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市販のノートを自分好みに変身させるテクニックで、無地ノートの選択肢の少なさをカバーしています。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1188号●2024年11月17日(日)
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読者さん、こんにちは。
先日から、ちょっと小型のメモ帳を探している、という話を書きました。

で、その中で、やっぱり

●方眼罫がイヤだ

ということは昨日お知らせしたとおりなんですね。

もうね、スマホで手書きメモを簡単にデジタル化できる現在では、方眼罫は百害あって一理なしだと僕は感じてます。
無地でメモをしていけば、ほんとうに必要なメモだけをパッとデジタル化するなんて実に簡単なわけです。

でもそのメモ用紙が方眼罫だと、読み取り精度も落ちますし、デジタル加工して活用するにも恐ろしく不便なわけです。
ほんとうに最悪です。

メモを取っている時は、そういう後々の加工が必要になるかどうかも分からないわけです。
パッと思いつきをメモして、後からそれをブログや、このメルマガの記事にするかもしれないし、とりあえずテキスト化するかもわからない。

先日もご紹介したポストイットアプリの手書き文字の日本語対応版は、ほんとうに便利で、それこそ無地のメモ用紙に手書きした「ネタ」を、まとめてテキスト化するなんてことがラクラクできるわけです。

●ポストイットアプリ

iPhone版
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88-%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88/id920127738

Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mmm.postit&hl=ja&gl=US

だからもう、ほんとうに方眼罫がイヤでイヤでしょうがないわけです。

でも、世の中、ちょっと小型のメモ帳というと、ほんとうに嫌になるくらい「方眼罫」のメモ帳ばっかりなんですよね。
だからこそ、自作で無地の「ツイストノート:メモサイズ」リーフを作ったわけですけど、いま僕は、このメモサイズよりかは、ちょっと大きめのノートが欲しいなと探しまくってるわけです。

サイズ感としては B7 くらい、A6だとちょっと大きすぎるし、A7 だとちょっと小さすぎる、と言う感じです。

で、このくらいのサイズのノートとか手帳とかで「無地」のものなんて本当にないんですね。
ものすごく少ない。

なので、無印良品の「文庫ノート」だとか、とにかく無地のノートをいろいろ買って、使い勝手とかチェックしてるところなんです。

でも、例えば毎日持ち歩いてネタとかをメモしたいな、と思うと、ある程度ページ数も欲しいし、それに加えて、

●表紙が汚れに強い

ということも重要なわけです。手垢でよごれるのはもちろん嫌ですが、ちょっとした不注意でコーヒーのシミができてしまう、なんてことも充分に考えられます。
まぁ「汚れも味」という考え方もあるんでしょうけど、致命的なダメージがあったりするとかなりイヤですしね。

そんなことを考えていった時に、

●表紙を自分でPP加工する

というのが、小さなノートを選ぶ際に、けっこう重要なテクニックになるなと思ったんです。

これは前にも紹介したと思うのですが、図書館などでは、書籍を保護するために「コートフィルム」というのを貼ってるわけです。
このフィルムが貼られていると、ほんとうにかなりダメージを軽減できるわけです。

商品としてはいろいろありますが、以下の2種類くらいが実用的ですかね?

●埼玉福祉会 SAIFUKU ピッチン 接着剤付透明コートフイルム
幅35cmX長さ2m・厚さ0.07mm
https://amzn.to/3CwdrDT

●WeBirth 本 カバーフィルム【日本販売店/たっぷり使える】
45cm×5m巻 A3までOK クリアタイプ 製本カバー フィルム (5m 透明)
https://amzn.to/3Z6aUJj

僕はピッチンの45cm幅のものを買いましたが、2mでも、小さなメモ帳なんかだと、かなりの冊数をコーティングできて良いです。

とくに、ノートの表紙をPP加工できると、たとえばマスキングテープなどでタイトルを付けてみたり、あるいは付け替えたり、という事が気軽にできます。
イラストシールなどを貼って楽しむとかもできるでしょうし、それを着せ替えしても良いかもしれません。
そういう意味でコートフィルムを貼ると、利便性が高まるのもよいところです。

また、純粋にPP素材の表紙だと、印刷物のインク面と接すると、表紙素材が「反る」ことがあります。
ですが、こういうノートの厚紙の上にPP加工をしただけだと、そういう心配もありません。

そういう意味で、ノートの表紙としてはかなり優秀な仕上がりになるんですね。

選択肢の少ない「無地」のノートを、少しでも自分好みに近づけるために、このコートフィルムは、かなり役立ってくれるのです。
けっこう便利なので、いろいろなノート活用に使える方法ではないかと思います。
お好きなものをコーティングしてみてはいかがでしょうか?

ということで、本日のメルマガはここまで。
ではまた明日。


--------------[KID'S SIGNAL No.1188 -了- ]---------------


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