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料理苦手な人が「シンプル・カンタン」に問題解決できる本を発見しました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第864号●2023年12月25日(月)
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読者さん、こんにちは。
今日は、ちょっとめずらしい種類の書籍を紹介したいと思います。
その本は、

●虚無レシピ 単行本(ソフトカバー) - 2023/9/7 リュウジ (著)
https://amzn.to/477mhSd

です。

料理の話なぞ、いままでほとんどしてなかったので、「なんで?」と思われる方も多いと思いますが、なんというか僕は「シンプル・カンタンな方法で、大きな問題を根本から解決してしまう」というような事柄やテーマがとても好きなのです。

日本語入力におけるブラインドタッチの問題にしても、それがひとつにはあるし、無地のメモ用紙をメインにした情報管理にしても同じことなんですね。

で、この本は、そういうテーマで考えると、かなり僕の気にしている「カンタン・シンプル手法で根本解決」に近いものを提供してくれていると思うのです。

そもそも「虚無レシピ」とは何か? 著者のリュウジとは誰か? というところから話をしないといけないのですが、リュウジという人は料理研究家でYoutuberの人なんですね。そして、「できるだけカンタン・シンプルな料理」の作り方を、ずっとYoutubeで紹介し続けてくれている人気の人、なんです。

チャンネル登録者数が400万人と言いますから、江頭2:50分とか中田敦彦とか、そういう芸能人チャンネルと肩を並べる人気者、有名人ということになります。
実際、これまでにも料理のレシピ本は何冊か出されていますし、それぞれに良く売れているようです。(僕は買ってませんが。)

ただ、そういう一般的な料理レシピとは一線を画しているのが「虚無レシピ」でして、とにかく徹底した手抜き。ほんとうにごはんや麺類などに最低限の調味料だけでおいしくしてしまう、というようなメニューなわけです。

僕は前からリュウジさんのそういう動画はちょくちょく見てましたから、おもしろいなとは思っていたのですが、本当に時たま参考にする程度で、しっかりとフォローしているわけでもなかったわけです。

ただ、うちの家の場合、朝ごはんはうちの奥さんが作ってくれて、夜ごはんは僕が用意するという形が基本なので、お昼ご飯は、僕ひとりが家にいて、自分で自分のメシを作るということになり、あまり手間暇かけて作る気にもなれないので、この本があれば参考になるかな? と思って買ってみただけなんですね。

で、買ってみて中身を見たら、もう、超おどろきでした。

まずそもそもレシピの数が131種類と半端ない。ものすごい数があります。しかもその全てが超手抜きメニュー。
アマゾンの書籍紹介のところに具体的なメニュー紹介が載ってたので転載すると、

●具なしでバカウマ。最短最速「虚無油そば」
●ケチャップだけなのにマジでナポリタン「虚無リタン」
●極限まで削ぎ落としたら、至高を超えました「虚無ボナーラ」
●料理研究家が出す飯じゃねえ。でもこういうのでいいんだよ「虚無ご飯」
●調味料ぶちこむだけ。具なしでこのコクはやべえ。「虚無カレー」
●米と卵だけで、まるで高級海鮮炒飯の味「虚無炒飯」
● 卵も玉ねぎもパン粉も使わない「虚無バーグ」
●八宝菜ならぬ一宝菜「虚無宝菜」
●市販のソース買うのがバカらしくなる「虚無トマトパスタ」

というようなものなんですね。
もう本当に金も時間もスキルもなくても、誰にでもウマイものが作れるだろうというような究極の手抜き料理「だけ」が山盛り紹介されているのです。

しかもジャンルが、「ごはん&丼」「麺類」「おかず」「副菜」「おつまみ」「鍋&スープ」「スイーツ」と幅広く、それぞれのジャンルごとに10メニューくらいはレシピが掲載されてるわけです。

しかも、全頁がカラー! しかも、QRコードが全メニュー中8割以上には掲載されていて、実際の作り方動画を、スマホですぐに確認できるようになってるわけです。

で、どのメニューも、ほぼ数分で完成するような超シンプルレシピなんです。

これねぇ、ほんとうに全然料理をしないような人に、ものすごくお勧めだなぁと思うんですよ。
僕の友人の中にも独身で外食ばかりする奴だとか、料理にチャレンジしてみたけど、一回作って失敗して以来、もう何も作ってない奴とか、いーーっぱいいるわけです。

でも、そういう人でも、これなら作れるし、でもって多分うまい。(いくつかのメニューは僕も作ってるので)

だから、ほんと、料理をしない人は、この本を買って料理に目覚めてほしいなぁと思うわけです。
まぁもちろん、ずっと外食とかでも別に良いんだけど、自分で作れるメニューがこれだけあれば、まぁずっと作り続けられるよね、って思うんです。

料理が苦手な男女の、食生活充実スキルの方策開拓のひとつとして、これはかなり重要な本だぞって思う。

そういう意味でちょっと紹介したくなったんですね。

ぜひ、この本を手に取って(本のサイズがまた小さい。よくあるムック形式の大きいサイズの本じゃない、というところもスゴク良いです。)、時たまパラパラとながめて、「あ、これ作ってみたいな」と感じたらチャレンジしてみてほしいと思います。

たぶん、きっとおいしくて、「また作ろう」ってなると思うし。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.864 -了-]---------------


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