[1238号] ●バックナンバー一覧に戻る|←前号へ|次号へ→
年明けから、一気に「複数のノート」を使ってます。なのに、混乱してない! なんででしょう? 実は重要な秘密を見つけたんです。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1238号●2025年1月6日(月)
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
----------------------------------------
このメルマガは、
■「メモ・ノート・手帳を使いこなすためのStationery Book 42」■
をダウンロードくださった方を中心に、毎日発行でお届けしています。
読み落としがある場合は、メルマガ本文のすぐ後に、
バックナンバーページへのリンクがありますので、そちらからご確認ください。
----------------------------------------
読者さん、こんにちは。
今日から仕事始め、と言う方は多いのではないでしょうか? 新たな気持ちで取り組めたら良いですよね。
さて、僕はと言うと、新年からノートや手帳などの使い分けを見直して、実はノートシステムが大幅に変更になっているんです。
で、メモする内容や、自宅内・外出時での利用シーンなどを考慮して、ノートのサイズをいくつか複数に分散して、複数のノートを並行して使う形にしているんです。
その種類がなんと5種類で、いまは並行して5冊のノート・メモ帳を使い分けている、ということになります。
いや、いくらなんでも5冊は多すぎるだろうと思いますか? 実は僕自身も「多すぎる!」と思っているんですね。というか、思っていたんです。
実際、使い分けている内容自体は、昨年のメインノート一冊の中に集約していた内容なんですね。だから書く内容自体はそんなに変わっていないんですね。
だから、いままで一冊(正確には、メインノートを補佐するためにバインダー形式のメモ帳を併用していたわけですが。)にまとめていた内容を5冊に分解して使っている、ということなので、僕自身、かなり混乱してしまうんじゃないか? 危険なことをやっているよな、と、かなり失敗を覚悟してシステム変更をしてみたわけです。
ところがこれ、いざ使い始めてみると、あまり混乱もなく、かなりうまく機能するようになってきてるんですね。
「えええええー、けっこううまく使い分けられてるやん、なんで?」
と、自分でも感心してるんですが、実は使い分けがうまくいってる、かなり大きな理由があるんですね。
それが何か? というと、
●各ノートの置き場を決めた。
ということが、かなり大きいのです。
今回のノートシステムの変更で一番大きな変更は、「自分の書いたメモ内容の再読の機会を増やすこと」と定めてみたので、とにかくまずヒマがあったら読み返すノートとして、無印良品の文庫本ノート(無地)を毎日、「持ち歩く」ことにしたんですね。
で、この持ち歩きノートは当然カバンの中に入れるわけですけれど、とにかくいつでもサッと手にできるようにしたかったので、カバンの中でも定位置を決め「必ずこの場所に差し込んでおく」という位置を決めたんです。
で、それと同じように、帰ってきたら文庫本ノートを取り出す、という作業が必要になるので、取り出した文庫本ノートは机の上のディスプレイの横、と置き場を決めてみたんです。
こうすると、この「いつでも身に付けておくべきノート」がつねにどこにあるかが簡単に把握できるようになって、かなりうまく機能するなと気づいたんです。
いままで持ち歩き用として使っていた、TRNメモサイズ(無地)の場合は、ほんとうに何にでも使っていたメモ帳だったので、「置き場」などと言うものはなく、とりあえず机の上でサッとメモしてそのままにしておいて、その上に書籍を置いてしまったりして、探し回ることもあったわけです。
しかも、カバンの中での定位置もはっきりとは決まってなかったので、いざメモしたいと思った時に机の上に見当たらないと、どこを探して良いのか分からなくなっちゃうわけです。
机の上か、カバンの中かも分からないという悲惨な状況になっておりました。
ところが、文庫本ノートの机の上とカバン内での「置き位置」を決めただけで、この混乱がほぼなくなったわけです。
「あ、これはいいわ」
と、その便利さに気づいたので、他の4冊のノートも「置き場」をキッチリと、決めてやりました。
そうすると、ほんとうに、驚くほどノートを探す手間が不要になりまして、快適にノート作業ができるようになったんですね。
よく「情報は1冊のノートにまとめろ」とか書いてある本が多いし、それはそれでものすごく有用な見解なので、一切否定はしないんですが、こうして、5冊のノートの置き場所を決めて活用していると、実は、
●空間そのものが「一冊のノート」になる
という感覚になるんですね。
結局、「ノートを一冊にまとめましょう」というのは、
●情報の所在を明確にして、書き込みと参照の作業をパターン化する
ことに主眼があるわけで、複数のノートを活用するなら、置き場所のルールさえ決めてやれば、実はすべての情報を一冊のノートにまとめるのと大差はないのだな、と気づいたのであります。
僕はパソコン用のデジタル机と、メモなどの紙作業をするためのアナログ机の二つを持ってるんですが、(回転椅子をくるっと回して切り替えます)、その二つに4か所の「ノート置き場」が確定しておりまして、これがかなりうまく機能しております。
5冊もノートを使うということは、かなり使いこなしが複雑化して大変になるんじゃないかと心配していたんですが、おかげさまで杞憂に終わりました。
いやー、「置き場所決め」は効果高かったですわ。自分でも驚く。
こんな簡単なことで、効果が出るとは驚きです。
ということで、本日は「複数ノートの使いこなしは置き場所決定にある」というお話でした。
ではでは、また明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1238 -了- ]---------------