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昨日は新月でした。振り返りとこれからの計画を練っていて、大変なことに気づきました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1027号●2024年6月7日(金)
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読者さん、こんにちは。
昨日は新月だったので、このひと月の振り返りと、これから何をやっていくのかの計画を立てていました。
というと、計画書をいくつも見て、うんうん唸りながら行動予定をリストアップしているようなイメージを持たれるかもしれません。
で、僕も通常であればそんな感じでいろいろノートやA4用紙に書き込みとかしたりするんですが、昨日はそういうことはしませんでした。
いちおう3か月計画は机の前に貼りだしてあるので、それをチラチラながめ、年頭(と言っても旧暦の新年ですので春節:2月10日だったんですが)に決めたおおまかな今年の目標を思い出しただけ、という実に自堕落な「全体計画」でした。
なので、こまかな計画は何も立ててませんし、なにか新しい行動を起こす予定もありません。
ただ、最近少し遅くまで起きていたりしたので、少しだけ早く寝るようにした程度です。
で、今朝、「ああ、あんまりキチンと全体計画立ててないよなぁ」と反省した時に天啓のようにものすごく大事な発想が脳内にきらめいたのです。
それは何か? というと、
「反省なんか絶対にしたらアカンやん!」
ということなんです。
「ああ、反省なんかしたら絶対にアカンわ。ものすごく大事なポイントを勘違いしてた!」
と気づいたんです。
どういうことかと言うと、
●うまくいかなかった事にフォーカスを当てたところでうまく行く保証などない。
ということなんです。
しかし、この事実をひっくり返すと、
●うまくいった事にフォーカスを当てれば、同じ程度のうまく行く結果は確実に出せる。
たとえばの事例で説明しましょうか。
たとえば、営業マンが一人いて、営業の訪問を20件やって成果が1件だったとします。
20件で1件なのだから、失敗は19件程度はあるわけです。
だから、2件の成約を取るなら一か月で40件訪問すれば良い、という話になります。
そういう話にはなりますが、20件回るのが精いっぱいだったのに40件回るなんて、普通はまぁ無理です。
でも、失敗した19件にフォーカスすると、どうしてもこういう話にしかならないわけです。
しかしこれを、19件の失敗は完全に「捨て」てしまって、「1件は取れたんだから、それで良し」としたらどうなるか? なわけです。
「1件取れてよかったなぁ」
と、まず反省などせずに喜びます。反省なんかしてたら、この「喜び」を実感することは絶対にできません。
で、
「あのお客さん、喜んで買ってくれたし、うれしかったなぁ」
というような「うまく行った点」をこそ思い出すのです。
お客さんが喜んで買ってくれたのなら、それはなぜ? と理由を考えてみます。
「ああ、たまたまあの人が農業で困っていて、その用途に関しては私の得意分野だったからだ」と原因が見えてきたりします。
なら、今後は自分の得意分野を増やしてみてもいいし、農業分野に特化したアプローチをするために農家の多い場所に営業をかけてもいいし、それこそ「次の一手」は自然といくらでも思いついてくるはずです。
よくPDCAと言って、
P:プラン
D:ドウ
C:チェック
A:アクション
のサイクルを回せ、ということが言われます。
計画を立てて(プラン)、実際に行動し(ドゥ)、その結果を検証し(チェック)、次の行動につなげる(アクション)という流れなわけですが、この
●C:チェック
にあたる部分で、「失敗を反省して、次のアクションを決める」なんてことをしていたら、これはいつまでたっても成功せんなぁとしみじみと実感してしまったわけです。
この、
●C:チェック
の部分は、
●成功した要因の解析
でないと、まったく意味がないんだ、と急に気づいたわけです。
つまり「うまく行ったことの拡大再生産」ですね。
もっと簡単に言うなら、
●うまく行ったことをもっとやる
ということです。
この発想でないと、多分、何をやってもうまく行かない、という話にしかならないよなぁ、そらそうだわなぁ…、と気づいた、ということなのです。
なので、
●PDCAのCは、必ず「うまく行った成功要因のチェック」にすること
というのを心がけたらどうでしょう?
というのが、今日の僕からの提案であります。
まぁ、その方が振り返りも楽しいですしね。
ということで、今日のメルマガはここまで。
では、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1027 -了-]---------------