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僕がかなり推しているボールペン「ブレン」の大弱点を強化する商品を発見しました。これはマニアックやなぁ。でもイイ!

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1096号●2024年8月15日(木)
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読者さん、こんにちは。
僕のブログ:コトノハコトバでは、ゼブラのブレンシリーズをかなり強力に推してるんですね。
で、ブレンの書きやすさがかなり好きで、ブレンばっかり使ってるんですが、このブレンにはものすごく残念な大弱点が一つだけあるんですよ。

それが何かというと、

●クリップの挟む力が弱い

というものなんです。

これ、ブレンの中でも「単色ボールペン」のブレンだけなんですけどね。ブレンの三色ボールペンである3cとか赤黒シャープの2Sあたりでは、まぁまぁ普通の強さのクリップに改善されてるんですけど、とにかくデビュー商品であった「単色ブレン」がもう本当にクリップが弱かったんですよね。

ブレンの単色には、黒と赤と青があるんですが、そのクリップの弱さたるや、普通のノートに差しておくと、何もしなくてもポトっと落ちてしまうくらい弱いんです。
まぁ書き味がとんでもなく良いので、気にならないと言えば気にならない、どうでもいいと言えばどうでもいいことなのかもしれないんです。

でもね、これがね、ただ「クリップが弱い」というだけだったら、さほど気にはならないんですけど、この「ブレン」が「ゼブラ」のボールペンである、という点がかなり問題なわけです。

というのも、ゼブラのボールペンってけっこう

●クリップの強さが売り

という商品が多いんですよ。

発色あざやかで、カラーラインナップが充実しているサラサクリップもクリップの強さが人気だし、昔ながらの4色ボールペン、クリップオンマルチだってクリップの強さが人気の重要な要素だったんですよ。

他社のボールペンと違って、とにかくクリップ部分がガパッと開いて、多少厚めのノートの表紙だったり、布カバンのポケットだったり、店員さんの制服のポケットだったり、そういうところにガチっと挟み込めた、というのがゼブラのボールペンのかなり重要な魅力だったわけです。

で、ブレンシリーズは、前にも書きましたけど、3月に待望の4色ボールペンが発売されて、これがもう、ゼブラらしい「ガチっと留まる」クリップが復活して、やっとほっとしたところだったわけです。

「おお、ブレンにもやっとゼブラのお家芸が戻ったか」

という感じだったわけです。

でもまぁ、それでも単品のブレンはデザイン変更とかしてませんしね。ノートの表紙に挟んだらポトっていうのは変わらないわけです。

で、それが! その大弱点を解消する新商品が出ていることを僕はたまたまYoutubeの文具系の動画で知ったんですよ。

それがこちら。


●TOHKIN ブレン/ジェットストリーム用
クリップがパワーアップ! 落ちない、折れない 補強カバー クリップタフナー
https://amzn.to/3AhKGJR


です。
「クリップタフナー」という商品名みたいですね。
ようは、既存のボールペンのクリップ部分に差し込んでグリップ力を強化する金属部品、なわけです。

これ、見た途端、

「あ、これはいいわ」

と思って、即買いしてしまいました。

しかもね、これ、小憎たらしいことに、ブレンだけじゃなくて、人気のジェットストリームにも差し込んで使える仕様になってるようで、なんとも言えずスキのない商品開発だなぁと感心してしまう。

ブレンとジェットストリームというのは、もう完全にライバル関係にあるわけで、その両方に対応する、というところが賢いというか商才があるというか、すごいなと思います。

ちなみに開発したトーキンさんという会社はそもそも東京金属という会社で、ボールペンの金属クリップのシェアNo.1の企業らしいんですよ。
なんちゅうか、自分たちの得意技を、「ここ!」というツボの部分にピンポイントで当て込んできてるところが職人技でありつつ見事なスマッシュヒットなのではないかと思いました。

これはねぇ、単色ブレンが好きな人にはたまらない商品ですよ。

ということで、興味ない人には本当にどうでもいい話ですが、前々から気にしてた人には超朗報なのであります。

ま、そういうことで、今日のメルマガはこの話のみです。
ではではまた。


--------------[KID'S SIGNAL No.1096 -了-]---------------


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