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ものすごく期待したのに、とっても残念な結果になった新製品の紹介です。ああ、やれやれ。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第777号●2023年9月15日(金) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。 それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 今日のメルマガは、第777号。なんとスリーセブンです! なんとはなしにおめでたいナンバーなのに、記事内容はとっても残念で、申し訳ないです。 というのは、前々から期待していた筆記具の新製品が、8月の28日に発売されまして、先日「おお、そうだ、もう発売されているではないか!」と、あわててネットで注文したのです。 いつもなら、そんなにすぐには購入せず、店頭に並ぶのを待って、実際に試してみてから購入するのですが、今回はもうすぐさま欲しくて注文してしまったんです。 その商品は、ZEBRAの「Pitan」。こんな商品です。 ●Pitan 公式サイト https://www.zebra.co.jp/sp/pitan/ サイトを見れば分かりますが、ボールペンと、そのボールペンをノートなどにセットするための専用ホルダーがワンセットになっている商品です。 専用ホルダーとボールペンはマグネットでくっつくようになっていて、ノートに取り付けた専用ホルダーによって、まるでノートとボールペンが一体化したような使い勝手を提供してくれる、という商品なんですね。 この「ノートに取り付けるためのホルダー付のボールペン」という発想が新しいですね。とても良いと思うんです。 しかも、ホルダーの取り付けはノートの表紙に挟み込むだけなので、よほど表紙が厚いノートでない限り、おそらくたいていのノートに取り付けられると思います。 で、デザインがまたシンプルで実に好みです。ノートと筆記具が完全に一体化するような使い勝手の良さを夢想するわけです。 ここまでの発想だけでも、とても惹かれるものがあるのですが、僕にとって重要だったのは、このPitanが、ZEBRAさんの商品だった、ということです。 別に超特別にZEBRAファンというわけでもないのですが、筆記具に関しては、4色ボールペンのクリップオンマルチからはじまって、手振れをなくしたブレン、そして書き味滑らかな細字0.3mmを実現したSARASA NANO と、連続して3代、ZEBRAの製品を使ってきているんですね。 なので、ボールペンの品質としては間違いないと思っていたので、「即買い」を決定したわけです。 ということで、商品が到着したその日に即自分のノートに専用ホルダを取り付け、ボールペンをセッティングしてみました。 Pitanは、カラーラインアップも4色あるのですが、黒、白、ブルーグレー、オレンジと、全て僕の好み。悩んで、とりあえずまずはブルーグレーを購入したわけで、いつも使っているノートにセッティングすると、デザイン的にもすっとなじみ、いやがうえにも気分が盛り上がったわけです。 で、さっそくペンを取り外して試し書きをしようとしました。ペンとホルダーの「くっつき感」もとっても適切。まぁ、カバンからノートを出し入れする時は、ちょっと注意が必要かな?とは思いましたが、多分問題ないだろうと思います。(実は試してないのです。) で、紙に一文字書いてみたら…。 「なんじゃこりゃ!」 でありました。 いやー、これはZEBRAのボールペンとは思えない。 書き味が、書き味が…。 いや、決して書き味が悪い、というわけではないんですが、とにかく、けっこうボテ・モレの方向に振れているボールペンだったんですね。 商品コンセプトとして、「ノートにサッとメモする」という事を前提にしていて、インクのなめらかさを求めているからなのでしょうが、とにかく線が太くなったり細くなったりがひどいのです。 しかも、あのボールペンのペン先の「ガタつき」をなくした「ブレン」を生み出したZEBRAとは思えないくらい、ペン先がガタつく。書きにくくてしょうがない。 なんだよこれ。ボールペンの品質が、企業のオマケボールペンより低品質じゃねーか! という印象だったんですね。 で、「こりゃだめだ」とボールペンを机に放り投げようとして、もう一つすごく残念なことに気付きました。 ペン軸がね、完全に円形なので、机の上でコロコロコロと、転がってしまうんですよ。あかんやん! 「ノートとセットにすることでペンを忘れるということがなくなる」というけど、こんなものペン本体が転がってしたに落ちて、本体を失くしてしまうわ! 本当に基本的な仕様がものすごく残念だったわけです。 発想はすごく良いのになぁ。 ただまぁ、ボテモレ嫌いなのは、僕の個人的好みでしかないですし、ペン先のガタつきも、まぁ一般的なボールペンと同等程度でしかないし、コロコロ転がるというのも、マスキングテープなどをちょっと巻いてやるだけで問題なくなりますから、こういう部分が気にならない方はお使いになっても良いのではないか? と思います。 しかし、僕はZEBRAにボールペン品質ではかなり信頼を置いていたので、すごく残念でしたねぇ。 うーむ。 かなり良い発想だと思うんですが。 ああ、残念だなぁ。 ということで、今日のメルマガは、なんの前向きな解決策もないまま終了です。 ああ、やれやれ。ショボン。 ではまた明日。 --------------[KID'S SIGNAL No.777 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもお読みいただきありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

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