●バックナンバー一覧に戻る
「血液型と性格」の関連性を考える際に、「現行犯的証拠だなぁ」と感じることについて語ります。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第803号●2023年10月11日(水)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
----------------------------------------
このメルマガは、
「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」
をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。
それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。
----------------------------------------
%name_sei%さん、こんにちは。
昨日は「血液型と病気」の関係について例題をいくつか挙げ、
●「性」と「食」という人間の二大欲求に対する耐性が、O型とAB型とでは、まるで正反対である。
という象徴的な事例について言及しました。
O型は梅毒に強いわけです。なので、性病にかかりにくいO型がラブアフェアを軽く考えるのは当然の帰結であり、性格というより特質と考えても良いのではないでしょうか? 特に僕が指摘しているように親子・親戚関係でも同じ血液型が多いのが遺伝的傾向なわけですから、子供のころに「おじさんはよく女遊びをしてたけど、性病にはかからなかったねぇ」とか普通に感じ取るんじゃないですかね。
逆にAB型は梅毒には弱い。恋愛や、特に性的関係が生死に関わる要因になるわけですから、人間関係に距離を取りがちであっても、それはあたりまえです。それこそ、「あんたのおじさんは女遊びして死んだんや。気ぃつけや」と言われたら、嫌でも気を付けるようになると思う。
このほかにも、さまざまな病気が血液型ごとで発症率が違っていて、たとえばO型はコレラに弱いという話を書きましたが、O型はペストにも弱いんですね。下痢を引き起こすような病気全般に弱いのかもしれません。
逆にAB型はコレラなどには有意に強いというデータがあるので、AB型には食いしんぼであったり、ゲテモノ食いであったりという風潮は強いんじゃないかと思います。
僕の経験で言うと、高校時代のO型の友人と、ライター時代の仕事仲間のO型のカメラマンさんが、どちらも神社に一緒に出かけた時に「手水で水を口に含む」というのをやらなかったのが印象的でした。
みんなが手を洗い、口を漱いでいるのに、ひとりだけ「いや、僕はそういうのはええわ」と拒否してるわけです。
こういうのはほとんど本能なんじゃないか? と思います。
この二人が知り合いである可能性なんて、まったくありません。だから、僕としては不思議でしょうがなかった。言い方とか、拒否の仕方の断固とした態度とか、ものすごく良く似てました。
こういう事は、一昨日書いた「科学的根拠はないけど、現行犯的事実で血液型と性格に関係はあると分かる」例だと思うんです。
僕が知る限りで言うと、A型、O型、B型で、とても良く似た態度と発言をするのが、
●仕事上で失敗をした時の態度
です。
これがもう、本当に絵に描いたように同じで笑えるのです。
A型は「原因を追求して二度と失敗が起きないように対処する」ですし、
O型は「何をさしおいても、失敗して迷惑かけた人に謝りに行く」ですし、
B型は「失敗したことは仕方ない。いかにして失敗を取り返すかを考えろ」なんです。
これがね、言い回しとか口にする時の態度まで、ぜーーーーんぶ一緒。
そんなことありえないでしょ?
思いません?
なのに、なぜかまったく同じことを、さも「僕自身の哲学なんだ」とか「こう考えるのが当然だろう」と言った口調で語るわけです。
言ってること全部違いますよね? 血液型ごとで。でも、それぞれの人は自分の考えている「対処法」意外の選択肢なんかありえない、というくらい確信を持ってこういうのですよ。
これ、笑えるくらい同じなんです。
長年いろいろな方と仕事をしてきて、上司・同僚等々出会わせていただいたわけですけど、その中で結局はこの3パターンが定番。しかも血液型と完全連動してたんです。
こんなもん、「科学的根拠」なんか必要ない、「現行犯逮捕」レベルの出来事だと思います。
この「失敗した時の考え方」は、仕事をしてきた中で見てきた限り、血液型の違いで「失敗のフォロー」に対する態度の行き違いがものすごく大きいなと感じましたね。
たとえば上司がO型で部下がA型だと、「とにかく謝りに行こう!」と上司が言うわけですけど、A型部下は「いや失敗の原因も分かってないのに謝っても、向こうも困るだろう」という態度になるわけです。
で、これがO型上司とB型部下でも態度は似ていて「いや、取り返すための案を考えてもしないのに、謝りにだけ行っても仕方ないだろう」という態度になるんですね。
この意味で「謝りに行くなら対案が必要」という点ではA型とB型は共通してます。でも、方向性が全然違っていて、A型の「失敗の原因を調べる」なんてことはB型からすれば「そんなことしても意味ないだろう。すでに失敗しているんだから。この仕事を続けてやらせてもらえるかどうかも含めて相手さんに判断の権限がある。だから『失った信頼を取り返すための案』を持って行かないとアカンやろ」ということになるわけです。
しかし、この発想を聞いてA型だって唖然とするわけです。「いや、失敗は誰にでもあるし、担当が変わったとしても失敗の原因が究明されていなかったら、また同じ失敗が出てしまう。仕事の発注が他社に変わったとしても、失敗の原因引継ぎは我々の責任じゃないか」ということになるわけです。だからB型の「取り返す」という話を聞くと「失敗したのに、次の仕事の提案を持っていくっておかしい」となるわけです。
