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紙で目標などを掲示するのは効果的です。でも致命的な欠点をご存知ですか?

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1141号●2024年10月1日(火)
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読者さん、こんにちは。
少し前から、A4コピー用紙などに太いサインペンで目標などを掲示する、という話をしていました。

紙に目標を書くとか、やるべきことのリストアップをするとかするだけでも、効果はあって、これは別に掲示などをしなくても、意識の中でその課題がけっこう残っていたりするものです。

なので、わざわざ「掲示」をしなくてもかまわない、という要素はあるんです。

でも、やはり掲示しておくと、自然に目に入ってきますし、無意識のうちに繰り返し目標などが刷りこまれて、やるべきことを忘れずに済む、という効果は高いわけです。

また、掲示してあると、一つの課題が終わった後に「次は何をするんだっけ?」と次の課題をサッと確認できるので、無駄に作業と作業の間のタイムラグが生まれなくて良いのです。

とくに、少し手間のかかる作業や、面倒な課題などをやり終えた後、というのは、つい「やり終えたぞ」という達成感と精神的な安心感で、しばらくぼーっとしていたりすることも多いわけです。

いや、休憩自体は必要ですから、休むべき時は休めば良いのですが、いかんせん、「次の課題」が決まっていないと、そのままダラダラと次の課題を決めないままにぼーっとしている時間が長くなったりしがちなわけです。

そういう時に、ザっと課題一覧などを見ておいて、「ああ、あの課題は済んだな」「次はあれとあれか」「あの作業はそろそろやっておかないとな」ということを意識しておくだけで、休息自体も充実しますし、次にやるべきことも内面的にしっかりと把握できていたりして、なかなか良いのです。

ただ、この「掲示」という奴は、とんでもない欠点がひとつありまして、それは何か? というと、

●繰り返し見ていると「慣れ」て、「飽き」てしまう。

ということなんですね。

これがけっこう重大な問題点でして、はじめのうちは、セッセと課題をこなしていくのですが、やり終えたものを線で消したり、重要なものを丸で囲んだりと変化をつけていっても、やっぱり見慣れてくると「慣れ」てしまうし、「飽き」てしまうわけです。

で、その結果、作業一覧を見ても「あー、あれとあれね。やらにゃアカンのやけど、まぁ明日でもいいか」とかになりがちなわけです。

ホワイトボードに課題を書きだしたり、A4コピー用紙にやるべきことのリストアップをしたりとかもしてるのですが、やっぱりどうしても「飽き」てしまうんですね。

この大問題にどう対処するべきなのかを、いろいろ考えていたのですが、最近少し効果があるかも、というやり方を思いついたんです。

それは、

●更新時期を決めておく

ということです。

これは最初、デスク前に掲げてあるホワイトボードでやりはじめたんですが、月曜から日曜までの区切りをつけて、一週間の予定や実行した行動記録などをつけていくわけですが、一週間経ったら、ホワイトボードを撮影して、すべて消してしまい、新たに真っ白なホワイトボードに一週間の予定や行動記録をつけていくわけです。

この、

●毎週更新

というのが、なかなか効果的で、けっこう続いているので、これを大目標とか中間目標の掲示用紙でも導入しようと、現在やり方を模索中なんですね。
この「掲示用紙」は、あるていど作業サイズの大きな課題とかを掲示しているので、一週間では終わらないような作業をいくつもリストアップしてあったりします。
なので、「更新頻度」をどの程度にするか? というのがかなり難しいんですね。現在はその更新頻度をどうするかをお試ししているところです。

まずは、「更新・見直し予定日」をポストイットに大きく書いて、その掲示用紙にペタンと貼り付けてあるのです。

この「更新日」にどの程度の更新ができるのか? 用紙そのものをすべて書き直すのか? それとも実行して済ませた課題に赤線などを入れて消し込むのか? そのあたり、いろいろやってみようと思っております。

やっぱりねぇ、こういうことが簡単にできるのは「紙」なんですよねぇ。
うーん。iPad mini でもやれるかな? と思ったけど、ちょっとしんどいですかね。

ともあれ、本日のメルマガはここまで。
ではまた、明日、お会いしましょう。

--------------[KID'S SIGNAL No.1141-了-]---------------


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