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「無地ツール」はやはりビジネスの情報伝達の基礎デバイス。あらためて、その基礎体力の高さを再確認しました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1152号●2024年10月12日(土)
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読者さん、こんにちは。
今日はまた「無地のノート」の話です。
うちのブログのアクセス数を見ていると、最近、昔に書いた以下のブログのアクセスが増えてきたのが分かります。
●間違えて、勘違いして買った無地のノートが最強だった。人生はこんな風に展開していく。
https://kidscomp.exblog.jp/29429898/
ああ、ありがたいことだなぁと思うのですよ。
なんか「無地」が市民権を少しずつ獲得してきてるんじゃないか? という気がする。
で、少し「無地」について考えてみたんですけど、で、前々からずっと言ってることですが、やはり、
●ビジネスにおいて、メモは無地が基本
なんだよなぁということなんです。
これ、これだけだと意味が分からないと思うんですが、ビジネスシーンにおいて、重要な「無地ツール」って、実は罫線ノートなどよりひんぱんかつ日常的に使われてるじゃないか! という話なんですよ。
その「無地ツール」っていったい何か? というと、
●ホワイトボード
●付箋紙(ポストイット)
●A4コピー用紙
なんですね。
で、考えていくと、ビジネスにおける情報の発生から伝達、定着にいたるまでの過程が、結局はこの3つのツールで完結していて、おもしろいなと思ったんですね。
つまり、
●発生:ホワイトボード
●伝達:付箋紙(ポストイット)
●定着:A4コピー用紙
ってことなんですよ。
まず仕事の発生は、クライアントなりなんなりの外部からの発注があって、その仕様だとか要件だとかをみなで共有するステップがあるわけですね。
その時に使われるのがホワイトボードです。
で、ここで「伝達」に付箋紙が入ってますけど、現実問題としてはメールとかで情報共有があるわけですね。いまの時代だとスマホがその役割を担う。
でも、個別に誰かに伝える際にどうしても「付箋」が必要なシーンが出てくるわけですよ。「この人にだけは伝えないと」というイレギュラー要素ですね。
それを補完するのが「付箋」なんだと思う。
で、その仕事内容を、担当者がいろいろと試行錯誤して進めるという工程があって、ここは仕事内容で使う道具もいろいろでしょうけど(この工程で、考えるための道具としてA4コピー用紙を使う人はかなり多いと思うけど、この部分はまぁ個人の選択ということで例外扱いにしておきましょう)、最終的に固まった仕様だとか成果物だとかの報告やまとめは、A4用紙にプリントされて、個々人に配布される、ということになると思うわけです。
こうして仕事全体の流れは、かなり「無地」のツールによって動かされてる部分は大きいよなぁと思うわけです。
で、うちのブログの
●「無地のノート」には、多くの人が知らない「すごい秘密」が3つも存在している。知りたくないですか?
https://kidscomp.exblog.jp/30221823/
でも書きましたけど、「無地のツール」には、以下の3つのメリットがあるわけです。
1.スマホスキャナでコピーを取れ、デジタル加工しやすい
2.文字サイズをいつでも自由自在に変更できる。
3.表組などを罫線に邪魔されずに手書きできる。
この特性が、やはり、ビジネスの効率化にかなり大きく貢献すると思うのですね。
1.のスマホ連携は、いまの時代絶対最優先ですから、無地こそが基本、だと思うし、なによりやはり、「文字サイズが自由」という点はかなり大きいと思うのです。
ホワイトボードでも付箋でも、その時々の重要性にあわせて、みんな文字サイズをいろいろ調整して、情報を伝えるじゃないですか。
ホワイトボードでも、最終的に確定した部分は丸で囲んだりするし、書類に付箋で何かを伝える時には目立つように、文字サイズを考慮してメッセージを書き加えるわけで。
そしてその自在に書かれた「見やすい」メッセージがスマホカメラで拡散していくんだよなと思うわけです。
こういうところで「好きなサイズで文字を書ける」というのが、かなり重要だと思うんです。
これは「大きく書く」のは当然で、とても一般的ですけど、「小さく書く」というのも、「情報を一枚に収める」と言う意味でけっこう重要なわけです。スマホのワンショットで、伝えたい情報の枠組みがキチンと伝えられたりするわけですから。
当然、PCのエクセルデータだとかパワポの資料もA4用紙が「白紙」だからこそ自由自在に情報を「定着」させられるわけで、あらためて、
●ホワイトボード
●付箋紙(ポストイット)
●A4コピー用紙
という三種の無地ツールの汎用性と重要性こそが、ビジネスの情報伝達をかなり柔軟に支えている大きなポイントなんじゃないかなぁと再認識したりしているのです。
だから、実はこの情報エコシステムみたいなものは、「無地である」ということが大切で、普段使っている「ノート」がここに加わるわけですけども、ノートを取るというシーンにおいても、実は「罫線」とか「方眼」が使われるのって、ほんとうに必要なシーンというのは、ほとんどないのではないか? という気がしてきているんですね。
とくに、「無地のノート」というものを使い始めて、それに加えて、無地の「TRNメモサイズ」
●ツイストノート メモサイズ「無地」爆誕!
https://kidscomp.exblog.jp/29915732/
と、B6のバインダー無地ノートを組み合わせると、いわばノート+メモが「アイディアプロセッサ」的に使えるので、
●ツイストリングノートのメモサイズは、結局ノート型のツイストノートにバインドするのが便利。グルーピングも閲覧も快適に。
https://kidscomp.exblog.jp/30217896/
ほんとうに完全に「無地だけのエコシステム」が組上がって、実に快適だなぁと思うわけです。
●無地のバインダーノート
というのは、プリントアウトをバインドするにも最適ですし。
一般的には
●ホワイトボード
●付箋紙(ポストイット)
●A4コピー用紙
という三種の無地ツールが、普通に使われているわけですけど、それに加えて、
●無地ノート(バインダー式)
●無地メモ(バインダー式)
の二つを加えて、
5つの無地ツールを整えると、ほんとうに快適なシステムになるよなぁと思っているのです。
ということで、今日はちょっと「無地ツール」に関しての総ざらえ的な内容になりました。
いや「無地ツール」なかなか面白いものです。
賢く使っていきたいですね。
では、今日のメルマガはここまで。またあしたお会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1152-了-]---------------