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ボールペンのインクの特性を活かした、なかなか面白い商品を発見しました。これはアイディアだなぁと感心したのです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1006号●2024年5月17日(金)
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読者さん、こんにちは。
えー、昨日は大阪まで出かけたことを書きましたが、その大阪で実に面白い商品を発見したので、ちょっとお知らせしたいと思います。
見つけたのはこの商品。
●サラサスタディ
https://www.zebra.co.jp/pro/detail/sarasa-study/?tab=oc-nav-sustainability
これ、水性ボールペンの「サラサ」の特別バージョンなんですが、通常の「サラサ」と何が違うのか? というと、「替え芯部分に目盛りが印字されている」という、それだけの違いなんですね。
替え芯のペン先に近い部分が100%で、ノックする「お尻」に近づくにつれ数字が減り、インクの端部分が0%になってるんです。
これどういうことかと言うと、
●インクの減る量で、どれだけ勉強したかを知らせる
という機能なわけです。
実際、ボールペンの使い終わった「芯」を残しておいて「これだけ頑張ったんだ」と努力の「見える化」をして、モチベーションアップ、自信力につなげる、という話は前から聞いたことがあったんです。
でも、その「使ったインク量=頑張り量」という発想を、そのまま替え芯にまで活かしている商品があるとは知らなかったんですね。
昨日店頭でこの商品を見つけて、あまりに面白いので、つい一本購入してしまいました。
で、この商品がいつから出てるのかなぁと調べてみたところ、驚くなかれ、発売されてすでに10年以上の年月が経ってるんですよね。
以下の記事がありました。
●サラサスタディ 2013年10月12日発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000006581.html
このボールペンの面白い点は、サラサというペンが「水性ボールペン」だ、ということなんです。
水性ボールペンは色も鮮やかで発色も良く、色も華やかなものから淡い色までバリエーション豊かに展開できるのですが、残念なことに「容積」がすごく増えるんです。
つまり、替え芯一本の太さが太い、しかも、なのに長持ちしない、ということなんです。
水性ボールペンは各社みなさん商品を出されてますが、とにかくインクの減るスピードがすごく早いので、みなさん「替え芯」をつねにたくさん用意して、それでガシガシ勉強などに使う、ということをされているわけですね。
で、インクの減りが早いからこそ、使い終わった「芯」の溜りも早いし、達成感もそれだけ大きくなる、ということなんです。
だから、この「目盛り付き替え芯」というのは、水性ボールペンならではの製品特性を活かした商品開発、ということになるわけです。
これは本当に面白いなぁと思いました。
こんな面白い商品があるのに、いままでその存在すら、僕は知らなかったのでありますよ。
まだまだ、知らない世界がありそうだなぁー。
ネタには困らないかもー。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1006 -了-]---------------