[1220号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→

自作の「A4コピー用紙の半分折りノート」が思ってたよりずいぶんと使い勝手が良いんです。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1220号●2024年12月19日(木)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

----------------------------------------
このメルマガは、
■「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」■
をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。

読み落としがある場合は、メルマガ本文のすぐ後に、
バックナンバーページへのリンクがありますので、そちらからご確認ください。
----------------------------------------

読者さん、こんにちは。
ということで、昨日はA4コピー用紙を半分折りにして、バインダーノートに挟み込む話をしました。
その詳細が分かりにくいかと思いましたので、少し詳しく書きましょう。

やりたいことは、A4コピー用紙を半分折りにして、バインダーに綴じこみ、「いつでも開いてA4用紙サイズで閲覧」できるようにする、ということです。

これをするためにはリング穴の部分だけ少しズラしてA4コピー用紙を折らないとダメなんですね。

A4サイズは、横210mm×縦297mm(21cm×29.7cm)なので、長辺297mmを半分にすると148.5mmがちょうど真ん中です。

210mm×148mmなら、ぴったりA5サイズになるわけですが、ぴったり折ってしまうと、A4の短辺が両方ともリングにかかる位置に来ます。でも「折ったり開いたり」をしたいので、リング穴をあけるのは短辺の片方だけ。もう片方は穴を開けずに折りたたみたいわけです。

なので、A4用紙の短辺(210mm部分)にリング穴をあけて、その穴に二つ折りの端がかからないようにするには、リング穴の分だけズラして半分折りにするしかありません。

このズラすべき「幅」は、約8mmくらいんなんですね。

で、約8mmずらして折ると、A5より少し長い152mmくらいの長さの左右幅になります。これはA5サイズより4mm長いサイズになるわけです。

通常、A5サイズのバインダーノートは、A5サイズの用紙に合わせて作られているので、A5の短辺148mmより少し長くなっているのが普通ですが、さすがに4mmも長くなってはおらず(LIHIT LAB. さんのMutualシリーズで1mm長い149mmでした)、どうしても横幅がはみ出すノートになってしまうんです。

ならば、

●左右幅が4mm長い表紙を自作すればいい

という結論に至ったわけです。

で、百均で売っている「ボール紙(厚さ0.42mm)黒」をまず必要サイズに切って、穴あけ機で穴を開け、前から紹介している図書館の書籍保護シールであるコートフィルムで覆って、「自作表紙」を作ったわけです。

これは本当に時間もかからずに作れました。ボール紙を切って穴をあけるだけなら、ほんとうに瞬間でしょう。僕の場合は保護シールをコーティングしたいので、そこで手間がかかってしまいましたが、一般的にはボール紙の裁断と穴あけ機で穴をあけるだけなら、ほんとうにラクにできると思います。

昨日も書いたように、なんでもかんでもバインダーノートに綴じたいわけではなくて、全ToDoリストのように、ある程度、長い期間、棒線を引いて項目を消したり、やるべき項目を書き足したりする必要が出るような用紙に限って、このバインダーに収めたいわけです。

普段はA4コピー用紙に書いた内容は掲示したり、ナナメクリ(A4コピー用紙を斜め留するクリップボード)に留めて閲覧・掲示したり、袋ファイル(角2のA4用紙がそのまま入る封筒)に入れて保管したりと、穴も開けず、A4サイズそのままで取り扱っているので、バインダーは必要ないんですが、ToDoに関しては何度も繰り返し見ることになるので、気軽に閲覧できる形になっている方が便利なんですね。

で、この表紙の横幅が長い、オリジナルのバインダーにA4コピー用紙のToDo一覧と、別紙扱いで、ToDo一覧と併用して参照している「ジャンル別ToDo」などをいっしょに綴じこんでみたら、これが思ってた以上に便利だったんですね。

別紙にリンクしているような内容をすばやくページめくりで確認できるし、作業済み項目の消去や新たな課題の書き加えも、とにかくひょいひょいとページをめくってやれるわけです。

使っているバインダーは、LIHIT LAB. さんの「オープンリングノート」あるいは「ツイストノート」とよばれるノートのリングを使っているので、

●360度の折り返しが可能

なんですよね。

ここがなかなか便利で、表紙も反対側に折り返してじゃまにならないようにすれば、見えているのはA4コピー用紙部分だけになりますから、机の上に広げて置いておいても、A4用紙全体が見えて、「掲示」用途でも問題なく使えるんですね。(机上に限る、ですが。)

こうして、やるべきことを机の上に一覧できるように置いておくと、はっきりと内容が目に飛び込んでくるので、やるべきことのチェックとか、課題の確認とかがすごくラクなわけです。
そういう「掲示」の用途にもけっこう使えるんです。

当然、手に持ってパラパラめくれば関連項目を確認しながらチェックマークなどを入れるのも手軽にできるので、「別紙」に分けたジャンル別のToDo一覧もすぐに確認できるし、チェック用途には最適なわけです。

ということで、この「A4半分折りバインダーノート」は、思ってたよりかなり利便性が高いように思っています。
今後、もう少し他の使い方も組み込むかもしれません。(あんまりいろいろ詰め込んだらダメだとは思ってますが)

今日は、思いつきで作った「A4コピー用紙半分折り用バインダーノート」に関してのお話でした。
ではではまた明日。

--------------[KID'S SIGNAL No.1220 -了- ]---------------


[1220号] ●バックナンバー一覧に戻る←前号へ次号へ→