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「A4マイナス8mmリーフ」なら、プリントアウトは本来業務。各種テンプレートをシンプルに出力できます。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1245号●2025年1月13日(月)
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読者さん、こんにちは。
先日から、私が発案した、A4コピー用紙を半分折りにして、A5ノートのリーフとして活用する
「A4マイナス8mmリーフ」
●A4マイナス8mmリーフ
https://hankai.chakin.com/company/kidssignal/img/a4minus8.jpg
のことを、先日から紹介しています。
基本は、「A4コピー用紙を気軽に使う」という使い方の流れの中にあるので、あまり堅苦しくルールづけしているような使い方は特段ないのですが、そもそも「A4コピー用紙」は、
●PC等のデータをプリントするための紙
という側面がありまして、この「PCデータプリント」についても少しお話しておこうかと思います。
もともと僕のメインノートは「B6無地」の用紙を使った「バレットジャーナル」でした。
バレットジャーナルというのは、基本、一冊のノートを最初から順に書きこんでいく形式で、僕はバインダーノートでこれをやっていたんですね。
普通バインダーノートはページの抜き差しが自在であるところが魅力で、たとえば学生さんであれば、国語、社会、数学、理科などの教科別にノートを取る場合に、「いま必要な数ページ」だけを持ち歩ける、という考え方が便利なわけです。
でも、バレットジャーナルは、綴じノートが前提になっているので、教科ごとの抜き差しは考えずに、見開き事にひとつのテーマで書き込む形になります。
この形式でノートを使っていくと、一枚の紙の表と裏で、まったく異なる教科(ジャンル)の内容が書き込まれることになるんですね。
この「表裏が別内容」というのは、「一冊のノートを頭から順に書く」という、バレットジャーナルの本質的な特徴なので、これは仕方ないことだと考えていたのです。
なので、バインダーノートが本来持っている「教科別」の使い方は完全に捨てて、バインダーノートを「綴じノートのように頭から順に書く」という使い方にしました。
で、じゃあなぜバインダーノートでバレットジャーナルをやっているのか? というと理由は二つだけありまして、
●ページ途中のリーフにPCでフォーマットの決まったデータをプリントする
●同じツイストノートのサイズ違いのメモリーフを挟み込む
という特殊な用途でのみ、バインダーノートの「抜き差し可能」のメリットを活用してたのです。
なので、「PCデータのプリント」はやっていましたが、そのプリントした裏側が普通のノートとして使うメモページだったり、あるいは毎日の出来事・やることを記述するデイリーログだったりバラバラだったのです。
しかし、昨年はさまざまなノーティングにA4コピー用紙を使うようになったので、このあたりのルールが無意味化しはじめていたんですね。
何かの講義を聞いてメモを取る場合などにA4コピー用紙を使うと、とても快適だったのです。
で、今年はこのバレットジャーナルの「頭から順に書いていく」という要素は、いつも持ち歩く「文庫本ノート」だけにして、メインノートとして、使うA5バインダーは、基本的にPCデータを綴じこむためのバインダーにしようと考えました。
そうなると、「表裏で別内容」というバレットジャーナルの不便な部分をそのまま生かす必要もなくなったので、毎月PCデータで出力していた「ハビットトラッカー」用のシートも「表も裏もハビットトラッカー」という形で出力できるようになってきたわけです。
で、これまでは「B6ノートの見開き単位=B5サイズ」でPCで作ったフォーマットデータをB6用紙の左右ページに振り分けてプリントしていたんですが、「A4マイナス8mmリーフ」を使うように変更すると、この「左右振り分けプリント」という手間がまったく不要になるわけです。
●B6左右振り分けで見開きB5
で作っていたデータを左右データをくっつけまして
●A4横位置で一枚
という形で出力できるわけです。
しかも、バレットジャーナルの「頭から順に書く」というのは文庫本ノートと役割分担でノートを変えたので、「表裏を同じ内容」にできるわけです。
なので、たとえば月間予定表のPCデータフォーマットがあったとすると、表裏で表に1月、裏に2月というように同内容でプリントしてバインダーにはさみこむことが可能になります。
たった1枚バインドするだけで60日間分参照できるので、差し替えの頻度が減るし、これは便利だなと、今現在は思っています。
そもそもPCデータの出力は、A4コピー用紙の本来業務なので、プリント品質も安定していますし、やろうと思えば独自フォーマットリーフもいくらでも作れますし、いくらでもメインノートに差し込めます。
今年はそういうフォーマットを作ることを試してみてもいいかもしれないと考えているのです。
ということで、今日は「A4マイナス8mmリーフ」の「プリント用紙」としての使い方について、少し書いてみました。
ではでは、また明日お会いしましょう。
--------------[KID'S SIGNAL No.1245 -了- ]---------------