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セーラーの「ふでDEまんねん」というロングセラーをご紹介しましょう。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第761号●2023年8月30日(水) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。 それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 少し前に「筆ペン」の話題を書きましたが、その件で読者の方から大変面白い情報をいただきました。 土井さんありがとうございます。 で、どんな情報かというと、「筆ペン」ならぬ「筆万年筆」なのですね。 「サインペン」じゃなくて「万年筆」なので、その名も、 ●ふでDEまんねん おいおいふざけとるんか! という商品名ですが、実は商品特徴をそのままストレートに表現している名前で、たいへん分かりやすく覚えやすい商品です。 あの万年筆メーカーのセーラーから出ています。 ということで、これは僕もかなり興味がありましたので、さっそく購入して使ってみました。 まず商品ラインアップなのですが、この商品は、万年筆のペン先をペンチでひん曲げたように角度をつけてやることで、「太字」が描けるようになっています。 ペン先を立てると細字、寝かせると太字です。 で、この寝かせて太字を書くに際して、角度が40度という浅い(倒した)状態で太い字が書けるタイプと、55度という深い(立てた)状態で書けるタイプの2種類があります。 で、もうひとつよく分かってないのですが、ペン軸というか価格帯もひっくるめて ●プロフィット ●スリムタイプ ●レクル という3種類があって、プロフィットは55度オンリー、スリム、レクルは40度と55度があるようです。 こまかい話をいろいろ書こうかと思ったのですが、この商品、僕は良く知りませんでしたが、かなりのロングセラーのようなので、ネットにはたくさん情報があるようです。 気軽に筆風の文字を書きたい方にはうってつけで、それこそ筆ペンより思い通りに、それこそ「ペン」感覚で筆文字風の字が書けるのは、かなり楽しい筆記具なんじゃないかな? と思います。 筆ペンだと太い細いのコントロールは軸の上下運動なので、かなり難しいんですね。筆に慣れてる人ならラクなんでしょうけど。 ふでDEまんねんの場合は傾ける角度でコントロールするので、たとえば、縦線を書く時と横棒を引く時とで角度が自然に変わるというか、ちょうど良い具合に角度コントロールがしやすいんです。ペン先も紙にあたったままですし。 筆風の文字を気軽に書くにはすごく良いと思います。 また、ペン先を「裏返す」と(分かりますかね? この表現。)、うんと細い線も引けます。0.4mmくらいですかねぇ。 かなり細い線も引けます。 で、この「表裏」+「角度」で太さコントロールできるので、ある程度「このくらいの太さで書き続ける」とかもやれなくはないわけです。 けっこう文字の太さを一定したまま、好きな太さで文字を書き続けられます。 筆ペンだと、ここがむずかしいんですよね。小さい文字を書いていても、どうしても部分的に太い線がまぎれこんでしまって、太い細いを完全に使い分けるわけにはいかない。 ということで、太い細いのコントロールもかなり簡単手軽にやれるので、必要要素は全部満たしているなぁ、と思ったんです。 思ったんですが、うーん、これは実用的には僕は使えないなぁ、とも思いました。 なんでかというと、キャップがねじ込み式なのです。 キャップをね、クルクルクルクルと回さないと外せないわけです。 これはダメですねぇ。ちょっとイラついて使えないです。僕の場合は。 何か思いついたアイディアを書き留めるとか、ハッと気付いた時にサッと書くというアクションにならないとダメなので、これはかなり辛いです。 あと、インク! インク自体は優秀で、紙への裏写りとかもないので、かなり紙を選ばず使えると思うんですね。僕が普段使いしている、かなり薄手のメモ用紙でも、全然裏写りしませんでしたから。 でも、問題はそこではなくて、「乾きが遅い」という点です。 いや、万年筆ですからね、そこは多少遅くても良いというものだと思うのです。墨痕鮮やかに書く、というのは太い細いがあるということで、当然太く書いたところは乾きにくいですし。 でも、これもちょっとしたアイディアを書き留めるという用途には合わないんですよねぇ。 ということで、「ふでDEまんねん」は、気軽に筆文字風の文やメモを書きたい方には、かなりお勧めできる良い商品だとは思いますが、アイディアメモのように「思い付きをサッとメモる」という用途には向いてないと感じました。 ということで、ちょっと次点のアイディアではありますが、太いペンと細いペンの二種類を持ち歩く、という方向で僕の問題は解決していくことにするかなぁと思っております。 ただ、書き味だけはすごく楽しいので、そういう「書く楽しみ」というようなことに意識のある方にはかなりお勧めです。 ということで、本日のメルマガはここまで。 ではまた明日。 --------------[KID'S SIGNAL No.760 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもお読みいただきありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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