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最近はやたらと、「スマホサイズ」のメモ帳の使用頻度が上がってきております。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1182号●2024年11月11日(月)
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読者さん、こんにちは。
少し前にも書きましたが、僕が普段よく使っているのは、裁断してくれる用紙屋さんに発注して作った、無地のバインダー式メモ帳である、

●ツイストノート:メモサイズ(無地)

なわけです。
ツイストノート:メモサイズ自体は市販されてますが、市販のリーフは僕の大嫌いな方眼罫なので、いまやもう、どうしても使う気になれないのですね。
先日もたまたま、昔書いたメモの整理をしていて、この方眼罫のメモが出てきて、かなりイラっとしました。

実際、無地のメモだと、ほんとうに写真であるとか、先日もご紹介したポストイットアプリであるとか、デジタル化してデータを活用するのにとても便利で、無地になれてしまうと、とてもじゃないですが方眼罫にしたいとは微塵も思わないんです。

特に最近は、何か書きたいと思った時に、メインノートであるB6サイズのツイストノートを開くより、このスマホサイズの「ツイストノート:メモサイズ(無地)」を開くことが増えてきて、肝心のメインノートの使用頻度が減ってしまっているくらいなんです。

「ツイストノート:メモサイズ」は、幅71×長さ120mmという、昔ながらの5×3インチカードに近いサイズ、現代で言えば小さ目のスマホのサイズのメモ帳ですので、気軽にポケットに入れて持ち歩けますし、ほんとうに機動力が抜群なんですね。

で、こういうメモというのは、「とりあえず大事なことだけメモっておこう」とポイントだけを書き込んだりすることも多くて、たとえば電話番号なら、番号だけをメモったり、で、その時の相手の名前は漢字ではなくカタカナだったりもしますし、ネットの情報だったら、面白い記事が載っていたサイト名と記事のタイトルの一部だけをメモしてたりと、「不完全」な形でメモを取ることも多いわけです。

で、通常なら、そういう情報の単片のような事柄も、メモ帳をめくっていけば「ああ、これだこれだ」と思い出すこともできて、プリミティブな「メモをとること」の一番の骨格が、この手の小さなメモには宿っているように思います。

で、そういう不完全な単片を、ひとまとまりの束として、持ち歩くことができるところが、このメモ帳の良いところなんですが、このメモ帳は「バインダー形式」になっているところもメリットのかなり大きなところでありまして、8穴のメモサイズメのバインダーからスマホメモを取り外して、B6サイズのメインノートにバインドすることができるというのも、もう一つのメリットだよなぁとしみじみ思っています。

最近で言うとメインノートの中に「読書リスト」と銘打ってある読書のためのページが作ってありまして、各種の読書メモ(書籍からの抜き書きやアイディアメモ)もこの「読書リスト」のところにはさみこんであったりします。

そのほかにも何か所か、メインノートの中には「メモサイズ」のリーフを挟み込める場所が用意してあるので、そこにこのメモサイズの用紙をはさみこむと、自動的に分類作業ができてしまうので、とても楽しいノートづくりが、簡単手軽にできてありがたいわけです。

このメインのノートとメモ帳とが連動できるという部分は、ほんとうに便利で、ノート活用がとても柔軟になっているなぁと日々自分で感心してしまっているくらいです。

で、これだけでも利便性はとんでもなく高いのですが、最近あらためて「便利だなぁ」と思っているのは、スマホサイズのメモ帳をバインダー形式で管理できるということは、この取り回しの良いメモ帳のリーフを、

●1枚単体で使うこともできる

ということだと気づいた点です。

ちょっと気になったことをメモしたら、それをバインダーを閉じてしまいこむのではなく、バインダーからリーフ一枚だけを外して、机の上にポンと置いておいたり、あるいは、机の前にかけてあるホワイトボードにマグネットで貼り付けたりもできる、これがこのメモサイズのメモ帳の良いところなわけです。

この一枚だけポンと表示させる、というのは、最近よく言っている「掲示する」という紙ならではの特質を活かした使い方で、この利便性を活かさない手はないよなぁとつくづく思うのです。

とにかく忘れがちな事柄も、言葉にしてメモの形にととのえたら、どこにでも掲示できるのだ、と思うと、ほんとうにこのメモ帳一冊が頼りになるなぁと実感するんですね。

なので、最近は、どんどんメモ帳ばかりを使っていて、どんどんメインノートの使用頻度が下がってしまっているんです。
なんだか、最近は出先に持って行くのも「メモサイズ」だけでいいんじゃないか? とすら思うようになっていて、ちょっと頼り過ぎなんじゃないの?と思ったりもしています。

ということで、きょうは僕の最近の紙のノート事情についてお話しました。
では、また明日。よろしくお願いします。


--------------[KID'S SIGNAL No.1182 -了- ]---------------


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