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今日はなぜか、かな~りネタに困っています。どうしましょ?
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第873号●2024年1月5日(金)
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読者さん、こんにちは。
えー、いつも、ネタにはほとんど困らないのに、今日はどういうわけか、ものすごく困っています。
なぜなんですかね。
いろいろ書いたら面白い話とか、あるにはあるんですけど、まだ記事にできるほど、キチンと検証できてないとか、そういうのが多いかなぁ。
やっぱりある程度、僕自身が「そうだね、こうだよね」という納得がないと自信を持って書けないというのはありますね。
ということで、ちょっと、まだ未確定で、どうしたものかと悩み中の話を少し書いてみましょうか。
えーと、まずA4コピー用紙です。
最近、自分の内面にたまっているToDoをとにかくリストアップするとか、予定している計画の細目を書き上げるとか、とにかくそういうことをやろうとしていて、そのためには、ある程度広さのある用紙が欲しくて、A4コピー用紙を使ってるんですね。
とにかく未整理なことを未整理なまま書き出すというような作業には、このA4コピー用紙が便利で、たとえば、DIYで何かを作るというような時も、とにかくこんな感じのものを作ろうとかを、まずA4コピー用紙に書いてみたりするんです。
電気の配線なんかも、(本当は免許がないのにやったらダメなんですよ。まぁうちは奥さんが電気工事士の免許を持ってるので道具も揃ってるし便利なので、ついやってしまうんですが。)まず配線を考えるのに、A4用紙にバババババーっと書くことが多いんですね。
ブログで紹介している、「階段づくり」の話も、設計段階のところから、材料の寸法まで、とにかくA4コピー用紙になぐり書きをしまくってやっている感じなんですね。
(以下が記事ですけど、超長いです。ちょっと何回かに分けた方が良かったなあと思ってまして、そのうち分割する予定です。)
●「戸外に設置する、1m程度の段差を上り下りするための階段」を作っていきます。
https://kidscomp.exblog.jp/29944989/
とまぁ、とにかく「計画など予想の付きにくい事柄」に関してはA4コピー用紙を良く使うんですが、これのストックと分類というのがなかなか難しいんですね。
ある程度の量のある資料なら、角2(角型2号)の封筒に入れて、本棚で整理できるんですけど、A4コピー用紙に書きつけたことって、しばらく「ジャンル」すら形成しない、単独の1枚であったりするわけです。自立してくれないんですよね、もともと。
しかも、一枚単位のメモが複数枚テーマとして存在してたりする。
この、「複数管理する」っていうのが、なかなかに難しくて頭を悩ませているんですね。
とにかく思いついたら、すぐに書きつけてみて、それでしばらくほったらかしにして、その書きかけの用紙を見て、また何か思いついて書き加えて、とかやっていきたいんですけど、そういうA4コピー用紙が単品バラで何枚か発生しつつありまして、これに向いたツールというのが、ないんですよねぇ。
前に紹介したキングジムの「カキコ」と、コクヨの「クリップボードにもなるプリントファイル」を使ってるんですが、まぁそこそこ使えるけど、満足してるわけでもないわけです。
ファイリングしてしまうと、気軽に見るということがやりにくいのでいまいちなんだなぁ。
いま検討しているのは、A4コピー用紙を平置きにして分類するためのストッカー。
昔ながらのツールで言うなら「未決・既決ボックス」というのが、いちばん近いイメージなんですよね。
とにかく積み上げて、分類したいんです。
でも、よくある「未決・既決ボックス」だと一段が5cm以上はありますからねぇ。ちょっと大ざっぱすぎるのです。
一段が2cm以下のものが欲しいのですが、ないんですよねぇ。
というようなことで、みなさまに報告できるような話が何もありません。
こういう「整理できてない状態」ってけっこうイライラするし、そのせいでメルマガのネタもパッと思いつかないというのもあるかもしれません。
ということで、今日のメルマガはここまで。
中途半端な話だなぁと思いつつ、とにかく、ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.873 -了-]---------------
