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どうしても「方眼ノート」が良い、ということなら、せめて5mm方眼はやめて、2mm方眼か3mm方眼を標準にしてほしいと、僕は思うのです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1068号●2024年7月18日(木) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ---------------------------------------- このメルマガは、 「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」 をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。 「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。 それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。 ---------------------------------------- %ATTR0%さん、こんにちは。 昨日は、スマホの所持率が97%になったのだから、スマホのスキャナーソフトでノートを保管することも積極的に利用していった方が良い、という話を書きました。 とくに、ノートなどを作っているメーカーの方には「スマホでスキャンして保存」という使いこなしを、もっと積極的に意識してもらいたい、というお話でした。 で、スキャンが前提になるなら、 ●方眼ではなく無地が良い というところを推していたわけですが、きょうは、 ●どうしても方眼が使いたい ということなら、 ●せめて方眼サイズをキチンと考えましょう という話をしたいと思います。 前々から書いてますが、いま市販のノートの横罫は、おおむねA罫(7mm幅)とB罫(6mm幅)の二種類が出ていて、それ以外の横罫はほとんど見かけません。 つまり、横罫のニーズは、ほとんどが6mm幅と7mm幅におさまってしまう、ということなんですね。 これより細い罫だと、いきなり5mm方眼になってしまって、横罫で5mmのノートというのは、存在はしているようなのですが、ほぼ文具店などでは見かけません。 で、方眼罫のノートというのは9割以上が5mm方眼なんです。で、5mm方眼のノートに、一般的なボールペンや水性ペンなどで文字を書くと、5mm幅からははみだしてしまうことが多いんですね。 たとえば事務用の一般的なボールペンの文字の太さは0.7mmということが多いので、5mm幅だと書いた後の再読がしにくいノートになりますし、何より書き込むこと自体がかなり苦しくなります。 これが6mm罫や7mm罫なら無理なくメモも取れて再読しても「つめつめに文字が書いてある」という感じにはならないわけです。 なので、これは想像でしかないのですが、方眼罫のノートを使っている方というのは、たとえば筆記具も0.5mm径や、0.3mm径などの「細字」が書けるペンを使っているはずなんですね。 僕も一時期方眼罫のメモ用紙を使っていたので実感があるのですが、方眼の5mm罫だと、どうしても行間が「ツメツメ」の感じになってしまうので、一行空きでメモを取ったり、とにかくメモをするのに工夫が必要でした。 それでも方眼ノートを使いたい、という方の多くは、 ●そもそも罫線にとらわれずにメモしたい(ときたま罫に沿ってメモしたい:水平はそろえたい) ●文章メモより図版類を書くことが多い、(垂直線があると便利:ありがたい) ●文章形式・リスト形式のメモを書く時に行頭をそろえたい ●文章形式のメモの一行をキチンと水平にしたい ●細字の筆記具で小さな文字で記帳したい というようなニーズがあって、方眼罫を使っておられると思うのです。 (世間が言うほど「表組」でメモを取っている人は多くないと思います。そもそも表組を書くには不便なので) で、では、こういうニーズに「5mm方眼」というピッチが便利なのか? というと、あまり便利とは思えないんですね。 5mm方眼というのは、おそらくノートと定規を併用するときに、定規が1cm単位で目盛りが入っている関係上、目盛を読み取るのに利便性があるから5mmになっているということが多いのではないかと思うわけです。 だから、5mm方眼のノートは、よほど普段から一般的な「定規」をノートとともに持ち歩いていないとその特性が活かせないということになるわけです。 しかし、実際のところは「定規」と併用されている方というのは少ないのではないか?と思うわけです。 上記のような「目検討」のためにタテにもヨコにも罫線が入っていると便利だ、というのがせいぜいの方眼のメリットなんだと思います。 そういうことであれば、僕は ●2mm罫 ●3mm罫 の方眼用紙の方が、うんと便利だろうと思うんですね。 最近は文具店や、百均などを見ても、ときたま、この2mm罫、3mm罫の方眼ノートや方眼メモを見かけます。 使い勝手はどんなものかな? と思って試しにいろいろ文字などを書いてみたんですが、2mm罫、3mm罫の方眼ノート・メモだと、何も細字のサインペンなどを用意せずとも、普通のボールペンのような一般的な筆記具で充分に使いやすいのです。 これ、なぜか? というと、単純な話で、 ●2×3=6 となるので、2mm罫なら3行分を文字スペースとして使えばB罫(6mm罫)になるし、 3mm罫なら、2行分を文字スペースとして使っても、やっぱりB罫と同じ6mm罫になるわけです。 2mm罫、3mm罫の方眼ノートなら、全然無理なくB罫と同じ感覚で使えてとても便利なんです。 5mm罫特有の「うまく行間をあけられない。再読しやすいメモを取ることができない」ということが全然ないわけです。 2mm罫、3mm罫なら、当然方眼罫の利便性として、上記に掲げた方眼ならではの用途はクリアした上に、 ●B罫横罫としても完全互換のノートとして使える。 わけなんです。 なので、文具店に出かけて「5mm方眼」のノートを見かけると「ああ、具体的な用途は考えずに『方眼と言えば5mmだよな』という発想で作っているという風にしか見えないわけです。 ということで、もうちょっと世間に2mm罫、3mm罫の方眼ノートが出回っても良いのになぁと思うわけです。 ちょっともったいなくて、ちょっと残念な気がします。 まだまだ2mm罫、3mm罫の方眼ノートというのは超マイナーなので一般に知られていませんが、人気が出れば良いのになぁと5mm方眼のノートを見るたびに思ってしまうんですね。 ということで、今日のメルマガはここまで。 ではまた明日。 --------------[KID'S SIGNAL No.1068 -了-]---------------

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