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「つづける」ためには「よろこび」が必要なんです。夢を持ちましょう。維持しましょう。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1237号●2025年1月5日(日)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、最近僕が試してみて、とても効果的だと感じているノートの付け方である、「グルノート」について、書くべき4項目の前半2つについてご紹介しました。
今日は残り二つについて解説したいと思います。
グルノートの書籍はこちら。
●インド式「グルノート」の秘密 単行本(ソフトカバー) 佐野直樹 (著)
https://amzn.to/3C3XmFp
で、グルノートでは、毎日(別に毎日でなくても良いと僕は思いますが)4つのことを書くと昨日は書きました。
●チッタ:自分にとってネガティブな事を書く
●ディバイン:悩みや苦しみのなくなった理想の状態を書く
●ディクシャ:理想がかなった時の感情を書く
●スワダルマ:感情を味わいながらできる行動を書く
昨日は上記のチッタとディバインについて書きました。
これは、まず「自分にとってネガティブなこと」「いやなこと」「苦しみや問題」を直視すると、必然的に、
●どうなっていれば一番良いのか?
という理想の姿がイメージできるわけです。これが苦しみのチッタと理想のディバインの関係です。
だから、何か「いやだな」と思う事があれば、その心の裏に必ず「いいな」という憧れる状態というものが存在するし、それはいま自分が「いやだな」と思っている事を直視すれば必然的に見えてくることなわけです。
だから、ノートの一番最初に「嫌な事」を書くというのは順序としてとても分かりやすいし、この「苦しみ」とその解決された「理想」はワンセットなわけです。
では、残りの二つ、ディクシャとスワダルマはどうなっているのか? というと、これはディクシャとスワダルマも二つで一つでして、それは「感情と行動」なわけです。
これが実に良くできてるなぁと思うのは、
●夢に向かってがんばっていたけれど、いつのまにか「作業」になってしまってつまらない。
という「よくある状態」を防ぐとても良い仕組みになっていると思ったわけです。
●いつの間にか作業になっていて苦しい。
あるいは、
●いつのまにか作業になってしまい飽きる。
という状態になる。
これが物事が「続かない」とか、「やらなくなっちゃった」とかの一番の原因ではないでしょうか?
このディクシャとスワダルマというのは、それを防ぐ仕組みが組み込まれた書き上げ項目なんです。つまり、
●行動する喜びを忘れないようにする
ということなんですね。
苦しみを直視すれば、必然的に理想の状態はイメージングできるし、その「理想の状態」になったとしたら、どれほどうれしいだろうか? ということも、簡単にイメージできるはずなんです。ところが、この「うれしさ」とか「よろこび」について、簡単にサラッと流してしまうので、その後の行動を行う時に「よろこび」を忘れてしまうわけです。
いや、それどころか、「理想」は思い浮かべても、それが叶った時の自分の感情についてはキチンとイメージしてなかったりするわけです。そもそも「楽しくない」ことが続くわけがないんですね。
なので、グルノートでは、理想の状態を思い浮かべたあとに、そういう状態になった時の自分の「感情」をキチンと言葉にして書きださせるわけです。
そして、スワダルマという行動項目の書き上げ時に、その「よろこびの感情」がしっかり入っている状態でリストアップするように言ってるわけです。
これは効果あると思いません?
というか、実際にグルノートを試してみて思ったのは、ほんとうに、実行したその日から、とても効果を感じられた、ということなんです。
そりゃそうですよね?
いま「いやだな」と思ってる事に対して「理想はこうだよね」と確認して(これは自然にできることです。)、そこですぐに「どうすれば実現するか?」とかを考えて「行動」のリストアップをしてしまうと、いきなり「無理な計画」とかを立ててしまうわけですね。
でもグルノートでは、
●ディクシャ:理想がかなった時の感情を書く
●スワダルマ:感情を味わいながらできる行動を書く
となっていますから、
●まず「よろこび」はどんなものなのか?
を確認した上で、
●よろこんでできる行動
だけを実行に移す仕組みなわけです。
これなら、「よろこび」というガソリンタンクがついた上での行動なので、ガス欠状態になりにくいわけです。
ここがねぇ、優れてるなーと感心したわけです。
ということで、昨日と今日で「グルノート」について書きましたが、このノートの書き方はかなり効果的だと思います。
でもって、この「グルノート」の書籍のノウハウ部分は、これでほぼ全部です。
他にも大感動した話とかいろいろあるんですけど、とにかくまぁ、この「グルノート」の仕組みはかなり良いと思います。
もし良かったら試してみましょう。
ではでは、今日はここまで。また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1237 -了- ]---------------