阪名物、大相撲春場所の時期、ボランティアで相撲力士が保育園を訪問してくれるのだそうです。おーすげーなぁ。

はっきり言いまして、長く生きておりますが、力士を街中で見かけたことはあっても、マワシをしている力士を直接見たことなどないのであります。ところが、今回は保育園で、どうやら子供たちを力士の方がだっこしたりなんだかんだと一緒に遊んでくれる様子なのです。鬢付け油のにおいとかかぐことになるんでしょうか。うらやましい限りです。

なんだこれは。親より体験の幅が広いではないか! と言いたくなってしまうのでありますよ。

実は数日前には、子供を預けに園まででかけると、「今日は9:30からブリの解体ショーがあるんですよ」と子供を引き渡しながら保育園の先生が僕に教えてくれたりするわけです。

なんだそれは! ですよ。お寿司屋さんが天然のブリを持ってきて、それを子供たちの目の前で解体してくれるのだそうです。いや、確かにこの保育園は給食には力を入れていて、できるだけ自然の味を教えてあげたいという方針だし、先生も子供も合わせればかなりの昼食材料が必要でしょうから、一尾まるまる購入して、そのついでに解体ショーをするというのも良いアイディアではありましょう。

でもね。

親がそれを体験できませんから! こっちは仕事してるんだから。見たいじゃないか、おい。

とまぁ、保育園に子供を預けていて、いつも感心するのは、こういう「子供は子供だけの体験をして帰ってくる」という部分です。実は少し寂しくもあるのですが、親の知らない世界を子供が知っているというのは、なんだか豊かな気持ちになるものです。専業主婦または主夫が、自宅でびったり一人の子について子育てするのとは、また全然違う育ち方なんですよね。面白いと思います。

実際、ブリの解体ショーを体験した日の夜、2歳8か月の娘は、母親に連れられて帰宅して、いきなり「おしゃかなしゃん」と大声で叫びましたから。それはそれは良い刺激、体験になっているのでしょう。

ただまぁ「オシャカナシャン」が「お魚さん」であり、ブリの解体ショーの事が言いたいのだとは、すぐには分からず「はぁ?」と十数秒はとまどってしまったんですがね。
そうかそうか、色々言いたいけど、うまく言えないんだなぁ。可愛いものだと微笑ましく感じたものです。

さて。

実は、企業とお客さまというものも、こういう親子の異なる世界の共有のように、一緒に居ながら違う体験をしている関係なんですね。

お客さまは、つねに自分たちが得意でない部分をサービスとして企業から購入するわけですし、企業の側も提供したサービスや商品がどのように便利に感じていただいているかは、想像でしか知らなかったりします。

だから。企業はつねに、お客さまに対して「私はこういう体験をしたんですよ」とか「このサービスのこの部分はお客さまメリットを考えて丁寧に作業してますよ」とか、そういう「お客さまがご存じない部分」をうまく言葉にして伝えてあげなければ、良い関係は築けなかったりするのです。

でも、うちの娘のように解体ショーを「おしゃかなしゃん」と表現するのが手いっぱいで、それ以上は語れていない、というレベルの発信しかしていない、という企業も多いのではないでしょうか。でも実は、その御社独自の体験や価値観こそが、他社との違いを強調し、貴社製品やサービスを「ブランド」にしてくれる源泉だったりするのですが、やはり「オシャカナシャン」では「ブリの解体ショー」までは分からないものです。

%name_sei%さんの会社はどうでしょう?ちゃんと発信できてるでしょうか?

情報発信を行う時、企業独自の価値を、サラサラとドラマティックに文章に変換できてしまうライターがいれば、ずいぶんとお客さまとのコミュニケーションがスムーズになるはずです。「お、この企業は他とは違うな」と一目おいていただけるかも知れません。

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では、また次回。
お楽しみにしてください。

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