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またまた、僕のおバカな失敗のお話です。なんかトラックポイント関係でずっとお間抜けなことをやり続けてます。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1043号●2024年6月23日(日)
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読者さん、こんにちは。
先日、僕の肩の痛みや手首の痛みの、かなりの大きな部分に「トラックポイントの動きが悪かった」ということがあった、という話をしました。(で、古い予備のキーボードを出してきたわけです。)
えー、今回ももう一度、トラックポイントの説明をしておきますね。以下の動画をぜひ見てください。トラックポイントというのは、本当に素晴らしいので。
●トラックポイントとは。
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%a8%e3%81%af&mid=7392BE007D250D29F2917392BE007D250D29F291&FORM=VIRE
トラックポイントは、もともとノートパソコンでマウスのような「ポインティングデバイス」をどう活用するのか? ということから生まれてきたものなのですが、完全にキーボードとマウス操作が一体化しているので、本当に腕の動きなどにムダが出ず、「ブラインドタッチ」ができる人間には必須とい言ってよいくらい重要なツールなんですね。
まぁいまやノートパソコンでは「タッチパッド」、デスクトップパソコンでは「マウス」がポインティングデバイスの標準的なツールであって、それ以外のツールなんてみなさんご存じないというのが「普通」だと思うのです。
でも、正直ブラインドタッチができて、なおかつ「トラックポイント付きキーボード」を使っていると、本当にパソコン操作はキーボードのホームポジションの上だけで、指や腕を一切移動することなくできるので、ものすごくラクなんです。
これはもう、体験しないと分からないので、説明しても無意味なんですが、まぁ「ブラインドタッチ+トラックポイント」の環境を知っていると、マウスにせよ、タッチパッドにせよ「欠陥商品」としか思えません。そのくらい利便性に大きな差があります。
(ちなみに僕はマウスを「欠陥商品」と完全に断定しているので、2001年以降、まったく、一切パソコン活用には使っていません。)
僕はこの「トラックポイント」が世の中に登場してきた時に、当時のIBMの開発営業の商品説明会に仕事で参加しておりまして、大変な衝撃を受けたんですね。「これはすごい!画期的だ!」と、本当にびっくりしました。
いまは外付けキーボードにトラックポイントが装備された「ThinkPad トラックポイントキーボード」というものを使っているわけですが、これが発売されたのが2013年で11年前、そして、このキーボードの改定版後継機が登場したのが2020年で4年前です。改定後継機と言っても「AndroidとWindowsでそれぞれの専用キー配列を用意してボタンで切り替えられる」という機能が増えたとか、バッテリーの持ちがよくなった、という程度で、ほとんどスペックは変わっていないんですね。
で、実際に使っていても、この10年、ほとんど使用感が変わらなかったんです。
で、この一二年で急にトラックポイントの動きが「硬く」なってきて、「あれれれれ?」と思っていたということなんですよ。
もう、ずっと、まったく何の手入れもせずに、安定して使ってきて、それで10年目にしてやっと動きに不調が出てきたので「ありゃ?」となったという話なわけです。
で、先日、ふと、
「まてよ? こういう不調って、ネットで調べたら解決策が載ってるものなんじゃない?」
と、ごくごく当たり前のことに思い至ったわけです。
あまりに長く普通に使えてきたので、こういう「故障対策をネットで調べる」ということ自体を思いつきもしなかった、ということなんです。
で、不調と言っても、マウスカーソルを移動させるのに、特定方向だけちょっと重い、という程度だったのでさして問題がなかったわけです。
で、調べた結果の結論から言うと、
●キーボードの真ん中の赤い丸ポッチを交換すればOK
という話でしかありませんでした。
「ええええええー、そんだけのことだったの?」
という話だったんですね。なんとなんと。
これ、ソフトな素材のプラスチック部品なんですが、経年劣化でへたってきて、キーボードと接触しないようにならないといけないところが、キーボードと接触してしまって、動きが硬くなる、というそれだけのことだったのです。
そもそも、トラックポイントキーボードの「赤ポッチ」は、購入時点で「消耗品ですので、時期を見て交換してください」とは書かれていたんです。
でも、その「時期」というのが10年もの長い時間とは思っていなかったんですね。
というか、ずっと快適に使えてたので、「赤ポッチ」の交換は趣味の問題と勘違いしていたんですよ。
なにせ一時期、あの「赤ポッチ」は三種類くらいのバリエーションが発売されていたので。(いまも発売されているのかどうかは調べてませんが)
で、さきほどアマゾンで交換部品を購入しました。たったの220円でした。三個入って。
で、商品が届くまでは我慢しなくちゃしょうがないのかな? と思ったら、それも杞憂で、調べたらユーザーの詳しい人が、
●不調になった「赤ポッチ」の穴にティッシュをちょっと詰めたら、その不調は治るよ。
と書いていてくれてたんですね。
で、やってみたら、本当にその遠りでした。
ティッシュを詰めただけで、完全に元に戻りました。
「うわー、これだけのことやったんかい! なんでこんな程度のことを検索もせずに不調のまま使ってたんや俺はー!」
と、本当に嫌になりました。
ということで、いま、本当に完全に調子が戻ったトラックポイントで、快適にパソコン作業をやっております。
まぁ実にバカな話でありました。(キーボード買い換えか? とまで考えてたんですよ。おバカなことに。)
ということで、今日は僕の大失敗談でした。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1043 -了-]---------------