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「図書館で借りた本を読む」方法に関するまとめ、を書いてみます。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1017号●2024年5月28日(火)
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読者さん、こんにちは。
昨日は「図書館で借りた本」を日々の習慣につなげると良い、という話を書きました。
ただ、ちょっとグダグダと長かったので、今日はポイントフォームの形でまとめたいと思います。
書きたいポイントは以下の10点。
●返却期限が決まっているのだから、その期限内で読めそうな冊数しか借りない
●返却期限を「強制読書力」として生かす。
●最初に1ページあたりの文字数とページ数を出して、一日何ページ読むかのページ見積もりをする
●読み続ける習慣を身に着けるために、最低1冊はつねに借りておく
●図書館本を「読書きっかけ本」に設定して、Kindleや購入図書も「並行読書」する
●しおりは粘着付箋紙などを使う(通常はページの下端を折る「ドッグイヤー」でやっているので)
●気になったページの抜き書きにも粘着付箋紙を使う(通常は書籍に直接書き込み、ページの上端折にしているので)
●毎日何ページまで読んだかをデスク前のホワイトボードに書きつける(読書のし忘れを防ぐ)
●読み終えたら抜き書きの付箋紙をTRNメモに張り付ける(1冊で5~8枚程度なので1枚に収まります)
●TRNメモはメインノートの「読書記録」のコレクションページに綴じこんでおく(仮置き)
リストアップしてみたら、ポイントが10点もあってびっくりしてしまいました。
これ、1項目ずつ、細かい話がいろいろあるんですけど、全部書いてたらキリがないので、上の10ポイントから、二つほど選んでお話します。
特に紹介したい話は、、
●図書館本を「読書きっかけ本」に設定して、Kindleや購入図書も「並行読書」する
●毎日何ページまで読んだかをデスク前のホワイトボードに書きつける(読書のし忘れを防ぐ)
の二つですね。簡単に書くと、
●並行読書
●デスク前のホワイトボード
の二つです。
まず●並行読書に関しては少し前にも書きました。一冊書籍を読んでいたら、あまり一冊にのめりこまずに、他の書籍もパラパラとで良いから「並行して読む」ようにしています。
こうすることで、数多くの書籍を読む習慣がついて、たくさんの冊数が読めそうだと考えたわけです。
自分で事務所を持って仕事をしていた時は通勤の行きかえりで、一日に40分~1時間程度は読書時間を確保できていたんです。
電車の中で座っている時間は、片道30分前後でしたから。
面白い書籍だと、帰宅途中で食事をとったついでにファミレスだとか食事のできるカフェとかでもう数十分追加で読んだりしました。
これだけで、年間に100冊くらいは読めます。
ただ、「通勤読書」は持ち歩ける書籍が2~3冊に限られるんですね。本は重いですから。いまなら Kindle がありますから、端末の Paperwhite をカバンに入れておけば複数冊を並行読書することもできますが、昔は無理でした。
で、いまは自宅営業なので、考えてみると複数の図書を並行読みするのに、持ち歩く必要がないわけです。
ここは自宅で読書をする場合のけっこう重要なメリット・ポイントだな、と最近気づいたんですね。
家の中なら、それこそ5冊でも10冊でも複数の書籍をとっかえひっかえ読むことができます。
とはいえ、あまりにとっちらかると商店がぼけるので、いまは図書館本+自宅にある購入本合計で3冊と決めています。
で、図書館本を何ページか(一日のノルマのページ数前後)を読んだら、そのまま、残り2冊も数ページでも良いから読む、という風にしてるわけです。
ちょっとずつでも読み進めておくと、初動スピードがついていて、そのまま残りを読むのも勢いで読めたりするので便利なのです。
こうして「並行読書」をすることで、図書館で借りた本1冊が、複数本を読み進める良いペースメーカーになるわけです。
続いて●デスク前のホワイトボードです。
これは、もともと毎日の作業を記録するために置いているものなのです。こういう記録ツールがあれば、毎日コツコツといろいろな作業を進められるかな?と考えてのことでした。
ただ、こういうボードを用意していても、気を抜くと「何も書いていない日」というのが生まれるわけです。
書き忘れのこともありますし、実際に何もしていない日もあります。
でも、「毎日数ページでも良いから図書館本を読んで、そのページ数を記録する」とルール付けすると、読書記録が作業をスタートさせる良い起爆剤になるわけです。
毎日ホワイトボードにどれだけ読んだか? を記録するわけですから、本来はそこに行った作業の内容が書かれていなければいけないのに、何も書いてない! とハッと気づくわけです。
そうなると、これが「作業を進めよう」というモチベーションを高めてくれる良いきっかけになるわけです。
ということなので、
●並行読書
●デスク前ホワイトボード
の二つの考え方・方法論は、モチベーションアップにかなり役立っていると思います。
自宅営業というのは孤独な作業でして、何かこういう「強制力」を忍び込ませないと、ついつい自堕落に過ごしてしまうんですよね。
実際、自宅営業を始めてからは本当に本が読めなくて読めなくて、年間で10冊行ってなかったと思いますから。
ということで、最近は読書習慣が身についてきてちょっとうれしいのです。
さてさて、長くなりましたので、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1017 -了-]---------------