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図書館を何度も使っていると、返却の仕方も大きく変わってくるのです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1155号●2024年10月15日(火)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、図書館の書籍には「書き込み」ができないから、ポストイットなどの付箋紙に「抜き書き」をしている、という話をしました。
そして、図書館の書籍だけではなく、購入した書籍も直接書き込みをせず、「ポストイット抜き書き」をするようになってしまった、という意外な展開を紹介しました。
で、今日はその続き。
実は、図書館に毎週通うようになってから、いろいろと考え方が変わってきたんですね。
そもそもなぜ毎週通うようになったかというと、一度にたくさん借りても、読めないし、車で10分という近場にあって、少し大きいスーパーも近いから、何かの買い出しついでに「通う」ことにした、ということなわけです。
で、
●毎週通う
と、決めてしまうと、図書館の使い方自体も、けっこう変わってくるんですね。
これは昨日も書きましたが、まず、とにかく何冊もたくさん借りたりしなくなりました。
1冊借りて、返却期限の2週間以内に読めばいい、と割り切るようになったんです。
読みたい本、読まないといけない本は山のように積読(つんどく)になっているのだし、とにかく「読む」ことを優先して1冊に集中しようと考えるようになったわけです。
こうすると、ほんとうに毎日コツコツとでも読むようになりますし、とにかく「返却期限までに読了しよう」という気持ちになりますので、読書にいきおいが付いてくるんです。
電子書籍のKindleの方は、「連続読書日数」とか「連続読書週数」とかを表示してくれる機能がありまして、この機能のおかげで、とにかく毎日読書をする習慣がつくようになってるんですが、その「継続」の習慣を物理的な「紙の本」にも応用しようという考えもあって、この「毎週図書館」をやってるところも大きいのですが、この二つの「継続習慣」のおかげで電子と紙の両方を同時並行して、つねに2~4冊は読み進めている状況になってるんですね。
なので、「紙を読んだら電子も」「電子を読んだら紙も」という読書モードが相互に影響しあってくるようになったんです。
●電子は読書記録、紙は毎週図書館
が、継続のポイントであり、いきおいをつける良い刺激策になっているわけです。
で、この「毎週図書館」をしていると、毎週図書を返却しにいくわけですが、先日たまたま風邪をひいて、期日までにキチンと読み終えられなかったんですね。
で、貸出の期間延長をすることもできたのですが、病み上がりということもあって、「まぁいいや、途中だけど返してしまおう」と割り切ったんです。
風邪でゴホゴホ言ってるのに、無理して読んでも頭に入らないよな、という気持ちになったものですから。
で、「途中だけど返す」と決めてみると、そのとたんに、すごいことに気づいたんですね。
「あれ? これ、図書館を自分の本棚にしてるのと同じことと違うん?」
そういうことなんです。ここに気づいたわけです。
図書館にある本は、返却すればそこにある、ということは分かっているわけです。
もちろん、読みたいと思ってる本をどなたか別の人が借りてしまうこともありますが、まぁそういうことを除けば、おおむねいつでも自分が読みたい時に続きを読むために借りることもできるわけです。
もともと、図書館はお金もかかりませんし、何も無理して自宅に書籍を置いて、他の本を取り出すのに邪魔になるようなことをしなくてもいいじゃないかと。
図書館の本棚を自分の本棚と思って、自由に置いたり出したりすればいいんだ。
そういう考えが生まれてきたわけです。
いちおう抜き書きなどもしていますので、どこまで読んだかは記帳してありますし、実際何の問題もないわけです。
「ああ、これはなかなか面白い考え方だぞ」
と、最近では考えているのです。
ということで、今回のお話は、「毎週図書館」で、図書館の本棚を自分の本棚に変えることができるよ、というお話でした。
ではでは、明日またお話をいたしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1155-了-]---------------