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昨日書いたテクニックは「15DYT」という名称にすることにしました。けっこう気に入っています。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1042号●2024年6月22日(土)
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読者さん、こんにちは。
昨日書いた「15DYT(15分だけならやろかテクニック:と名づけましょうか)」の話の続き。

今日もまたこのメルマガの発行が遅れたんですけど、今日は実は「15DYT」とは関係ないんです。
たまたま土曜日はできれば畑をやるということにしてまして、今日は夕方から雨になるから午前中に作業をして、買い物も済ませた後に、雨が降ってる間にメルマガを書こうと思って、この時間になりました。

しかも、今日は「15DYT」は使ってないのです。
暑い中作業して疲れてしまって「優先ToDo」自体を取りやめにしようかと思ってます。「優先ToDo」は平日だけ、ということにしようかなぁと考え中です。

というのも、この「15DYT」はけっこう強力なテクニックだと思うし、昨日書き損ねた僕なりの二つの工夫が入っているので、その強制力がけっこうキツいからです。

で、そのテクニックというのは、

●優先順位を高くするためにポモドーロ専用のメモ帳を用意する
●リストアップは前日にやり、当日はやり終えた内容をホワイトボードに書く

の二つです。

そもそもToDo自体は日々メインのノートでやってるんですね。ただそれは買い物しないといけないとか家の中の補修をするとか、そんな感じのことも多くて「今日一日でやってしまわないといけないこと」という感じの事柄なんです。
で、これは今日でなくても明日に伸ばしてもいいから、月曜日にToDoを書いたら火曜日に残りをやって、ともすれば水曜日まで引きずって、ということになってるわけです。

で、実はこのToDoの中にメルマガの原稿を書くことは入ってなかったりします。だって毎日やることなんだから、わざわざ書いてもしょうがない。ToDoって「書いておかないと忘れる」からリストアップするたぐいのテクニックなんですよ。

ただ、この「日々のToDo」の中に、仕事であるとか、自分の課題としてやらなきゃならない事柄、とかを混ぜてしまうと、これがいかんせん「先延ばし」されちゃうわけです。
なんでかというと「重要だ」と思ってるから、つい「1時間くらいかけてやらなきゃ」とか思って、それで日々の雑用に紛れてできなくなってしまう。

「いやいやそうやないよ、やるべきことなんやから日常の雑事より優先してやらないと!」

と思ったので、そういうToDoは別建てで管理することに決めたんです。

それが、上記二つの工夫のうちのひとつ

●専用のメモ帳を用意する

ということでした。
これは寝る前に「明日、これとこれとこれは、せめて15分だけでも前に進めたい」と思ったことをメモしておくToDoなわけです。

でね、ここからが重要なんですけど、「これはやるぞ」と決めてリストアップしてるわけですけど、こういう「重要なToDo」って、実は

「やったことないからやり方が分からない」
   ↓
「やり方が分からないから必要時間の目算ができない」
   ↓
「やってみたら、思っていたことの半分以下のことしかできなかった」

とかになりがちなんですね。
で、時間が想像以上にかかるから、よけいに実行するのにハードルが高くなって、よけい先送りにしがちになるという悪循環。

なのでね、この悪循環を断つために、

●予定見積もりとは必ず異なった結果になる

という大前提を打ち立てて、ToDoを二つに分けることにしたんです。それは何か?

つまり、

●始まる前の予定(想定・妄想)
●やってみた結果(実績・事実)

の二つです。

で、メモ帳のToDoは、つねに「予定(想定・妄想)」を書き、で、その妄想に従って実際に行動を起こしてみて「ありゃ? いざやってみると全然違うかったわ」という「予定との違い」を机の前に掲げてある一週間分のホワイトボードに毎日書くことにしたんです。

そうしてみるとね、いや、それはもう、メモ帳の予定と、ホワイトボードに書かれている「結果」とか笑ってしまうくらいに違うんですよ。

特に、苦手で知識やノウハウの少ない「プログラミング」が如実に違う。知識はないし、分かってないし、経験値は低いから、とにかく毎日15分だけでも進めてみると、笑うしかないくらいに見当はずれな予定を立ててるなぁということが分かって面白いのです。

いや、もちろん予想通りとか、思ってたように進んだとかもあるんですけど、そこはわざわざホワイトボードには書きません。だって、メモ帳の方におおむねは書いてあるからです。

で、この15分だけやってみた(実際には20分を超えることもあるし30分、1時間近く作業することもあります。このあたりポモドーロテクニックとは全然違う。休憩とかも取りたかったら取るしどっちでもいいという考え方です。)をやると、ま、とにかく作業は進むんです。多い少ないはあるけど、とにかく毎日多少はすすむ。

もうね、それで良いと。それ以上望むなと。日々の洗濯だとか、通販商品の受け取りだとか、車に乗ってスーパーまで買い物に行くとか、雑務だって毎日あるんだと。だから大事だと思ってた作業が多少なりとも進んだらそれで良しと。そういうことにしたんです。

そうすると、これ、とにかく「達成感」だけはあるんですよね。

「思ってたんと違う」

ということの日々連続で、しかも

「とにかく小さくても毎日成果は出とる」

になるから。

もう、これでええやんって思うわけです。
そんなにたくさん進まんでも。
15分でええよ、とにかく進んでるから。

そう思えるわけです。

で、その「進んだ結果」を振り返りつつ、寝る前にまた、「明日はこんなことをしてみよか」と、メモ帳に「妄想」を書くわけです。それも、まぁ「15分でできそうな程度の小さな単位」の作業を。(で、実際には20分30分あるいは1時間とかかかったりするんですけど)

まぁできるだけ小さい小さい目標をひとつかふたつ、せいぜい3つくらいまでにしておいて、妄想を書きつけて寝るんです。

まぁこれでおおむね良いかな? と。そう思ってます。
でもって、これ、なかなか強力だと感じてきたので、土日は完全休憩ということにするかなぁとも考えてたりするんです。はい。

ということで、今日のメルマガは「15DYT(15分だけやってみようかテクニック)」についてでした。

ではでは、明日またお会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1042 -了-]---------------


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