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長年気になっていた「トイレットペーパーのミシン目」について。謎が解けたと同時に、なるほどなぁと、トイレ空間を見直す結果になりました。

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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1215号●2024年12月14日(土)
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読者さん、こんにちは。
今日はちょっとトイレの話です。

実は、我が家のトイレは、ちょっと独特な形状のペーパーホルダーを使っていまして、そのペーパーホルダーは、紙をカットするためのギザギザの刃がついているタイプなんですね。

で、このホルダーを使う前は、一般的にどこでも見かけるような「紙をカットし、ホコリよけにもなるような上蓋」がついたタイプだったんです。
よく見ますよね? 金属製の上蓋がついたタイプのトイレットペーパーフォルダ。

その前に入っていた賃貸住宅も、そのまた前に入っていた賃貸住宅も、もうずーっと「紙を切るための上蓋付き」トイレットペーパーフォルダーを使っていたので、もう僕の中では、

●トイレットペーパーは、フォルダの上蓋部分でカッティングするものなのだ。

と、思い込んでいたわけです。

いや、なんなら、勤めていた会社が入っていたビルのトイレも、僕がフリーで仕事をしていた時に借りていた事務所が入っていたビルのトイレも、昔の彼女と同棲していた時に借りていた部屋のトイレも、それどころか中学校や高校のトイレも、本を借りに行った図書館のトイレも、しょっちゅう買い物にでかけた大阪なんばの繁華街のトイレも、もうずーっと

●上蓋でペーパーをカットできるタイプ

のペーパーフォルダだったわけです。

なので、トイレットペーパーというものは、

●上蓋部分でカッティングするものだ

と思い込んでおりました。

そう思い込んでいたので、最近スーパーなどでトイレットペーパーを購入すると、「ミシン目」の入っているトイレットペーパーがものすごく多くて、しかも、パッケージに「ミシン目入り」という表示すらなく、ごく当たり前に「ミシン目入り」がスタンダードになってきているんですね。

これがもう、僕には理由がさーーーーーーっぱり想像がつかなかったのです。

なにせ、ミシン目が入っているトイレットペーパーを、「カッティングできるホルダー」で使うと、

●カッターの位置とミシン目があわない

のがあたりまえで、その状態でトイレットペーパーをカットしようとすると、

●カッター位置で切れたり、ミシン目位置で切れたり、どちらでも切れなくて斜めにビリビリと破れたりする

ことが頻発するからなんですね。

「ミシン目なんか、邪魔じゃーーーー!」

と思ってたわけです。(いまでもあんまり好きじゃないです)

しかし、あまりにミシン目がスタンダードになっているので、今日ちょっと調べてみたら、そもそも

●トイレットペーパーの誕生地アメリカではホルダーにカッターがないのが普通

だったようなんですよ。
これは調べてはじめて知りました。
乱暴というかなんというか、たぶん、ロールから適当に紙を引き出して、右手と左手で適当な距離(アメリカでは11.3cm、日本では20cm前後)をとってひっぱれば、ミシン目でキレイに破れてくれる、という使い方をしてるのでしょう。

というか、そもそも日本においても「上蓋」は飾りとか紙が下までずり落ちないようにする「おもり」であって、別にカッティングのためのカッターではないのかも知れません。僕がカッターだと思い込んでいただけで。

でも、「カッター」として使う方が、切りたい長さで切り取れて便利だと思うんですけどねぇ。
どうなんでしょう?

でも、スーパーなどではトイレットペーパーに「ミシン目入り」とか「ミシン目なし」とかはほとんど表記されておらず、とにかく買ったらその商品の標準状態で使うしかない、という感じなんですよね。

で、じゃあ、世の中のトイレットペーパーホルダーって、いまどうなってるのかな? と調べてみると、やっぱり「上蓋付き」が多いことは多いんですが、かなり「上蓋ではなくトイレットペーパーを上から覆う、簡易棚」のように、完全に水平の板がついているものが多いんですね。そしてペーパーの上にはロールが転がらないようにする「おもり」としての金属バーがついている。

そういう商品がかなり増えてきている印象です。

しかも、最近の傾向としては「ロール2連」にしている商品も多い。2連ホルダーなら、トイレットペーパー切れに遭遇する回数は減りますし、ロールの上にある板状のカバーも、ほんとうに「棚」として充分な広さを持つので、ちょっとした飾りを置いたり、消臭剤を置いたり、手に持ったスマホを置いたりすることもできるわけです。

ここまで調べてきて、やっと、

「そーかー、ペーパーホルダーを棚として使う方がみんな便利なんだなぁ」

ということに気づいたわけです。

というのも、我が家のトイレには三角コーナーの棚を置いていて、そこに時計とかペーパーのストックとかを置いてるからなんですね。
その三角のコーナー棚は、それこそスマホや眼鏡の仮置き場にもなってます。

でも「棚付きペーパーホルダ」があれば、こういうコーナー棚もいらないのかも知れない。
なるほどねぇ、と。

考えてみたら、三角のコーナー棚ってちょっと空間を取りすぎかも。

そんな気づきを得ることができた「トイレットペーパーのミシン目の謎」でした。

ということで、本日のメルマガはここまで。
ではまた明日、お会いしましょう。


--------------[KID'S SIGNAL No.1215 -了- ]---------------


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