874 2024/1/6(土) //読者さん、すごく面白い名前の農産物直売所に、大きな変化があったのです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第874号●2024年1月6日(土)
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読者さん、こんにちは。
今日は少し用事があって車で40分ほどの奈良の街まで移動してきました。
その移動の道すがら、面白い無人販売所があるのです。
この販売所がなかなかに面白くて、いつも通るたびに、ついつい目で見てしまうのです。
というのは、普通の無料販売所と言えば、手作りの野菜などが無造作に置かれていて、料金を入れるカゴや箱があるだけ、と言うのがほとんどだと思うのです。
でもこの販売所は、珍しく、手書きではあるものの、お店の名前を看板として掲げているのです。
しかも、その名前がなんと「老婆の休日」というもので、車でその場を通り過ぎるたびに、つい目をやってクスリと笑ってしまうのです。
どんなオードリー・ヘップバーンがいるのか、一度はお邪魔してみたいと思っておりました。
が、今日通り過ぎた時にチラリと見ると、前は手書きだったお店の看板は、大きな「老婆の休日」と書かれた幟(のぼり)に目を奪われ確認する事ができなかったのです。
「えー!のぼり作ったんや!」
とビックリしてしまいました。
多分、「老婆の休日」と言う名前がいろんなところで話題になって、多くのお客さんが来られたのではないか? と、思われます。
なので、この名前の力を最大限に生かすために、わざわざ高いお金を出してまで、この「のぼり」を立てるということをされたのだと思います。
僕はここに、ネーミングの力と言う広告業界特有のスーパーパワーを見る思いがするのです。
言うのは、商品を印象づける大変強力な手段です。
一瞬で商品を覚えてもらい、なおかつ商品特徴がはっきりと分かり、なおかついちど見てみようと言うアテンションまで引き起こすことが可能になります。
実は、このアテンション(興味をひかせる)ことが出来れば、その後の購買など、次のアクションに向かわせるのが、かなり簡単になるのです。
本来は、このステップの越え方自体が大変難しいものなのです。
まず「見てみよう」と、興味を持っていただけるまでが広告における大きな山、「障害」だと言えるでしょう。
ちょっと皆さん思い出していただきたいのですが、ネットやスマホで無料サービスなどを利用している時に、快適にサービスを利用している、その最中に、広告が出て辟易された事があるのではないでしょうか?
「あー、また広告が出ちゃったよ」
と、ついつい不機嫌になったりします。
こういう事例を思い出しても分かるように、多くの場合広告は、
「邪魔なもの」
と認識されていて、見ることすらされず、避けられる続ける、と言うことが多いのです。
しかし、この「老婆の休日」の場合は、
その名前を見ただけで、
おそらくはおばあさんが営業しているのだろうし、休日と言う言葉から、それほど多くの人がやって来る店でもないのだろうと言う事まで想像がついてしまいます。
ここが、このネーミングの面白いところ。いわば商品特性まで一瞬にして伝わる、うまいネーミングだとおもいます。半端ない破壊力ではないでしょうか。
こういう、上手くハマった名前があると、「どんなお店なのだろう?」だとか、「ちょっと覗いてみようかな」と言うようなことまでイメージするのではないでしょうか。
広告において、「邪魔なもの」と思われる反応と、「ちょっと覗いてみようかな」という反応が引き出されるのでは全く逆方向。ベクトルが正反対というとんでもない反応ということになります。
こういう大きな反応を生み出せることが、僕が広告をなりわいとしてやってきた一番の理由ではないか? と、最近ではよく思うのです。
と言うのはこの天と地ほどの差が自分のアイディア1つで生まれ得るというところあります。
●ほんの小さなアイディア1つで結果が大きく変わる。
この「てこの原理」のような出来事というのが僕は大好きなのです。
ブラインドタッチのソフトをつくったりしているのも、同じような理由だと思います。ブラインドタッチができるかできないかで、パソコン活用の利便性は全く別物になってしまう。そういう「てこの原理」が働くんですね。
この、お店の名前、「ネーミング」や、製品特性を一言で表す「キャッチフレーズ」にしても、広告の手法にそういう「てこの原理」はたくさん眠っています。小さなアイディアが、大きな結果を導き出すそういう面白さを、僕はずっと考えていきたいと思っています。
ということで、今日のメルマガはここまで。
では、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.874 -了-]---------------