[891号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→

計画をいくつも立てると、恐ろしいくらい計画の細目を忘れているものです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第891号●2024年1月23日(火)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

----------------------------------------
このメルマガは、

「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」

をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。
それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。
----------------------------------------

読者さん、こんにちは。
今日は一昨日ここで書いた「A4コピー用紙に書いた計画をクリップボードに挟んでぶら下げておく」という話の続きです。

無地のA4コピー用紙に、思いつくままに「計画」を書くと、不思議と、

「●●のことをするなら、その前にこれをやっておかなくちゃいけないな」

とか、逆に、

「●●を仕上げたら、その後には、あれをやっておかないといけないな」

という事を自然と考えているものなのです。
このあたりは、実際に本当にローコストで、標準的な最低単位が500枚という大量用紙を「メモ」「発案用紙」として使ってみると分かります。

それこそ、あまり考えずに、自分がやりたいことについて、「とにかく書く」というスタンスで思いつくまま書いていくと不思議に前後のやるべきことなどが心の内側から湧いて出てくるものなので、どんどん言葉にしていけば良いとおもいます。

で、実際に計画を実行しようとすると、この「自然に湧いて出た手順」というのは、筋は通っているのですが、全然記憶に残らないんですね。

書いている時には「これをやったら状況がこう変わるから、ここに関しては確認しておかないとダメだよなー」とか、現実に行動を起こした時のイメージがしっかりできているんですが、その「用紙」から目を離すと、もうダメです。

その「リアルな現実イメージ」が頭の中から消えているので、行動予定を書きつけたA4コピー用紙を目にしない限り、「何をしようと考えていたのか」が、分からなくなってしまう。

特に複数の課題を平行して進めようとすると、本当に行動の課題をリストアップしておかないと、他の作業をやっているうちに、こっちの作業では何が必要だったのか、カンタンには思い出せなくなってしまうんですね。

で、実作業を進めていると、思っていたのとは違う状況になったり、想定外のトラブルに巻き込まれてしまったりしますから、その時に「予定行動」が変わってしまうわけです。
このあたりの状況の変化も、A4コピー用紙にとにかく書き込んでしまうのが良いのです。関係している事柄は、それぞれにつながりの中で「意味」をもつわけですから、とにかく行動計画を眺めては、変わってしまった部分を書き換えて、日々更新していくことが大事です。

で、この時、ある程度の広さを持つA4コピー用紙は、後からの書き加えも便利で、なかなかに重宝します。

欠点はとにかく「面積」がやたらと必要になることでして、これはあまり複数の計画表は掲げずに机の前にぶらさげる計画表は一枚だけにしておくべきですね。チマチマした作業もあるので、ついつい「他の仕事の合間にやっておこう」とか考えるのですが、ちょっと無駄が多いかもしれません。

とはいうものの、実際に行動計画表を机の前に出しておくと、自分が何をしようとしていたのかを、思い出さなくてもふっと意識に登らせることができるので、けっこう便利です。これは良いかも。とにかく自分の「忘れ」を防げることだけは間違いないです。そこは大きなメリットでした。

ということで、本日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.891 -了-]---------------


[891号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→