B型にすれば、A型の意見も信じられないわけです。失敗したのは自分なのだから、それを解明するかどうかも含めて、相手先さんの選択権なのであって、失敗した自分が口出しすべきことではない、という話になります。だから失敗した張本人が「原因究明」なんてやってはいけない事だし、だからこそ、自分にしかできない「とりかえし策」の提案が絶対なわけですね。
で、多分、このA型とB型の考え方の違いで大もめにもめていたら、O型上司なら「そんなことどっちでもええわ! とにかくミスで迷惑受けた人に謝りに行け! すぐにや!」と怒鳴りつける、という話にしかなりません。
この3つのパターンを、僕は上司、部下、同僚、などの立場で見聞きしてきましたし、ほぼ、考え方はこの3つに分かれるし、ミスが起きた時に血液型と対処の考え方で上記3パターンから外れたことはありませんでした。
Oは「即座に謝る」Aは「原因追求」Bは「取り返し」。例外はありませんでした。本当に「現行犯逮捕」レベルの特徴だと思います。
逆に、この例題で血液型を当てたこともあるくらいです。「え? なんで木田さん、僕の血液型が分かるんですか?」と不思議がられました。
この「失敗への対処」が、なぜこうもスッパリと血液型ごとに態度が分かれるのかは分かりませんが、梅毒やコレラ・ペストのような病気と血液型の発症率の違いなどは、生死に関わる分、「生き方の哲学」などに直結しやすいですし、この「失敗対処」にも、何か特有の病気との関連があるのかも知れません。
血液型というものの存在が明らかになったのは、1901年の事らしいので、人類史の中に血液型が登場したのはわずか120年前でしかありません。
そして、他の国だと、たとえばアメリカではO型とA型がどちらも40%強、B型は一割、AB型はたったの4%しかいませんので、「血液型と性格」であるとか「血液型と病気」であるとかの調査や研究自体が進まないんですね。OとAだけで8割を超えたら、上記のような「失敗の対処」の違いの観察なども、まぁやれません。
他の国では、「血液型と性格の関連性」など、そもそもやっても生活に活かせませんし、話題としても盛り上がらないのです。
しかし、日本の血液型分布は、A40%、O30%、B20%、AB10%と、多少のバラツキはあるものの、4種類の血液型がまんべんなく揃っていて、血液型と性格の関連性を研究するには最適な環境と言えるのです。
近年では、この「血液型と病気の発症率の違い」に関して調査も増えてきましたので、まだまだこれから検証・考察が可能になってくるのではないか? と思っています。
ということで、血液型と病気リスクに関する最新の情報を見つけましたので、参考にしてみてください。
●「血液型で病気リスクがこんなに違う」O型に比べ脳卒中1.83倍、認知症1.82倍…という血液型とは何か
https://president.jp/articles/-/74164
脳卒中や認知症に関しては、直接「性格」とは関係あるとも思えませんが、自分の人生プランを考える際にはけっこう重要な要素として役立たせることができるかも知れません。
知っておいて損はない情報とも言えるでしょう。
ということで、今日のメルマガはここまで。
「血液型と性格」に関しては、まだまだ「歴史的経緯」など、考えるべき項目について語っておりませんので、また明日以降もお話していこうかな? と思っております。
ということで、ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.803 -了-]---------------
====過去記事一覧====
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm
==過去連載記事などのまとめ==
●文具関連名著42冊のうちのベストテン
●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ!
●「Stationery Book 42」ブックレビュー
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html"
●あっと驚くブラインドタッチの秘密
●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か?
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html
------------------------------------------------
僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、
おともだちにメルマガ登録をおすすめください。
よろしくお願いします!
●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム
https://www.itm-asp.com/form/?810
メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。
●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ
記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ
http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm
いつもお読みいただきありがとうございます。
木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com
バックナンバー一覧に戻る