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この世で最もクリエイティブである「A4行動計画」を、クリップボードにはさんで、机の前にぶら下げることにしました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第889号●2024年1月21日(日)
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読者さん、こんにちは。

えー、まえまえから書いている「A4コピー用紙を使った行動計画」について、その続きの話を書こうと思います。

A4コピー用紙というのは、

1.面積がそれなりに広い
2.コストのもっとも安い「白紙」である

という2点から、思いつくままに予定や計画、思い付きなどを、どんどんと書きつけていくのに適した「用紙」なんですね。

500枚でせいぜい300円程度ですから、1枚0.6円。ほんとうに気兼ねなく、どんどん使っていけます。

ブログでも、このメルマガでも、もう何度も書いてますから「耳にタコ」「もうええて」と思う人も多いと思いますが、こういう「どんどん発想を書いていく」ということを、

●下書きのようなことなんだからミスコピー用紙を使おう

と否定するよう考え方を、僕はずっと徹底的に、厳しく厳しく批判してます。
もう、本当にコテンパンに叩きのめしたいとすら思っております。

そもそも、ミスコピー用紙は「ミス」なのですから、存在していること自体が「間違い」です。ミスコピー用紙は即座に捨てることが最も正しいのであって、ミスコピー用紙の再利用を考えるヒマがあったら、なぜそんな「ミス」が発生したのかを、厳しく自分に問いかけるべきなんです。

自分にミスを言い聞かせるためにも「ミスコピー用紙」はどんなに大量に発生したとしても、発生したその瞬間にゴミ箱に捨てなければなりません。なぜなら、それは「ミス」だからです。「ミス」は捨てる以外に使いみちはないのです。

逆にまっさらなA4コピー用紙にアイディアや思い付きや発想を「下書き」していくことは、まさに真の意味で「いままで存在していなかったアイディアをこの世に登場させる」という世界でもっとも崇高な使い方をしているのですから、これほど「紙を有効に使っている」ことは他にあるわけがないのです。

どんどん、どんどん、A4コピー用紙に、自分の頭の中で起こっていることを文字でも絵でも、なんでもいいから形にして書いていきましょう。

「ああ、これは違うな」と感じたら、手にしたペンでぐしゃぐしゃと消してしまえば良いです。それは「ミス」ではありません。より良いチョイスを行うための「過程」であって、その「ぐしゃぐしゃ」もまた、発想の道筋の必要な通路だったのです。そのぐしゃぐしゃもまた「自分の想い」であることを正しく認めましょう。

まっさらで真っ白なA4コピー用紙に、自分の想いやアイディア、計画などなどを、文字サイズも一行の歪み等も一切考えず、真に自由に書きつけていくということこそ、この世で最も素晴らしくて最上級にクリエイティブな、紙の使い方なのだ! と真実を把握してもらいたいものだと思っています。

「ミスコピー用紙の裏を使おう」なんていう考え方は、自分の発想をゴミ以下と無意識に刷り込んでしまうような、おろかな行為だと思うので、絶対にやってはいけないと、僕は考えています。

で、こういう「発想のかたまり」である行動計画は、ながめているだけで次の行動や発想が生まれてきたりしますから、ずっと眺め続けることが大切なんじゃないかな? と思い至ったわけですね。

また、「やりたいこと」が複数ある場合、人間には考えるためのキャパというのが、それほどたくさん空いているわけではないので、考えたことを計画とか「流れ」として掲げておけば、複数の予定を無理なく平行して取り組んでいけるんじゃないか? と考えているのです。

いや、考えた通りにうまく行くとは限らないんですけどね。
とんでもない落とし穴が待っているかもしれない。

でも、やってみないと分からないですもんね。
ということで、A4コピー用紙をクリップで挟んで、下敷きになるような板に留めておける「クリップボード」を何枚も机の前にぶら下げておこうと思います。

(実はいろいろ課題に取り組むうちに、いつのまにかクリップボードが何個も僕の部屋には転がっていたりするのです)

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.889 -了-]---------------


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