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A4コピー用紙を普段のメモに使い始めて、「ノート」が基本的に「下書き」になりつつあります。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1272号●2025年2月9日(日)
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読者さん、こんにちは。
さて、今日も「A4-8mm」リーフの話。例のごとく、これです。

●A4マイナス8mmリーフ
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/a4minus8.jpg

A4コピー用紙を使う事のかなり大きい部分が

●無地用紙でもっとも単価が安い

なんですね。

だいたいA4コピー用紙、ひと包500枚で300円程度でしょうか? たぶん、これより安い「用紙」はないと思う。
なので、前から「アイディア出し」に関しては、A4コピー用紙を積極的に使っていたわけです。

仕事の上でキャッチフレーズをひねり出すにしても、広告のビジュアルを考えるにしても、とにかくA4コピー用紙を何枚か、プリンタのそばにストックしてあるストッカーから持ち出してきて、ガーっと書く。

何枚書くか分からないし、とにかくどんどん書いていくわけです。
そういうことにA4コピー用紙を使っておりました。
で、そういう使い方をする人は、どうやらけっこうな数おられるらしいんです。

ま、ここまでは普通の話。
で、僕が知っている話だと、A4コピー用紙をピッタリ入れられるストック箱のようなものをわざわざ特注して、ここに500枚を入れて、そのストック箱を仕事場の打ち合わせ机の真ん中に置いている、という人がいました。

ああ、なるほどなぁと。
打ち合わせをしている時にちょっと思いつきを形にするのに、コピー用紙を取り出して、ちゃちゃっと「書く/描く」わけかと。

面白いとは思ったんですけど、そういうことをすると、「下書き」的なものがものすごく増えてしまうんですね。
3枚くらいガガガガガっと書くと、まず2枚半は単なる下書きで「廃棄」するためのものになってしまう。

「使えるネタ」も、最後の1枚の3分の2くらいのところに、意外に小さく書いて「これで良し!」となることも多いわけです。
なら、その「下書き」をメインのノートとか、もっと後々の保管・管理まで整っているシステムに

●書き写す

ほうが良いわけです。
書き写すというか、「清書」ですね。

なんか、そうなってしまう。

つまり「捨てる用紙」になることが多いので、A4コピー用紙を使う、というわけなんですけど、いざこの「A4-8mm」リーフを使うようになったら、この「アイディア出しにA4コピー用紙を使う」というスタイル自体に、けっこう問題があったと気づいてきたんですね。

それは何かと言うと、

●しっかり時間をとってからでないとアイディア出ししない

ということです。

そもそも「捨てる」ことが前提になっているし、最後は「書き写し」か「清書」するしかないから、

●わざわざ「アイディア出し」の時間を取った時

にしか、アイディアを考えるということをしてなかったわけです。
でも、この「A4-8mm」リーフを使いだしてからは、とにかくA5のバインダーに半分折りにした「A4コピー用紙」が挟まってますし、実は机の上にもA4コピー用紙を置いていて、思いついたらとにかくメモ(というかアイディア出し)をするようになってきたわけです。

A4コピー用紙を取り出して、とにかく最初に半分に折って、「穴あけ+カッティング」用の左右8mmくらいずつには何も書かずに、空き空間を作って、「ちょっと考えてみる」というのをやるようになってきたわけです。

一気にガガガガガガーとではなく、「ちょっと考えてみる」なんですね。なので、アイディアの突き詰め方はゆるいし、気合いも入ってないんですけど「なんかこんな感じかなー」というくらいのノリで、ちょっとメモしてみる。

で、それはナナメクリみたいなA4専用のバインダーに入れることもありますが、まぁたいていは穴をあけ、不要部分をカットしてバインダーに保管しておくわけです。
で、時たまその「書きかけの下書き」を見て、また書き加えたりする。

なんかいまは、そういうゆるーい感じでノートを使ってるんですね。
バインダーノートの形式だと、「使えなかったアイディア」とかはすぐに捨てられるし、日々の記録(ハビットトラッカーとか)は、このバインダーでやっているんで、パラパラを見直す時に、そういう「書きかけの下書き」が目に入るので、これが継続的に考えてみる、というスタイルに合致するんですねぇ。

なので、いまのぼくのメインノートは、他人が見たら何が書いてあるのか分からないようなキーワードと図形と矢印だけの、変なメモが何枚もバインドされていたりするんですけど、自分としては「考えの過程」をずっと把握しておけるので、気持ち的にラクなんですよ。

ガガガガガーっと「詰めて」考えるんじゃなく、合間合間のちょっとした時間を利用して、考えないといけないことをずーっと考えている、という感じでしょうか。

これが良いのか悪いのかも良く分かりませんが、いまのところはけっこう気に入って続けられております。

ということで、今日のメルマガはA4コピー用紙をノートに使う実態のご報告でした。
ではではまた明日もいろいろお話したいと思います。


--------------[KID'S SIGNAL No.1272 -了- ]---------------


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