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18cm定規に関して、質問をいただきました。大変ありがたいです!
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第765号●2023年9月3日(日)
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%name_sei%さん、こんにちは。
先日、「17~18cm程度の長さの定規はノート活用に便利だ」という話を書きました。
すると、
「二つ折り定規を使えばいいと思いますが。」
という、至極当然の質問を、メアドbtm*****さんからいただきました。
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いや、これ、実にありがたいご質問です。
そうですよね、普通は「長さが足りないんなら二つ折り定規を使えばいいじゃないか」と思いますよね。
そのとおりだと思います。
「何を訳の分からないことを言ってるんだ、こいつは」
という話になって当然です。
実は、僕は一時期「二つ折り定規」が大好きで、かなり長く使い続けていたんです。
で、だからこそ、「17~18cmくらいの長さの定規が欲しい」ってなんたんですね。
この、大前提を書いてないと、KUM定規を「これは良いわ」と思った「感覚」を理解していただけませんよね。
こういう「大前提」の説明ってすぐに解説を忘れてしまうので、疑問点の質問、大変ありがたいです。
感謝します。
えっとですね。
二つ折り定規というのは、ほんとうに持ち運びには便利だし、いざとなったら30cm定規としても使えて、とても重宝する道具なんです。
一般的には15cm+回転機構部分がついていて、全長が17cmくらいでしょうか。
回転機構の所には「角度表示」もついているので、分度器の代わりにもなるという利便性まで備えています。
人気の商品ですし、文具店に行っても、17cm定規は置いてなくても、この折り畳み定規は置かれています。
そのくらい一般的かつ人気の定規です。
最近では100円ショップにもならんでいるようなので、かなり市民権を得ている定規でしょう。
(百円ショップのものは伸ばした時にガタつきが出るから有名メーカーとかの物の方が良いよ、というレビューを見たことがあります。)
で、この折り畳み定規がすごく便利な状況というのは、どういう時か、というと、
●定規の使用シーンが15cm以下の長さを測定する用途が8割
●15cm以上の長さを測定するシーンは2割程度
という場合に、ものすごく高い効果を発揮するんです。
なので、想像するに、A6サイズ程度の小型手帳などにはさみこんで使うと、便利だろうと思います。(ちょっと手帳から定規がはみ出しますが。)
あるいは、ノートの横幅方向に良く線を引く人、かな? それならもう少し大きいノートでも便利です。
しかし、この使用比率が、
●15cm以下の使用率2割
●15cm以上の使用率8割
だとどうなるかというと、
●良く使うシーンのほとんどで、わざわざ伸ばして使い、使い終わりにまた折りたたむ。
という余分な動作ばかりが必要になってしまうんですね。
これがかなりウザいわけです。
しかも、
●伸ばすと30cm定規なので、けっこう長く、取り回しに不便。
ということもあるんですね。
これは、前にB5のノートを使っていた時は、B5ノートの縦の長さは25センチくらいありますから、ノート一枚の真ん中に縦線を引く、というような場合にはちょうど良かったので、さほど無駄な感じはしなかったんです。
ところが、B6ノートを使うようになると、本当にこの30cmの長さというのは無駄に長いわけです。
一番よく使うのがページを半分に分割する用途で、これをするのに、いちいち長く伸ばして、しかもそれが30cm定規で位置合わせで手で押さえておくにもはみ出した部分が邪魔で、となりまして、結局使わなくなったんですね。
それが、KUM定規を見た時に「ああ!これだ!」と思って買ってみたら、実に快適なわけです。
B6ノートは縦の長さが182mmですから、まさにジャストフィット。
折り畳み動作などは一切必要なく、ノートのポケットにすっぽりおさまり、ノートへの記帳で必要な直線は全部ワンストロークの動作で引くことができるわけです。
B6サイズだとジャストフィットですが、A5の横罫ノートを使っている人も、横罫の場合、上下にホワイトスペースを設けているから、おそらく記帳部分はほぼほぼ18cm長さくらいの定規で全部カバーできるだろうと思います。
で、「普段持ち歩くノート」ということを考えると、一番スタンダードなのは、いまやA5サイズだろうと思われるんですね。多分「しっかり書き込むノートとして一番小さいサイズ」なんだと思います。
また、B6サイズは、「手帳の最大サイズ」というポジショニングだと思います。KOKUYOのジブン手帳も横幅を短くした変形B6サイズが出てましたしね。
このくらいの「持ち歩きするノート・手帳」にとっては、17cm~18cmくらいの線が引ける定規というのは、すごく使い勝手が良いのです。
これはほんと、使ってみないとなかなか実感できないニーズだと思います。
ということで、僕はノートに17~18cm長さのKUMルーラーを挟み込むようにしてから、実に快適になりました。
ということなのです。
これは、解説しないとなかなか伝わらない話ですよね。
btm*****さん、良い質問を本当にありがとうございました。質問いただかないと解説しなかったと思います。
ありがたいことです。
ということで、何か気になる点、確かめたいことなどありましたら、お気軽に、
木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com
までメールくださいませ。
メルマガの良いネタになって助かるのです。
(ネタを考えるのはなかなか大変なのです。)
ということで、今日はここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.765 -了-]---------------
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