[1130号] ●バックナンバー一覧に戻る|←前号へ|次号へ→
ちょっと太めの文字で、いろいろ書きたいことってありませんか?僕はあります。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1130号●2024年9月20日(金)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
----------------------------------------
このメルマガは、
「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」
をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
「Stationery Book 42」の更新情報なども掲載しています。
それらの過去記事のまとめは、メルマガ本文のすぐあとにリンクを掲載しています。
----------------------------------------
読者さん、こんにちは。
さて、昨日までは太字のペンで「掲示」のための目立つ文字の文字を書くことに関して考えてみました。
ここまでで紹介したのは、あくまで「目立たせる」ためだけの、筆記用具の紹介でした。
どの筆記具も、もちろん、いろいろな使い方ができて、普通のメモ用にも使えるし、長文を書いても良いでしょう。
ですが、僕の場合は筆文字サインペンにしても水性サインペンにしても、あくまで「見出し専用」と言う形で使っていることが多い、と言うことなのです。
で、そういう「見出し専用」筆記具と言うものとはまたちょっと違って、汎用的に幅広くメモや文章などを書く時に、A4コピー用紙などを取り出して、少し太めの文字で、そしてちょっと大きめの文字で、ガシガシと書く、ということをするための筆記具を、1つ常用しているのです。
それが、これまた、またまた「ぺんてる」の
●エナージェルユーロ(0.7)
https://www.pentel.co.jp/products/ballpointpen/energel_euro/
です。
このエナージェルユーロは、エナージェルシリーズの中の「金属チップでリフィル交換のできない使い切り」製品なのですが、この「ユーロ」の0.7mmがとにかく好きで、仕事で広告のサムネイルを描いたり、アイディア出しをするのに、A4コピー用紙にキャッチフレーズなどをガシガシといくつも書いてみたりするのは、いつもこのボールペンなんですね。
そもそもエナージェルシリーズは、国内ではあまり人気はないのですが、世界的には全世界累計出荷本数12億本以上のグローバルパワーブランドなのですね。以下の記事がかなり面白いです。
●知る人ぞ知るボールペン「エナージェル」全世界累計出荷本数12億本以上のグローバルパワーブランド誕生の裏側に迫る
https://www.pentel.co.jp/magazine/mono-monogatari_202310-2/
で、エナージェルシリーズは、「サインペン」ではなくて「ボールペン」なのですが、通常の油性ボールペンとは違って、リキッドゲルという独特のインクで、書き味としては、かなりサラサラと書ける「水性ボールペン」というイメージなのです。
液体インクだからなのか、発色がとても良くて、ペン先の滑りもとってもなめらか。書き上げた跡が、はっきりと黒く浮き上がってくるように感じるくらい良く目立ちます。
もう、この水性ボールペンは何本も用意しておいて、インクがなくなったらすぐに次の新しいペンをおろすと言う感じでどんどん使っていました。
黒色が濃いので、コピーも取りやすいし、何よりインクの乾きが超速いんですね。だから、アイディア出しに、思いつくままどんどんキーワードなどを書いていって、その文字の上を即座に触っても、文字が流れるたりは全然しないんです。ここがとても、使い勝手が良い点です。
いま世間では低粘度油性インクのボールペン「ジェットストリーム」が大人気ですが、実は僕はジェットストリームに出会う前に、この「エナージェルユーロ」に出会っておりまして(エナージェルユーロ:2003年日本国内登場/ジェットストリーム:2006年日本国内登場)、エナージェルユーロの書き味の良さと黒色のクッキリさを体験済みだったので、ジェットストリームが登場した時も、に全然魅力を感じなかったんですねぇ。
黒い文字ならエナージェルの方がはっきり黒かったわけだし、ペン先のなめらかさと言う点でも、ジェットストリームよりも、この水性ボールペンの方がさらさらと書けたのだから、ジェットストリームに驚きもしなかったわけです。
特に、このエナージェルユーロの、【0.7mm】の場合、少し大きめの文字を書けば、多少離れたところからでも、水性ボールペン特有のくっきりした黒が、完全に読み取れる形で見えるわけです。
なので、本当にこのエナージェルユーロは、とても汎用的に使っています。
ただ、このエナージェルユーロ07の欠点は、
●裏写りする
と言うこと。インクそのものが液体で、浸透しやすいせいなのか、ちょっとした薄手のメモ用紙では裏側に文字が写ってしまいます。
なので、基本的にエナージェルを使うときは、使う紙は全て「片面使い」です。
付箋紙であるとか、A4コピー用紙であるとか、とにかく気軽にメモあるいは1行のキーワードなどを次々に書きつけるのに、使いやすいのです。
と言うことで、「目立たせるために太く書く」ための、筆記具についていろいろ書いてきました。
何種類か筆記具を紹介しましたが、こうして文章で整理してみると、意外に細かく筆記具を用途によって使い分けているのだなぁと、我ながら感心してしまいました。
カバンの中に筆記具を入れておくと言うことであれば、4色ボールペン1本があればまず問題ありません。
しかし、机の上でいろいろな用紙に多様な目的でメモを取ったり、文章を書いたりするのであれば、用途ごとに器具を使い分けるのも便利なものだと思います。
ということで今日のメルマガはここまで。
明日はちょっと、ホワイトボードの筆記具についても紹介してみたいかな?と思っています。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1130-了-]---------------