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本の読み方で、ひとつのテクニックを見つけました。共有したいと思います。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1242号●2025年1月10日(金)
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読者さん、こんにちは。
えー、ずっと「複数ノートの並行活用」の話ばかり続けていたので、今日はちょっと読書のお話。
最近、読書の方法で、「あ、これは便利だな」と思った手法があるので、ちょっとお知らせしたくなりました。
いろいろな本を読んでいると、全然知らない地名が出てきて、実感が湧かなくて内容への興味まで薄れてしまう、ということ、ありませんか?
「××崎の浜辺は遠浅で、□□駅からも車で5分と便利だった」とか書かれているとなんだか良く分からなかったりします。
こういう地名とかが出てくると土地鑑がないと距離の遠さであったり、坂道の傾斜度合いであったり、周りの風景であったり、そんなこんながまったく見当がつかず、イメージすら湧かないで読書が進みにくかったりするわけです。
で、こういう時、僕は良くグーグルマップで、地名などを入力してその場所について調べたりするんですが、でも、これ、その目的の場所だけ入力しても、いまいち距離感とか地域の広さとかが良く分からなかったりするんですね。
で、前は、地図上の距離を出せるようなアプリをつかってみたり、縮尺を固定したまま、ガンガンスクロールさせて、自分の良く知っている土地の距離感と重ねてみたりしてたわけです。
でも、これもかなり面倒くさいんですよ。
こういう場合、ほんとうはその地域の紙の地図帳があると、かなり便利なんですよね。僕はいまの家が田舎にあって、引っ越してまで5年しかたっていないので、全然土地鑑がなく、グーグルマップだと自宅から目的地までの距離しか分からなくて困ってたんです。
そういう時に近所の紙の地図帳があると、行った事のある場所にマークをつけておくだけで、かなりの距離感が自分に身に付くので便利なんです。
で、読書でもこれに似た方法はないかなぁと考えはしたんですけど、まぁ日本全国の地図を用意するわけにもいかないし、そもそも外国の地方のお話とか情報だったりすると、ほんとうに距離感も縮尺感も役立たないし、完全お手上げ状態とかになるわけです。
でも最近、「あ、これなら使える」と思った方法がありまして、それがグーグルマップの経路表示での「目的地の追加」機能なんです。
まず知りたい土地の名前などが本で出てきたら、自分がいまいる場所からの「経路」を表示するんですね。東京に住んでいる人がたとえば、「三沢市国際交流センター」のことを知りたいなら、この交流センターを検索して、経路を表示させるわけです。
すると、東京駅から車で8時間6分と経路が出ます。でも、これだけだと、この交流センターの近隣の距離感とか全然分からんわけです。
そこで、目的地あたりを拡大しまして、いままでに自分が行ったことのある場所がないか調べてみるわけです。仮に、奥入瀬渓流まで行った事があるなら、そこを「経由地」として、経路に加えるんです。
グーグルマップには経由地を含めた経路表示ができるので、これで交流センターから奥入瀬渓流まで車で1時間19分だ、と分かって、距離感がつかめてくるわけです。
こういうことをチマチマやっていると、なんとなくそのあたりの土地のサイズ感とかが分かって、書籍に描かれている世界で、どういうことが起こっているのかを想像しやすくなるわけです。
この方法は、あまり手間もかからず、知っている場所から確実に距離が表示されるので、実感が湧きやすくて良いのです。
本を読んでいて、地名に馴染みがなくて、読み進めにくくなった時にはけっこう効果的ですので、よろしかったらお試しください。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1242 -了- ]---------------