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新しい習慣を身に着けようとすると、それまでの習慣がフェードアウトする。悪習ならそれで良いけど、続けたいことならどうすれば良いのか?
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1041号●2024年6月21日(金)
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読者さん、こんにちは。
えー、今日のメルマガはタイトルが「どうすれば良いのか?」と質問口調になっているから、記事内容としては、その答えが書かれていないといけないわけですが、先にお応えしておくと、
「まだ解答は見つかっておりません」
です。
いや、実はこれ、この数日メルマガが毎日遅れ気味であることの言い訳メールなのです。
ずっと毎日定期でメルマガを書いてきたわけですが、この一二週間は、
・複数書籍の並行読書
・WEEKのプログラミング
・その他複数の計画の実行
などをコツコツとやっておりまして、それぞれ「最優先事項」に設定してあらたな「習慣」として定着させようとしているところなのです。
しかし、そういうことをやっていると、困ったことに、せっかく習慣として身に付いた、このメルマガの執筆が遅れ気味、どころか「ついうっかり書き忘れ」というような事態にまですすんでしまっておるわけです。
いやー、これがなかなか大変なので困っているのです。
新しい習慣を身に着けるにはどうしたらいいか? ということは、前々からいろいろ試しにやってきてるんですが、何にしろ、新しい習慣を身に着けようとすると、一日の中で比較的優先順位の低い事柄は順位がおされて、「やらない」ことになることが多いんです。
たとえばダラダラとYoutubeを見る、とかですね。
で、そういうものは、「ハッと気が付いたら、見ること自体を忘れてた」となっているから、別に問題ないわけです。
でもメルマガは違うんですよね。これは毎日続けたい。
僕自身がコンテンツを作っていくうえで、とても重要な習慣なわけです。
ところが、ある程度慣れてきているからこそ、優先順位を少し落としただけで、書くこと自体を忘れかねないわけです。
これはなかなかに困りました。
うーん。
そしてまだ、良い解決策が固まっておりません。
ですが。
まぁここまで定着してきたメルマガを、書き忘れさせるほど「新しい習慣」を実行させるには効果のある方法は、見つけた! ということなので、そっちの方を少しだけ紹介します。
で、それは何かというと、ちょっとありきたりなんですが、
●ポモドーロ技法(ポモドーロ・テクニック)
であるわけです。
「ポモドーロ技法ってなんやねん」という方もおられるでしょうから、簡単に説明すると、20分とか25分とかの時間をキッチンタイマーなどを使って設定し、その時間内に課題を一つ終わらせる、というやり方です。
最初にやりだした人が、「トマトの形をしたキッチンタイマー」を用いて実践してうまく行ったことから、トマト味のスパゲッティの名前を取って、「ポモドーロ技法(ポモドーロ・テクニック)」と呼ばれているようです。
で、実はこの「ポモドーロ技法」、僕はこれまでに何回も生活に取り入れようとしてきて、ずっと続かずにきたんですが、どうも、せんこの一二週間やりはじめているやり方だと、なんとか続けているし、続けられそうな予感があるのです。
もともとポモドーロ・テクニックで提案されているのは、時間設定を20分~25分にして、その後に5分休憩を入れる、というやり方なんですね。
これはこれでまぁ悪くないんですが、僕としてはどうもスッキリしなくてうまく生活にはとりこめなかったんです。
で、実は少し前から、このやり方を一部修正して、
「優先ToDoを別に用意して優先課題をリストアップ。その課題を最低15分は必ず実行する」
というやり方に変えたんです。
しかも、僕のやり方では「キッチンタイマー」は使いません。
僕の気持ち的には「15分だけ」なら、とにかくなんとか実行できる、という感覚がありまして、ただひたすら、その自分の感覚に従うだけ、なのです。
やるべきことはリストアップしてあるので、それを見れば課題が何であるか思い出せますし、なんか、わざわざタイマーをセッティングするのが超メンドクサイ、という気がしているのであります。
で、この「15分」というのも、「まぁ15分なら何かひと単位やり終えられるかな?」という自分にとってハードルの低い時間数である、というだけで別に意味はないのです。まぁ15分だけで良い、と設定しておくと、重い、重い、僕の腰がスッと上がってくれる、ということでしかないわけです。
「まぁ15分だけならやろか」
という感覚です。
で、その行動の結果15分が20分や25分に伸びても構わない、というゆるやかなルールも決めています。
こうすると、結果的にポモドーロ・テクニックと同じ時間数アクションを起こしていることになるわけです。
やっていることはポモドーロと同じなんですけど、腰を上げるまでの気合いを、あまり気負い込んで「やるぞ!」という感じにはならないところが良いんですね。
「とにかくやりはじめよう。で、気が乗らなかったらやめる。で、いちおう最低単位は15分な。これやったらできるやろ」
という、すごーくダラダラしたやり方なわけです。
で、ToDoだけは書くようにしているので、紙による強制力は働いているので、なんとかなっているという感じです。
で、このやり方には僕なりの工夫が二つされていて、それが、
●優先順位を高くするためにポモドーロ専用のメモ帳を用意する
●リストアップは前日にやり、当日はやり終えた内容をホワイトボードに書く
という縛りを掛けているのです。
どうも続いているのは、この二つの縛りのおかげのようなんですね。
このやり方、ちょっと面白いと僕自身は思っているので、もう少し詳しく書こうと思いますが、長くなってきたので、また明日にします。
ではでは、また。
--------------[KID'S SIGNAL No.1041 -了-]---------------