[916号] ●バックナンバー一覧に戻る|←前号へ|次号へ→
昨日は「隠れた逸品」として、「多機能ボールペン付属のシャープペンシル」を紹介しましたが、僕はこれをまたちょっとカスタマイズしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第916号●2024年2月17日(土)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
----------------------------------------
このメルマガは、
「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」
をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。
それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。
----------------------------------------
読者さん、こんにちは。
昨日は「隠れた逸品」として、「多機能ボールペン付属のシャープペンシル」を紹介しました。
そもそも「多機能ボールペンのシャープペンシルをシャープペンシルとしてのみ使う」ということ自体、かなりおかしな特殊な使い方だとは思うのですが、なんというか世の中に「低重心設計」のシャープペンシルが出回ってないのだから、こうせざるを得ない、ということなんですね。
とにかくゼブラの「ブレン」シリーズが出て以降、文具業界では「低重心」がひとつの流行りになりまして、各社ぞくぞくと低重心ボールペンを出したんですが、そういうブームもひと段落して、ハッと気づくと、
●ボールペンは低重心で書きやすくなったけど、シャープペンはほったらかし
であったりするわけです。
ああ、はやく低重心シャープペンシルが出てくれないかなぁ、とは思うものの、ないものは仕方ない。とりあえず「低重心多機能ボールペン」の「ブレン2+S」のシャープペンを使うしかない、ということなわけです。
実際、僕はすでにブレンは使わなくなっていて、同じゼブラが出しているSARASA NANO という、SARASAシリーズの低重心版水性ボールペンを使っているわけです。これはペン先が0.3mmととても細いのですが、低重心設計とペン先が浮き沈みする「うるふわクッション」機構がついているせいで、超細い字が書けるのに、書き味がすごく良いということで、かなり気に入っております。
とまぁいろいろ気に入ってはいてるのですが、それでも細かい点では「これはちょっとなぁ」という要素はありまして、特に昨日書いたシャープペンシルに関しては、どこのメーカーのシャープであろうと、ほぼほぼ全部気に入らない仕様になっているので、そこだけはシャープペン購入のたびに、儀式のように「カスタマイズ」している項目があるのです。
それは何か? と言えば、「芯の濃さ」なんです。
通常、市販のシャープペンというのは、ほとんどの場合、最初から中にシャープペンの芯が入っておりまして、何も考えずに使いだすと、その最初からついている芯で文字を書くしかなくなるわけです。
でも、これが薄い!
たいてい、ほとんどがHBなんですよ。HB。
薄い! っちゅうねん。
読みにくい! っちゅうねん。
と、いつも思うんですよね。
せめて「B」を入れてくれよと思う。
でも、なぜかやはり「HB」しか入ってないんです。
多分、流通経路での取り扱い方を考えると「B」とかの濃い芯だと「折れる可能性」があるから「HB」なんだと思うんですよね。
だからまぁ、シャープペンシルが最初に入っている芯がHBなのは、もうしょうがないかな? とも思っていて、どんなシャープペンシルであれ、購入したら即、「芯交換」をするのが儀式のようになっております。
で、僕が好むのは「2B」なんですね。通常使っているボールペンがSARASA NANOのブラックなので、シャープペンの文字色もそれに合わせて、多少は濃いめの芯にしないと、可読性がかなり悪くなるんです。
ま、2Bくらいの濃さがあれば、ボールペンのくっきりした黒の文字とも遜色なく読めるので、この濃さにしています。
ボールペンの世界も三菱がジェットストリームを出して以来「濃い黒でくっきり書く」というのが主流になってしまっているので、このあたりの「文字の濃さ」の不統一感をなんとかしてほしいとかは思いますねぇ。
ということで、僕のちょっとした「カスタマイズ」というのはシャープの芯を2Bに入れ替えること、でした。
みなさんもシャープペンシルを使うことがあるなら、芯の濃さも少しチェックしてみてはいかがでしょうか。書き味や、見た目の印象が、思っているよりは、かなり大きく変わってきますよ。よかったらどうぞ。
ということで、今日はシャープペンシルの芯交換の話でした。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.916 -了-]---------------