バックナンバー一覧に戻る



「血液型と性格」に関して「血液型の特質」の「例外事例」を3つほど書かせてもらいます。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第805号●2023年10月13日(金) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。 それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。 ---------------------------------------- %name_sei%さん、こんにちは。 ということで、一日だけ「ノート」の話をはさみまして、また「血液型と性格」に関する話題です。 で、いまは「血液型の先天的特質」について語っているわけです。 梅毒に強いO型。弱いAB型。コレラに弱いO型。強いAB型。その他にもさまざまな病気とのリスクの違いが血液型ごとに存在しています。 脳卒中や認知症は、O型に比べAB型は1.8倍くらい危険度が高い。とんでもない差ですよ。 で、僕が「後天的特質にも血液型は影響する」と言ったように、血液型は親子、兄弟、親戚などで、共通することが多いわけです。(O型AB型夫婦のように、まったく自分と異なる血液型の子供しかうまれないパターンもありますが。) AB型は、「おじさん脳卒中で死んじゃったんだ」とか「梅毒であっという間に死んだ」とか聞いて、ラブアフェアは御法度で、塩分控えめの食事に脳ドックに出かけるという風になって当然です。 O型は「コレラやペストで三代前の創業者がコロリと死んだ」とか「親戚一同、みんな腹をこわしやすい」となれば、そりゃ神社で手水は口に含まなくなりますわね。 親子関係、親戚関係はずっと続きますから後天的な影響も大きいですよ。あたりまえです。 病気という生き死にに関係する特性が、血液型と分かちがたい関連性があるなら、そりゃもう「性格」に影響しない法がおかしいというものです。「血液型と性格の関連性を示す、科学的根拠はない」という世間の「定形の言い回し」は、だから、かなりおかしな、いびつな存在なんです。 で、実は「血液型と性格の関連性を示す、科学的根拠はない」という言説が一般に定着してしまった理由というのも、これまた面白い話があるので、それを書きたいのですが、その前に、「血液型が持つ基本特質」について、少しだけ書いておきたいと思います。 話題は以下の3っつ ●血液型は「血液」のみの型ではない ●血液型は生きている途中で変わることがある。 ●ABO式血液型にもバリエーションがある。 いちおう僕は中学・高校でならうような生物の基本的なルールに則って話を書いているんですけど、実際には血液型という存在は「常識」とはズレている特質もいろいろあるので、それを今日は示しておきたいわけです。 まず一番目は、 ●血液型は「血液」のみの型ではない ということですね。 これ「血液型」の話をすると、どうしても「血液だけ」の話に聞こえてしまうんですけど、実は「血液型物質」というのは、その人の体全体の特質を表しているもので、別に「血液の中にだけ」存在しているわけではないんですね。 だから警察なんかの取り調べで、髪の毛の一本から、その髪の毛の持ち主の血液型が分かったりするわけです。 つまり、「血液型物質」は体全体にまんべんなく存在している、と考えた方が良い、ということなんですね。 そして、この「体全体に存在している物質が、特定の最近やウィルスなどとの結合のしやすさに、違いがある」ということなわけです。 腸の中の細胞が、コレラやペストなどの細菌と結びつきやすい質であるかどうか? という事が、「血液型物質」で明示的にわかるようになってきた、ということなんですね。 で、二番目は、 ●血液型は生きている途中で変わることがある。 という話ですね。 ただしこれは、ちょっとウソがあって、「骨髄移植をしたら血液型が変わることがある」という事と、「乳児の血液検査では抗体が弱く、正確な反応が出ず、まちがった血液型と判定されることがある」という二つの要因で「変わる」んです。 まぁ赤ちゃんの「検査の誤報」は、そういうこともあるか、とは思いますが、骨髄移植での血液型のチェンジは、けっこう衝撃的でした。「そんなこと、あるんや!」とびっくりしましたから。 実際、タレントの吉井怜さんが2001年母親からの骨髄移植を受けて、A型からO型へと血液型が変わっています。 この血液型の変更で、果たして性格が変わるのかどうか、吉井さん自身がインタビューなどで「ちょっとのんびりやになったかもしれません」というような発言をされていたのをテレビ等で見たことはありますが、実際に性格が変わるのかどうかは不明ですね。 でも、これはかなり興味深い出来事だと思っています。 (血液型と性格の問題を解明するのに、とても重要な要素なのではないか? と思います。) そして三番目は、 ●ABO式血液型にもバリエーションがある。 ということですね。 これ、まず最初に言っておかねばならないのが「血液型」というのは、別に「ABO式」だけがあるのではなくて、血液の特質を調べるための手法はとてもたくさんあるようで、その中で「ABO式」が一般的に有名だ、というに過ぎないのです。 よく聞くのはRHの分類でしょうけれど、これは+と−がありますね。 その他にも検査方法の違いで何種類も分類方法はあるそうです。 何よりABO式血液型も、イギリスでは検査方法が異なり、A型で2種、B型で2種だったかな? 小分類が入っているそうです。 このあたりは知識がないのでちゃんと説明できません。申し訳ない。 またAB型も、精密に検査をしていくと、AB型の人のほとんどは「両手」の話で、右手にA型、左手にB型を持っていて、子供にはどちらかしか渡せない人がほとんどなのですが、まれに左右の手にA型とB型の両方を持っている人がいるらしいです。 このタイプの人の場合は、たとえO型と結婚しても子供にAB型が生まれるそうですので、「O型とAB型の間に実子関係はない」という大原則が否定される、ということになるわけですが、まぁこれは「例外」ということでお許しください。 ということで、これらの話を見て行けば、血液型も実際には多種多様で、そもそも「血液型が特定されれば性格も自動的に確定される」というような機械的な話ではないことは、分かっていただけると思います。 人間の体というのは、そもそも個人個人で違いが明確に存在するものだ、というのは、これでよく分かると思います。でも、だからこそ「一般的」で「多くの人が共有できる」部分は、明らかにして、人間理解の一助にした方が良いのではないかなぁ、というのが僕の思いなのです。 ということで、今日のメルマガはここまで。 明日もまた血液型の話を書くと思います。 ではでは。 --------------[KID'S SIGNAL No.805 -了-]--------------- ====過去記事一覧==== https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/index.htm ==過去連載記事などのまとめ== ●文具関連名著42冊のうちのベストテン ●角二の封筒とファイルエクスプローラ。書類管理の基本はこれだ! ●「Stationery Book 42」ブックレビュー https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/hukuro_file.html" ●あっと驚くブラインドタッチの秘密 ●ブラインドタッチ練習ソフト「WEEK」とは何か? https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/blindtouch.html ------------------------------------------------ 僕のメルマガを面白いと感じてくださったら、 おともだちにメルマガ登録をおすすめください。 よろしくお願いします! ●無料メールマガジン[KIDS SIGNAL]読者登録フォーム https://www.itm-asp.com/form/?810 メルマガ・ブログの内容を紹介したい方は、以下のページが便利です。 ●メルマガ:KID'S SIGNAL & ブログ:コトノハコトバ 記事サンプルとメルマガ登録ボタンのページ http://www.kidashigeo.com/kotonohaselect.htm いつもお読みいただきありがとうございます。 木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com

バックナンバー一覧に戻る