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昨日、設計図だけ公開した「半分定規」。作ってみたら、思っていたより簡単に作れて、なおかつ、思っていたよりかなり利便性が高そうな予感がします。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1088号●2024年8月7日(水)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、「半分定規」というものを思いつきまして、設計図だけ公開しておきました。
その設計図がこちら。

●ハーフルーラー(半分定規)設計図
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/half_ruler.jpg


で、昨日は「さっそく作る」と書いて終わりましたが、実際昨日は、寝る前にガサゴソと棚にほおりこんでおいた素材を引っぱり出して、作ってみたわけであります。
で、できたのがこちら。

●ハーフルーラー(半分定規)
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/half_ruler_01.jpg
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/half_ruler_02.jpg
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/half_ruler_03.jpg

使ったのは、たまたま前に、いま使っているメインノート用の「下敷き」として使おうかな? と思って買っておいた、ロルバーンの下敷き的な商品(ネット検索してみたんですけど、どうも見当たらない)。

もともと、この「下敷き」を使おうと思ってたので、設計図の段階では、取り付け穴の数をかなり減らしていました。
というのは、それこそ「下敷き」的に厚みのある素材だったので、いま手持ちのツイストノート用の穴あけ機では穴あけができないかもしれないと思っていたからなんですね。

それに穴数を減らして穴の横に「切れ目」を入れておけば、バインダーを開かずとも抜き差しができて、何かと便利だろうと思っていたわけです。

でも設計図どおりに作ろうとすると、かなり加工が複雑になりまして、「こりゃあ作るの大変だぞ」となりまして、イチかバチか穴あけ機で穴が空けられないか試してみたわけです。

穴あけ機で穴が空けられるのなら、もともとの素材が持っている直線部分が垂直水平が出ているわけですから、水平出しの手間がいらなくなります。
「定規」として使うのだから、その方が確実で良いわけです。

で、やってみると、かなり力はかかりましたが、なんとか穴あけには成功して、実に手軽に「半分定規」ができたわけです。

穴あけ機には、かなり負担がかかったような気がするので、今後キレが悪くなる可能性もないとは言えないし、あまり大手を振ってお勧めはできないやり方かもしれません。
でもまぁ、多分、ちょっと薄めのプラ板とかなら充分穴あけ可能だよなぁと感じました。
今後、このあたり、いろいろやれそうな光明も見えたように思います。

設計図では飛び出し部分を作る予定でしたが、それは厚口のフィルム付箋で代用。
こうすると、

1)穴をあけて
2)ノートの筆記面の半分サイズの位置でカッティング

という2工程だけで作れるので、工作はものすごく簡単になりました。

で、いざノートにはめてみると、実にいい!

僕はしょっちゅうノートに縦罫線を引いて、ノートの筆記面半分幅でどんどん書いていく、というスタイルを取っているので、これで定規をあてて縦罫線を引く手間が一気になくなり、それだけでも快適です。

それだけでなく、昨日も書きましたが「ステノノート」の応用的使い方として、

●縦罫線の左に課題・問題を書き、右に解決策を書いていく

という一人ブレストのような使い方も、気軽にやれるようになりそうで、ちょっと面白いなと思っております。

ということで、本日は、「半分定規」を作ってみたレポートでした。
これは久々に収穫の大きい工作でした。

ではではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1088 -了-]---------------


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