[1061号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→

トラックパッド/タッチパッド(板状入力装置)は、明確に超不便なド欠陥デバイスです。即座に機能を切りましょう。ブラインドタッチャーならね。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1061号●2024年7月11日(木)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

----------------------------------------
このメルマガは、

「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」

をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。
それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。
----------------------------------------

読者さん、こんにちは。
昨日は、「マウス、トラックボール(球)、タッチパッド/トラックパッド(板)は、ブラインドタッチの世界の中に存在していないので、超不便だから完全排除して当然」という話をしました。

マウス、トラックボール(球)は、キーボードと一体化していないから、いわばキッチンで料理をするためにいちいち家の外にある水道の元栓を開けたり閉めたりするようなもので、即刻排除すべき対象だ、という説明をしました。

じゃあ、

●タッチパッド/トラックパッド(板)

は、どうなのさ?

というのが、今日検証するべき課題です。

実際最近のノートパソコンは、ほとんどの機種にタッチパッド/トラックパッド(板)が標準で装備されていますし、何より

●キーボードの真下に置かれていてキーボード操作と一体化している

ようにも見えるわけです。

「キーボードとの連携技が重要というなら、タッチパッド/トラックパッド(板)は合格でしょ」

と思う人も多いのかも知れません。

しかし、本当に一切キーボードを見ずに文字入力やキー操作ができる完全ブラインドタッチャーの僕からすると、

●タッチパッド/トラックパッド(板)は、マウス・トラックボールより酷い、最悪のツール

でしかないのです。
もう、本当にどうしようもない欠陥商品なんですね、タッチパッド/トラックパッド(板)は。
わざわざどうダメなのかを書くのも嫌なくらい、本当にクソダメな入力デバイスです。

どうダメなのか? というと、

●ブラインドタッチャーは、つねにホームポジションに指を置いている。

からなんです。
これがどういう意味かは、普通は分からないと思いますが、答えは至極簡単で、

●ホームポジションに指を置いていると、時たま指がパッド(板)にあたってしまう。

ということなんです。ホームポジションに指を置いて、次の文章を考えていたりすると、指がダランと脱力してきて、触る気もないのに、ついうっかり

●タッチパッド/トラックパッド(板)に指や指の付け根、手のひらが触ってしまう

んですね。
しかもそれが、本当に頻繁に起こりまして、そのたびに、

●マウスカーソルがあらぬところに移動する。

という大事故が起きるわけです。

●「大事故だなんて大げさな」

と、一般の方なら思うのでしょう。
でも、トラックポイント(棒)を使っている人間からすると、これはもう本当に大事故中の大事故なわけです。

トラックポイント(棒)キーボードの場合、「棒」ですから、触らない限り、キーボードの真ん中で突っ立ってるだけでして、マウスカーソル自体はじっと同じ場所で「待っていてくれる」わけです。
なので、キーボード操作からマウス操作につなぐ時に

●マウスカーソルを探す挙動

そのものが不要になるんです。

マウスを使っている人は、マウスを手に取った時にマウスをクルクルっと動かしてマウスカーソルの位置を確認する作業というのが「習慣」になっていると思います。
なので、タッチパッド/トラックパッド(板)でも同じ動作をするのが当たり前になっているんだろうなと思います。

でも、トラックポイント(棒)キーボードを使っている人の場合は、「マウスくるくる」動作は、ほぼ不要なのです。(完全に排除はできませんけどね。時たま変な場所にマウスカーソルを置き忘れていて「あれれ?」と思うことはあります。たまに、です。)

なので、タッチパッド/トラックパッド(板)についうっかり触って、想定外の場所にマウスカーソルが移動していると、トラックポイント(棒)使いは、かなり不便に感じてしまうんですね。

特に、「無意識に触ってしまった」場合、マウスカーソルが、本当に予想もできないおかしな場所にぶっ飛んでいることが多くて、「マウスくるくる」をしても、かなり変な場所で「くるくる」が起きて、「え?こんなところにあったのかよ!」とかなり戸惑う結果になります。

ということなので、ブラインドタッチができて、トラックポイント(棒)も使っている人間は、ノートパソコンにタッチパッド/トラックパッド(板)機能がついていたとしても、即座に機能停止の設定にして、使わないようにするんです。

特に最近は「タッチパッド/トラックパッド(板)」がついていないと、一般のユーザーさんが、買うべきノートパソコンの対象として見てくれないので、ThinkPadにまで、不必要で邪魔なだけの「タッチパッド/トラックパッド(板)」が標準装備されてしまってるんですね。

もう本当に最悪なんですけど、まぁトラックポイント(棒)ユーザーは、世間の無理解をよーーーーーくよーーーーく分かっているので、粛々と「タッチパッド/トラックパッド(板)」機能を停止させるだけ、なんです。

結局、ブラインドタッチができて、「トラックポイント(棒)キーボード」を使っている人は、ただ無言で、

●マウスは要らないですね。
●トラックパッド/タッチパッド(板)の機能は、即切りました。

と言って終わるだけ、なのです。

●マウス
●トラックボール(球)
●トラックパッド/タッチパッド(板)

ともに一切価値を認めないわけです。
効率が

●ドスーーーーーーン

と落ちるだけですから。

それが、

●ブラインドタッチ+トラックポイント(棒)キーボード ユーザー

の偽らざる本音、なんです。
いやマジで。

ということで、今日のメルマガはここまで。

明日は、

●マウス
●トラックボール(球)
●トラックパッド/タッチパッド(板)

ともに一切価値を認めない、と言いつつ、Appleの「トラックパッド」の特定ジェスチャに関してのみ、ほんの少しだけ価値を認めているので、その話をオマケ的にしたいと思います。

ではでは。
また。


--------------[KID'S SIGNAL No.1061 -了-]---------------


[1061号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→