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紙のサイズと活用サイクルについて、いろいろと実感しています。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第868号●2023年12月29日(金)
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読者さん、こんにちは。
最近、A4用紙を使って、今後の計画だとか、実行すべき内容だとか、自分自身の内面整理だとか、「整理するのに項目が多くてうまくまとまらない」事柄を書きつけています。
ただ、こういう項目が多岐におよぶテーマというのは短期間で整理するというのがかなりしんどいんですね。
コンサルティング業界でよく使われる思考法の一つに、MECE(ミーシーと発音されたりするようです)というのがあります。
これは、「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の略らしいんですが、ま、「モレなくダブりなく」と訳されていて、この訳語で充分説明できてるかな? と思います。
で、何かを自分で計画するとか、しっかり考えるとかする時には、どうしてもMECEを考えないといけないと思ってしまうんです。
いや、実際にはすべてを「モレなく、ダブりなく」考えるというのはけっこう難しくて、たとえばマインドマッピングとかしても、中心のテーマから外れたところばかりが大きく膨らんだりするのは日常茶飯事なのですが、それでもできるだけMECEで考えないと、同じことをぐるぐると何度も考えてしまって、無駄であることはなはだしいわけです。
なので、いつも使っているスマホサイズメモやB6ノートとは別にA4、A3、A2の用紙を用意して、いま自分の考えていること、実施しようとしていることなどの整理をはじめてるわけなんです。
でもこれが本当に時間がかかるんですよねぇ。
書いては書き直し、書き写し、整理しなおして、また読み返すと「ヌケ」があったりする。
で、やはりこういうことは、用紙サイズが大きくなればなるほど要素も増えていくので作業すること自体もおっくうになるし、自分の内面をじっくりと探るためにも時間がかかるようになっています。
で、この12月の6日に「A4コピー用紙をノートとして使う決定版バインダーを見つけた」という話を書きましたけど、あれからあと、このバインダーを開いた回数というのが無茶苦茶に少ないんです。
あれこれと、考えるでもなく読書したり、今後のことを夢想したりしているうちに、ふと気になってバインダーを開く、という感じで、なかなか再読自体をしてないんですね。
で、再読をしてみても、小さいメモなどを読み返した時のように、その場でハッと思い付きが生まれたりとか、そういうことも少ないんです。
これ、なぜかというと、書いてある内容が抽象的だったり、項目の幅は広すぎたりで、「欠けている要素が何か?」が見えにくいからなんです。
「あー、大きい紙に自分の考えを整理してまとめていくというのは、やっぱり抽象度が高いから時間がかかるんだなぁ」
と、しみじみと思います。
ということで、今日のメルマガの内容は本当に具体性がなくて申し訳ないんですけど、これで終わりです。
これ以上の事を具体的に書けないんだよなぁ。
いろいろ思うことはあるんですが。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.868 -了-]---------------