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長文の執筆には向かないiPadも、「なんとか使えるかもしれない」という希望が、アプリ探しの中から見えてきました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1505号●2025年9月30日(火)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、「iPad、なんとか執筆環境になるかも」という話を途中までやりました。
いろいろ手当すればなんとかなる、という話で、そのいろいろのうち、

1.キーボード

について書いたわけです。

で、、今日は2つ目の「手当」で、

2.ソフト

について書いてみたいと思います。

前々から書いているように、iPadというかiPhoneを含めたAppleの環境というのは、ライターにとっては、かなりチープなわけです。
それでも、iPhoneでなんとか文章書きをしたいなぁと思って、いろいろエディターを探した結果、

●LiquidLogic
https://www.megasoft.co.jp/liquidlogic/

という、なかなか筋の良いアプリを見つけまして、おおむねiPhone環境での文章書きに関しては、このアプリでやってたわけです。

ただこれも、このメルマガのような短めの長さの原稿を書くには良いのですが、少し長くなってしまうと、画面スクロールを頻繁に行わなくてはならず、あまり現実的なツールでもないわけです。

で、娘の塾での勉強につきあって、おでかけすると、数時間、塾の近くで滞在するしかなくなってきて、しっかりと長文が書ける環境が欲しくなってきたわけです。

で、調べていった結果、

●Microsoft Word
●Ulysses

という二つのアプリが実用上「使えそう」なツールとして候補に挙がってきたわけです。

ツールの仕様としては、Wordの方が優れていると思うんですね。ほんとうの意味で長文を書く人間のニーズを満たしていると思う。
ただ、階層の指定の仕方が面倒であったり、思い通りの入力環境にしようとしたら、けっこう細かいオプションをいろいろと触らないといけないわけです。

「んー、悪くないけどなぁ。他に何かないかな?」

と思って試しにインストールしてみたら、けっこう使えそうだぞということになったのが、ふたつめに紹介した

●Ulysses

だったんですね。
これはアウトライン編集という考え方には立っておらず、あくまで「マークダウン記法」にそったテキストをしっかりしたレイアウトで「見たまま入力・編集」ができるアプリというものなんですね。

まぁマークダウンソフトとしては定番の機能をしっかり備えた良いアプリだとは思ったのですが、いかんせんマークダウン記法に対応しているアプリは「印刷した時にどう見えるか」にばかり意識が行っていて、あまり「階層構造をどう構築するか?」というところには頭が働いていない感じなんですよね。

なので、せっかく階層ごとの「見出し行一覧」というウィンドは開くのに、その「見出し一覧」の「折りたたみ」が出来ないという体たらくなわけです。
ま、あくまで「マークダウン記法に沿ってプリントイメージを確認しながら書くアプリ」なので、しょうがないんですけどね。

ただ、このアプリ、書いている最中の編集画面が、外付けのトラックパッド上のピンチ操作で「拡大・縮小表示」が自由自在なんですね。

多少見通しは悪いけれど、この自由なフォントサイズ、しかも書いている最中に指だけで必要なサイズにまでフォントを拡大・縮小できるので、たったこれだけのことで、文章書きがかなり楽になりそうだ、という予見のようなものを感じたんですね。

で、いま実際にちょこちょこ使い始めているのですが、「これは使えるんじゃないの?」という気持ちになってきているのです。

つまり1.のキーボードの選択と、2.の実用的なアプリの発見によって、なんとか長文編集をすることに、光明が差してきた、ということなんですね。

これはなかなか面白いアプローチだな、と思っております。
ということで、今日のメルマガはここまで。

●Microsoft Word
●Ulysses

というアプリの使い方に加えて、

3.AI活用によるコンバータ(変換ソフト)ーの導入

で、実用性が生まれてきたわけです。ということで、この話の続きは、また明日にでも。


--------------[KID'S SIGNAL No.1504 -了- ]---------------
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木田 茂夫 :kids@kidashigeo.com


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