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「サインペン」というと、やっぱりあの企業が本物。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1127号●2024年9月17日(火)
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読者さん、こんにちは。
さて、先日からずっと「掲示用に紙に書く」という話をしてます。

紙に書いて壁に貼る、ということをやると、必然的に書かれたことを見るので意識するんですね。
なので、何かを継続的にやるとか、大目標を忘れずに意識するとかには、なかなか効果的です。

(ただし、掲示物を見て、何もせず、それが日常になってしまったら逆効果です。大目標が「どうでもいいこと」になってしまう。)

で、掲示するには「太字」が必要で、そのための筆記具が欲しくなる、という話をしていたわけです。

昨日お知らせした「筆文字サインペン」は、掲示物というよりは、ノートなどの手元で見る筆記用具に向いていると考えているんですね。
ある程度の太さまで太文字が書ける、というところは見出しなどを記帳するのに最適です。しかしこの筆記具は、「かなり細い字まで自在に扱える」というところが、もう一つの魅力で、そういう細字の部分は「掲示」とは関係がありません。

「掲示」のための太字ペンで、僕が外せないなと思うのは、同じぺんてるさんの「水性サインペン」です。

●ぺんてる:水性サインペン
https://www.pentel.co.jp/products/pen/pentel_signpen/

これは1963年に生まれた超ロングセラーで、現在でも現役バリバリで販売されています。
発表当時、アメリカのジョンソン大統領がこのペンを気に入り、署名などに活用したので、一気に人気商品になった、という逸話が残っています

僕自身は、昨年少しジュリア・キャメロンが提唱した「モーニングページ」という「毎朝大きなノートに手書きで思いを吐き出していく」という作業を数か月続けていた時に、この「サインペン」をかなり使っていたんです。

(実際には「モーニングページ」にはマジックインキで有名な寺西化学工業さんの「ラッションペン」を使ってました。軸が長いのが、一気に文字を書き続ける「モーニングページ」には最適だったんです。でも、ぺんてるさんのサインペンも捨てがたい魅力があって、甲乙つけがたし、という感じ。)

ぺんてるの「サインペン」でも他の水性サインペンでも、ペン先を傾けるとペン先が紙との接地面積が大きくなって、けっこう太い字が書けるということです。
「掲示」用の筆記具としては最適なのではないでしょうか。

ぺんてるさんのサインペンはこれまた「裏写り」もしにくいので、やはり完成度は高いなぁと感心します。
1963年から廃番にもならずに使われ続けているというのは、半端ない完成度だということだと思います。

ただねぇ。

僕はどうにもカラーラインアップが好きじゃないんですよ。
黒と赤はとても使いやすいし、これはこれでOK。

でも、青とかオレンジとか緑とか、あまりに原色なので、ちょっと使うのを躊躇してしまう。
特に「掲示」用に使おうと思うと色が派手過ぎて、目立ちすぎてしまうんですよね。そのあたりがちょっと抵抗がありまして、それで多分ぺんてるさんの「水性サインペン」のOEM商品と思しき、無印良品の「水性サインペン」を使ってるんですね。
これは色味がちょうどよいのです。

ということで、明日は無印良品さんの「水性サインペン」についてちょっと書いてみようかな? と思います。
ではでは、また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1127-了-]---------------


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