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先日お知らせした「ポストイットアプリ」をテキトーに使ってみたら、テキトーがとても良い感じだと分かりました。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1178号●2024年11月7日(木)
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読者さん、こんにちは。
先日、前々から紹介してきたポストイットアプリが、「日本語化された」というニュースをお知らせしました。
●ポストイットアプリ
iPhone版
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88-%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88/id920127738
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mmm.postit&hl=ja&gl=US
で、日本語化されたのは良いけれど、いろいろ問題点もある、という風にお話をしていたかと思います。
さて、どういう運用にすれば効果的なのか、いろいろと検討しないといけないなぁと悩んでいたのです。
というのも、ポストイットアプリは、スマホなりタブレットなりの上で、とりこんだポストイットをグルーピングしたり、分類・整理したりするためのアプリだからなんですね。
ブレストなどでアイディアを次々にポストイットに書いていき、それをホワイトボードなどに貼って、グルーピングしてまとめていくKJ法を、手持ちのスマホの上でやれるところが、あのアプリの良いところなわけです。
今回は、このポストイットに書かれた文字を自動的にテキストに変換して、スマホやタブレットからPC上へ、自動的にテキストにして落とし込むことができる、という機能が使えるようになったわけですね。
ポストイットアプリの中では、「グループ名」と「ボード名」という二つのジャンル名を扱えるようになっていたので、それをどんな風に取り込んでいくか? に、思いをはせていたわけです。
ボードとグループをどう分類整理して、使いやすくデータ変換するのが賢いのか、また、その作業手順でムダが出にくいのか? を考え出すと、あまりに複雑になってしまうので、データ変換作業を「日常業務」に落とし込むのは、かなり面倒だなぁと悩んでいたわけです。
とは言え、何もしなければ何も変わらず、ずっと悩み続けていないといけなくなるので、とにかく「お試し」で、テキトーに、手持ちの「ツイストノート:メモサイズ(無地)」の用紙に書かれたメルマガのアイディアとか、そのほかの思いつきとかを書き留めたリーフを一気に16枚ほど(8枚×2)写真に撮って、テキストと画像をPCに取り込んでみたのです。
何の分類もグルーピングもせず、ただとにかく手元に置いてある「ツイストノート:メモサイズ(無地)」をどんどん取り込んでみたんです。
で、やってみてわかったのは、
●分類整理はテキストデータでやった方がラク
●ポストイットアプリの側での分類整理は使わなくても良い
ということでした。
どうせ、ブログとかメルマガとかでしっかりした記事にするためのネタ帳的なものなので、最終的にはテキストデータで分類・整理・原稿仕上げをしていくわけです。
それなら、別に「スマホ・タブレット上で分類・整理する」手法は不要だったんですね。
別に「ポストイットデータをグルーピングすること」自体を目的にしているわけではないのです。テキスト上で仕上げることができるんならそれでOKなわけです。
実際、スマホ・タブレット上でメモのリーフを自由に移動させてグルーピングをするという機能より、
●何枚もの手書きメモを一気にテキストデータに変換してくれる
という機能の方が画期的に便利なわけです。
これはなかなか気が付かなかった盲点でした。
実際「ジャンルとか気にせず、なんでもいいからツイストノート:メモを取り込んでみよう」とテキトーに変換して、分類整理をテキストでやってしまうというのがすごくラクでした。
というのも、「日本語に変換してくれる」精度はむちゃくちゃに高いのですが、メモの書き方がテキトーだったりするとやっぱり誤認識はあるので、どっちにしろテキストをエディタなどで整理する必要はあるわけです。
その「誤変換の修正」のついでに、テキストの上でサササっとジャンル整理とか分類とかをやってしまえば、もうそれで原稿化するための下準備は終わってしまうと気づいてしまったんです。
ああ、こりゃ便利だ。
という評価になりました。
つまりは、
●グルーピングやジャンルの整理などはテキストに変換した後に整理した方がラク
ということに気づいたわけです。
とりあえずテキトーに試してみた取り込み方法が、実は一番合理的かつお気楽な利用方法だったわけです。
ということで、今回僕は「ポストイットアプリ」をポストイット活用アプリではなく、
●複数枚のメモの手書き文字を、一括変換してくれるユーティリティアプリ
として使っただけ、ということなんですね。
ジャンル分けとかグルーピングは、あとからWindowsのフォルダ機能を作って保管しても良いですし、とりあえずは「手書きしたメモ」がそのままテキストデータとして取り込める方が安心で速い、ということだったわけです。
ということで、「複数枚の手書きメモ」を「一気にテキスト化するユーティリティ」として、「ポストイットアプリ」をお勧めしたいと思います。
近年はGoogleアプリが手書き文字のテキスト化を無料でやってくれていて、あれもかなり便利なんですが、複数枚のメモを一気にテキスト化してくれる「ポストイットアプリ」の方が、何かと便利かもしれません。
気になった方はぜひご活用くださいませ。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1178 -了- ]---------------