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A4コピー用紙の活用方法。やはり、いまのところキングジムの「ナナメクリ」が使える感覚が強いです。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1028号●2024年6月8日(土)
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読者さん、こんにちは。
えー、前々から、A4コピー用紙をいろいろと使っている、という話を書いておりまして、そのA4用紙の管理・活用に最適の「フォルダー」がないものかと、いろいろと、ずーっと検討し続けているわけですが、どうにも良いものがなくて、いろいろなツールの「つまみ食い」ばかりを続けておりました。
で、先日、その「つまみ食い」のひとつとして、
●ナナメクリ(ファイルまたはホルダー)
https://www.kingjim.co.jp/sp/nanamekuri/
をお試しで使っております。
が、これはかなり使えるのではないか? とちょっと期待が高まってきているところなんです。
なので、ちょっと使い勝手などについて、書いてみたいと思います。
まず商品の説明なのですが、意外にラインナップが複雑でして、この製品にはしっかりファイルするための「ファイル」と、簡易的に保管するだけの「ホルダー」があります。
「ホルダー」の方は、実際に購入もしてみましたが、通常、世の中で出回っているフニャフニャした「クリアファイル」とさして変わりませんし、あまりアドバンテージはないかな? と思います。
やはり便利なのは「ファイル」の方でして、これは表紙と裏表紙がPP素材の「硬い」板でコピー用紙を20枚ファイルできます。
プラスチックの三角部品がファイルの角についていて、これが裏側にもくるっと回せるので、まるでホチキスで角を留めた書類のようなイメージで、A4書類を読んだり、書き込んだりできます。
これ、けっこう重要なのは、
●読んだり・書き足したりできる
というところでして、書類の隅を綴じてあるだけなので、三角留め部分でクルリと一枚めくって、ファイルされているどの用紙にも、自由に書き込みができるわけです。
A4コピー用紙は無地のメモ帳になる、ということなわけですが、これに自由に書き込みをしようとしたら、クリップボードのような「硬い板」のような下敷きがないと書けないわけです。
このナナメクリは、表紙裏表紙がPP加工の「板」なので、かなりしっかりとA4コピー用紙をホールドしてくれて、机の上だけではなく、いつでもどこでも書きこみができる状態に保持してくれるんですね。
ここがこの「ナナメクリ」の良いところで、これが「クリップボード」だとバネ式などの大きな金属式クリップで書類をはさんでいるので、二枚目の用紙に書き込もうとすると一枚目が金属クリップにあたって、ちゃんとめくれないわけです。用紙が一枚だけなら、クリップボードで快適に書き込めるんですが、複数枚になるとちょっとしんどい。
でも、このナナメクリだと、何枚めくっても、クリップボードにはさんでいるのと同じような感覚でスイスイとA4用紙にメモ書きができるわけです。
書き心地はまさに「クリップボード」のしっかりした「下敷き付き」の快適さがあって、しかも複数枚(最大20枚まで)の用紙をホールドして、どの用紙にも好きなようにメモができるわけです。
これだけでもかなり利便性は高いんですが、このナナメクリ、本当に厚みが薄くて、ホールドしている三角部品の厚みですら6~7mm程度なので、板状のまま、本棚でもカバンでもスッと入れてスッと出せる。
なので、机の上に暫定的に置いておきたいメモ数枚を、このナナメクリファイルにはさんでおいて、ハッと思いついた時に続きをメモれるわけです。
で、こういう
●継続的に考えたい事柄
を複数抱えている時に、この「20枚程度ファイルできて、簡単に閲覧できて、書き足しもできる」というのは、すごく良いわけです。
A4コピー用紙というのは、面積的にけっこう広いですので、小さな文字で書き込みをすると、かなりの情報量を一枚に集約したりもできるわけです。
なおかつもともと「無地」ですから、最初は、太いペンなどで、大き目の文字で「タイトル」と「考えるべき課題」などだけをザザっとメモしておいて、あとから、そこに付随するアイディアなどを小さな文字などで書き足していったりしやすいんですね。
で、この「ナナメクリファイル」、価格も330円とさほど高価でもなく、数冊机上に立てかけておいて、ジャンル別にA4コピー用紙を分類して一時保管しておいたりするにもかなり「使える」わけです。
(A4コピー用紙の最終保管方法は「袋ファイル」と決めています。ナナメクリを使うのは、「書き足し工程」が発生している用紙のみ、ということになります。)
「書き足し工程」の課題は、その書き足し期間が数日~数か月までスパンがバラバラなんですね。そういう意味でも、それらを机上でジャンル別にまとめておけるのは、けっこう便利です。
(ロングスパンである程度しっかりと考えたいテーマなどは、前に紹介した「KAKIKO(カキコ)」に保管しています。いまのところ併用中ですが、もしかしたらナナメクリにすべて置き換えてしまうかもしれません。)
いまのところ、思っていたよりも、かなり活用シーンも多く、使い勝手も良いので、もう少し多様な使い方をするようになるかもしれません。
けっこうこれで「暫定的なA4コピー用紙ファイリングツール」は、確定してしまうかもしれません。
いまのところ、かなり良い感じです。
ということで、今日は、前々からお知らせしていた「A4コピー用紙」活用方法の基本ツール策定の経過報告でした。
ではでは、また明日、お会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1028 -了-]---------------