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今日はめずらしく、「綴じノート&横罫」のノートを最大限に活用する方法についてお話ししたいと思います。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1484号●2025年9月9日(火)
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読者さん、こんにちは。

数日前に、水性ボールペンであるサラサクリップの「0.7mm 5色セット」を購入した話をしました。

●サラサクリップ 5色セット
https://amzn.to/3JR6xN7

この商品を買おうと思ったのは、前に紹介したように、

●水性顔料インクのマーカーは「裏抜け」「裏写り」しにくい

という話を知ったからでした。

「文庫本ノート内の雑多なメモの色分類」に使おうと思ったんですね。
「裏抜け」「裏写り」がないというのは、ノートに好きなようにカラーのペンでいろいろと書き込みができますから、まずその段階で、「再読」しての再書き込みなどには超便利です。

サラサクリップは「裏抜け」はまったくないし「裏写り」ですら、かなり少ない。それこそ後から注意書きなどを書き加えるのがやり放題になるわけです。
紙の裏面を気にせずに書けるというのは、ノートや手帳などでメモをするには最重要項目ですから。

で、ここでハタと気づいたのは、昔々、横罫の小さな綴じノートで、アイディアなどのメモを取っていた時の「ノウハウ」です。
横罫のあるノートだと、

●小口インデックス

という裏技が使えるのです。

小口というのは、背表紙の反対側、書籍やノートでページめくりをする、紙の束が集まってできた「面」のことです。
小口インデックスというのは、この小口にページを検索しやすいように、マークを付けることを言いまして、分かりやすいのは辞書の「あいうえお」で分けられている印のことです。

この「小口インデックス」の考え方を、応用すると、横罫のノートの場合、横罫をインデックスを付ける目印にして、ノートの中に書いた雑多なメモ内容を、テーマごとに一発で検索できるようにできるんですね。

具体的には、このイラストを見てください。

(1)まず、最終ページ(先頭ページでもかまいません)に、検索したいテーマページを設けます。
https://www.kirari.com/amz/note/index.jpg


(2)ノートを再読する際に、テーマ分類して、その位置の小口部分を塗りつぶす
https://www.kirari.com/amz/note/kinyurei.jpg
(この例では1ページ1テーマでノートを使っています。見開きで2テーマです。)

(3)テーマごとで検索する時は、ノートの小口を広げてインデックスからページを選ぶ
https://www.kirari.com/amz/note/siyourei.jpg


※イラスト(ページ写真)は、「100円ノートの『超』メモ術」
https://www.kirari.com/amz/note/
からの引用です。ご了承ください。

この「横罫ノートの罫線を利用した小口インデックス」という分類・検索手法は、僕の「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」でも紹介している書籍、

●100円ノートの『超』メモ術
https://amzn.to/42nkw3v

で紹介された手法で、僕の知る限りノート活用術で最上の検索手法だと思います。

ただ、この「小口インデックス」の手法を考え出された中公竹義さんは、黒ペン一色で活用されることを前提に考案されていて、便利は便利なんですけど、「直観的にわかるか?」というと、いちいち最終ページの目次を見ないとテーマが分からないわけです。

でも、この「小口インデックス」での検索手法を、サラサクリップを使って「色分類」まで導入すれば、かなり便利になるぞ、と思っているんですね。

少なくとも、「綴じノート」で、「横罫ノート」を使っているなら、今日からでも、すぐに使える手法です。
で、中公竹義さんはせいぜい40ページくらいの薄手のノートを前提に活用方法を構築されていて、何冊もノートを書きつぶして、それを合本する形で使うと良い、ということを書かれているわけですが、僕は最初から80枚160ページくらいはある、厚手のノートでやったほうが、この小口インデックスは本領を発揮するだろうなと思うわけです。

実際、今年の初めから、今現在の9月まで9か月くらい、この無印良品「文庫本ノート」(全144枚:288ページ)を使ってますが、現在166ページ目で、そのくらい書き溜めると、ほんとうにこういう分類手法・検索手法が必要になってきて、「小口インデックス」の存在意義が明確になって使う意味が出てくると思うわけです。

ということで、サラサクリップ+横罫ノートによる「カラフル小口インデックス」に関しては、横罫ノートを使っている人なら、いますぐ使える手法なので、ぜひご活用ください。

僕の場合は「無地」のノートですので、ちょっと工夫が必要なんですけど、それも思いついてることがあるので、試してからまたメルマガに書きたいと思います。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1484 -了- ]---------------
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