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自分でつくる道具としては、あまり面倒なことは少なく、それでいて、かなり有用で、作ればいろいろ便利になりそうな、面白いツールを思いつきました。名付けて「半分定規」です。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1087号●2024年8月6日(火)
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読者さん、こんにちは。
今日は、ふと思いついて、いま作ろうかな? と思っている、ノート用の小道具について、紹介したいと思います。

簡単な設計図を作ったので、以下の画像をごらんになってください。

●ハーフルーラー(半分定規)設計図
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/half_ruler.jpg

考えているのは、「半分定規」というものです。

これは、自分がいつも使っているノートの、ちょうど真ん中に縦罫線を引くための定規なんですね。

なんでこんなものを作ろうと思い立ったか? というと、最近、しょっちゅう、自分のノートに、こういう縦罫線を引いているからなんですね。

こういう縦罫線があれば、ノートを左右2段組で活用することができるんですね。
メモなどを取っている時に、改行して白場になる空間の量が減るので、同じ面積でより多くの文字を書けるので、最近はよく、この縦半分に割ったレイアウトでメモを取ることが多いんですね。

あまりに何度も縦罫線ばかり引いているので、ふと、「あれ? これは専用の定規を作った方が利便性が高いんじゃないか?」とふと思いつきまして、まずはそのアイディアをみなさんと共有しようと思いました。

僕の場合は、一日の書き込みスペースが長くなったり短くなったりする「デイリーログ」をつけるページは縦半分に切って、1ページを左右に分けて書き込みしたりしてるんです。
こうすると、同じことを書くにしても1ページに内容がぎゅっと詰まるので、なかなか良いなと思っております。

で、この定規をバインダーノートであれば、ノートに挟み込めるようにリング穴をあけてもいいし、普通の綴じノートなら、しおりのように挟みこんでもよいのではないでしょうか?
タテの長さを少し長めにすれば、それこそ、最新の白紙ページをサッとひらくためのルーラーとしても使えるでしょう。

それに、ノートを真ん中で縦線一本入れられるなら、ノートを「ステノ・ノート」としても使えるようにしても便利なのではないでしょうか?

ステノノートというのは、以下の商品のように、

●Better Office Products スパイラルステノパッド 8パック 6×9インチ 60枚 ホワイトペーパー グレッグルール ナチュラルボードカバー ステノノート 8冊
https://amzn.to/46QTl2p

横罫ノートの真ん中に縦罫線(たいていは赤色)が印字されたノートで国会などの速記者が使うノートとして有名です。

速記者の方たちは、僕と同じように、単純に縦半分に区切って、どんどんメモしていくというだけの活用のようですが、この縦半分フォーマットは、思いついた項目に関してより深く考えたい時などには、けっこう便利なものです。

左側の空き空間にやりたい事柄や、課題などを列挙しておいて、右側に解決策を書き込んでいくなど、思考ツールとしても使えるフォーマットです。

この「半分定規」ならステノノートのフォーマットもいつでも自由に使えるようになりますから汎用性の高い定規として使えるんじゃないかなぁ? と思っております。

使っているノートの横幅に合わせてカットしないといけませんが、たとえばプラスチック下敷きだとか、市販のノートの表紙部分を流用するだとか、厚手のクリアファイルなどを素材として活用すれば、それほど難しい加工でもないと思います。

僕はまだ作ってませんが、確か下敷き素材が余っていたはずなので、さっそく作ってみたいなと思っております。

ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1087 -了-]---------------


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