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色と感情ってつながっているとは思いませんか?

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1129号●2024年9月19日(木)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、サインペンがさらさら書ける、と言う特性をうまく活かして、アイディア思いつき、あるいは気分のようなものを書き留めるのに最適だと言う話をしました。

で、ぺんてるのサインペンは書きやすさの点では素晴らしいなと思うのですが、前にも書いたように、カラーラインナップが原色ばかりなのが、少し使いづらいな、とかんじるのです。原色ばかりだと、妙に、感情が刺激されて興奮した気分が基調になって、落ち着いた気分になりにくいのです。

さすがに、ラインナップに落ち着いた色がないのだから、これはしょうがないなとは思うのですね。
でも、無印良品のショップに出かけた時に、無印良品オリジナルの水性サインペンというのがあったんですね。

●無印良品:水性サインペン
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182914108?noScroll=true

で、ものは試しだと、店頭で試し書きしてみると、ずいぶんぺんてるのサインペンと書き味が似ているんです。。
というか多分これ、ぺんてるサインペンのOEM商品だと思うんですよね。

まぁ、単なるOEM商品で、内容がまったく同じなのであれば、ぺんてるのものを買った方が良いわけですが、見てみると、無印良品の方は、カラーラインアップにひとひねりしてあって、けっこうおもしろい色が揃っているのです。

「くろ」と「あか」は、定番として、当然入っていますが、ほかにも、

・こいあい
・さびあさぎ
・うぐいすいろ
・くりいろ

など、けっこう「使ってみたいな」と思う色がそろえられていて、試し書きをしているうちにずいぶんとそそられてしまい、何色か買ってしまったわけです。

昨日も書きましたように、サインペンを使う時、というのは、自分の今考えている事のざっくりした全体像みたいなことを太字でリストアップしてる感じなので、原色カラーだと落ち着いて、冷静に全体を見渡せない気分なのですね。

でも少しくすんだ色だとか、日本の伝統色だとか、そういう色だと気分も落ち着きやすいように思います。

実際、無印良品サインペンの「こいあお」あたりで、サササっとメモ書きして、壁面などに掲示すると、落ち着いた気分で、自分の内面を眺めている気分になって、なかなか良いなと思うのです。

やっぱり、「気分」と「色」というのは、けっこうしっかりと結びついているよなぁって思います。
こういう全体を見渡すような用途で原色のくっきり色を使って、自分の毎日の生活を、興奮だらけにしたいとは思わないじゃないですか?

そういう意味でこの無印良品のサインペンは「使える色」がある程度あって、僕としては好みの色が使えて助かります。
やっぱり、本家ぺんてるサインペンの原色ラインナップは、僕の用途からすると、ちょっと勘弁してほしいなぁって思うんですよね。

無印良品サインペンは、ペン軸のデザインも、まぁおしゃれだし(あまり長く使いたいと思うデザインじゃないとは思いますが。)悪くないんじゃないですかね。
水性サインペンの書き味があった上で落ち着いた色味があるのであれば、十分に実用の範囲だと思います。

実は、僕は、もともとは、筆記具の色味と言うものに関しては、全然気にしない人だったのです。

4色ボールペンの赤黒青緑なんて、ほとんど原色に近いような配色です。(まぁ少し彩度が低い感じはありますが)
せいぜい、そんな4色があれば、充分だと思っていたのです。

でもゼブラのSARASA NANOを一時期使っていて、SARASAシリーズ特有の、あの幅広いカラーラインナップを知ってしまうと、必要に応じて色味を使い分けると言う楽しさはなかなか良いものだなと思ってしまうわけです。

まぁ、SARASA NANO の0.3ミリと言う細かい文字での色の使い分けはしたいと思いませんが、やはり掲示と言う、「読む」と言うよりは、「見る」と言う要素の強い使い方の場合は、色の好みを調整したほうがより感情に訴えかけられ、心の内部に染み込んでくるんじゃないでしょうか?

僕はなんとなく、そんな気がします。

と言うことで、今日のメルマガはこれでおしまい。
ではでは、また明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1129-了-]---------------


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