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あなたは、オリンピック選手より優れているかもしれませんよ。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第92号●
2016年8月12日(金)
(旧暦:文月10日)
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%name_sei%さん、お盆休みに突入しましたが、いかがお過ごしでしょう。
今日はお盆休み特別発行です。というのも、いまちょうどリオ・オリンピックで日本が金メダルを大量獲得しているところだからです。
オリンピックで金メダルを取る選手たちは、金メダルを目指して体調を整え、その高みに到達できるように、数年前からすべての環境を整えていきます。
世界一に到達するには、それだけの慎重さが必要なのかもしれません。
しかし、金メダルを取った選手が長く世界一を保てることはまれです。数年で引退を余儀なくされるなど、「体力」にどうしても左右されてしまうのですね。
こういう話を聞くと、「ああ、世界一なんて遠い話だ、私には関係ない」と考えてしまうかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
とても大切な事実を、誰でもついつい忘れがちなのですが、「私が私であること」というのは、つねに世界でたった一つの事です。
つまり、どんな人間であれ、その人らしさがあふれていれば、それはそのまま素直に「世界一だ」ということなんです。
人類最速の男と言われている短距離走者、ウザイン・ボルトも同じ事を言っています。彼は、同じ競技の後輩へのアドバイスに「早く走ろうと思うな。お前自身の走りをしろ」と伝えているのです。
自分の走りをすること。
これこそが、真のベストパフォーマンスを長く続ける、最大の秘密なのです。
何より人間は最上のパフォーマンスを出せるのはもっともリラックスしている時だと言われます。
であるなら、あまり緊張しないこと、結果や数値を気にしないことが大切。
ましてや、最上の結果を、継続的に出し続けていかなければならないビジネスの世界においては、環境要因に気を配る事より、まず自分がリラックスして「いつもの自分のベストパフォーマンスを維持し続けること」こそが、優先すべき課題になるはずです。
実は広告や販売促進などのマーケティングの方針を決めたり、パンフレットのコンセプト設定をしたりする場合も同じ発想が必要になってきます。
対象となる製品やサービス、あるいは、その企業自身が持つ「ふだんのベストパフォーマンス」をこそ、分かりやすい一言にまとめて伝えきる工夫が大事になってくるのです。
たとえばWEBでのマーケティングアプローチなら、「とにかく作って、どんどん手直しを繰り返す」という事が大切になってきますが、印刷物を制作する場合はそういうわけにはいきません。なぜなら、そう簡単に刷り直しができないからです。
いきおい、その企業らしさや、製品独自の良さ、何年たっても変わらない、その商品・サービスらしさにフォーカスした、「唯一無二」の特長のみを印象的にドラマティックに表現する手法が重要になってくるのです。
実際、そうやって制作したパンフレットの多くは、ものによっては、10年以上、長期的に継続利用いただいているものが数多くあります。
お付き合いしている企業様に新人の担当者が入社されて、打合せをしている際に、資料として手渡されたパンフレットが、昔私が作ったものだったということも何度もあります。
その会社らしさ。
その製品らしさ。
そのサービスらしさ。
を、本当に伝えきるためには、その対象にしかない唯一無二、世界にたったひとつの魅力を引き出す必要があります。
そして、それさえ見つかれば、そのマーケティングアプローチは、10年と言わず、長く活用することができるものなのです。
実際、私もBtoB広告賞の金賞をいただきましたが、これはオリンピックの金メダルのように「狙って獲った」ものではありません。
お客さまのユニークな特長にずっとフォーカスし続け、継続的にアピールできる「パンフレット」というツールに整えようとし続けた、「ふだんの力」を評価いただいた、という事に過ぎません。
私が私の仕事をすること。
自分の走りをすること。
それだけが、金という結果につながっていくのです。
そして、たぶん、あなたの企業、サービス、商品にも、世界にひとつしかない、ユニークな魅力が眠っているはずです。
僕の唯一無二の個性は、そういうあなたの世界一をなんとか見つけ出すことだと思います。
自分の良さをどう形にすればよいのか、もしその必要を感じておられるなら、ぜひ私に声をおかけください。
きっとあなたはオリンピック選手よりすばらしい。
なんらかのお手伝いができるかもしれません。
ということで、今回はオリンピック特別配信号でした。
ではまた次回。
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