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「無地」で「バインド」できて「表紙折り返し」ができる「手のひらメモ」についてお話します。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1177号●2024年11月6日(水)
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読者さん、こんにちは。

えー前々から、私は、リヒトラブさんの「ツイストノートシリーズ」を愛用しておるわけです。

●リヒトラブ:ツイストノート
https://www.lihit-lab.com/lineup/twin/

これが2009年にB5サイズが登場して、ものすごくうれしかったんです。もう、15年も前ですけど、それからずっとツイストノートを使い続けているわけです。
何が良かったか? と言うと、

・表紙の折り返しができるリングノートで、
・リーフの抜き差しができるバインダー形式

だったから。
こういうノートがずっと欲しくて、どこかが出してくれないかなぁと思ってたら、登場したので、願いがかなった気分でした。

表紙を折り返せるリングノートは立ったままメモするとかも出来ますし、それでリーフの抜き差しができると後々の整理もすごく楽だったからです。
バインダーノートはシステム手帳などがありましたが、表紙を折り返して使うことはまずできなかったわけです。
ノートとバインダーのいいとこどりで、いまでもかなり気に入っています。

で、B5サイズ登場の3年たった2011年には、このツイストノートのシリーズに「メモサイズ」が加わったんですね。

●ツイストノートメモサイズ
https://www.lihit-lab.com/products/catalog/n-1661.html

これは手のひらサイズの小さなメモ帳で、これも同じく、表紙を折り返して使えて、リーフの差し替えもできる!のは同じだったので、これもとても気に入って使ってたわけです。
これも便利だったので、ほんとうに、なんでもかんでもこのメモ帳にメモするようになりました。

でも、唯一、この「メモ帳」で嫌いな点がありまして、それが、

●リーフに「方眼」しかない

という点だったんです。

もう僕はいまや、方眼罫はまったく使っていませんし、完全な「アンチ方眼罫ユーザー」になっているんです。
でも、10年以上昔の2011年くらいの頃は、いまほど方眼罫を嫌いではなかったと思います。

じゃあなぜこんなに方眼罫嫌いになったかと言うと、やはりそれは、この10年で、

●スマホでメモを写真に撮る

ということを、誰もが、ごく普通にやるようになった、というのがかなり大きいと思います。
ちょっとしたメモなどをスマホで撮影すると、方眼線が文字と重なる方眼ノートが、実にうっとおしく感じてしますんですね。
この要素はかなり大きかったと思います。

そもそも、貼ってはがせる付箋紙や、ホワイトボードなどは「無地」です。
そして、そういうなんでもない気軽なメモを、スマホで撮影して持ち歩く、というのも、いまや普通に行われています。
こういう作業が普通に広がったのも、付箋やホワイトボードが無地だったから、という要素はかなり大きいのではないでしょうか?

方眼だと見た目も汚いし、少し暗い画像を強調処理したりすると、方眼線までクッキリ写ってしまって文字が読みにくくなります。

それに加えて、昨日紹介した「ポストイットアプリ」などでは手書き文字をテキストに変換してくれるので、方眼罫が映り込むと誤認識率も上がってしまうわけです。
方眼線があることに優位性がほとんどなくなってしまったと思うのです。

そんな流れから、この「ツイストノートメモサイズ」にも「無地」のリフィルがすごく欲しくなったのです。
そこで、市販のコピー用紙を好きなサイズに断裁してくれるサービスを使って、この「ツイストノート・メモサイズ」の「無地」バージョンを自分で作り上げたわけです。

そのことについて書いたのが以下のブログです。

●ツイストノート メモサイズ「無地」爆誕!
https://kidscomp.exblog.jp/29915732/#29915732_1

で、このオリジナル無地リーフを使い始めたのが2年前、なんですね。

で、この2年ずっと使ってきて、使用頻度はどんどん上がって来てます。実に便利です。

そこに「ポストイットアプリ」によって、「手書き文字をテキスト文字列に変換する」というのが実用的に使えるようになってきました。
これは少なくとも僕にはかなり画期的な出来事なんです。
実にありがたいです。

ということで、今日は、ツイストノートメモサイズの「無地」が誕生するまでの流れをご紹介しました。
続きはまたいずれ。

ではでは、また明日お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1177 -了- ]---------------


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