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「一冊のノートを持ち歩いてなんでも書く」という手法を、僕なりにブラッシュアップしています。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1247号●2025年1月15日(水)
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読者さん、こんにちは。
今年から(というかテスト的に昨年のクリスマスから)文庫本サイズ(A6/ハガキより少しヨコは長い)のノートをつねに持ち歩くようにしています。
で、このノートに「なんでも書く」ということにして「一冊のノートに全部書き込む」方式を基本的には採用してみてるわけです。
で、このノートとは別に、まえまえから使っていた「メモ」がありまして、それがツイストノート(オープンリングノート):メモサイズなわけです。
これは本当に小さなメモ帳なので、いつも持ち歩いて、気が付いたらなんでも書き込むために持ち歩きしはじめたツールなんですね。
とくに大阪で暮らしていた時は、電車移動であったり、ちょっとした買い物など、ポケットにいれておいて、思いつきを書き込んだり電話がかかってきたときのメモをとったり、とにかくすべての情報のいったん仮置きする「受け皿」の役目をしていました。
よく「ノートは一冊にまとめろ」ということは言われているわけですけど、基本的にぼくは、このツイストノート:メモサイズに、その「なんでも書き込むノート」の役割を担わせていたのです。
とくにツイストノート:メモサイズは、リーフの取り外しができて不要なものは取り外して使えるし、ちょっとした思いつきやアイディアなどは、まとめて一冊にまとめるということもできて何かと便利だったんです。
でも、こういう「抜き差し可能なノート」で「一冊にまとめる」ということをすると、あまりになんでも書き込み過ぎて、すぐに情報がパンクしてしまって、リーフを外して別冊にまとめるしかなかったわけです。
で、「別冊にまとめる」ということするとどうなるか? というと、「再読する」ということができなくなってしまうんですね。
ここが前々からネックだったので、今回文庫本ノートを持ち歩くように決めた際に、僕なりのルールを文庫本ノートに定めたんです。それは、
●再読をするための専用ノートだ
ということなんですね。
今回ツイストノート:メモサイズから文庫本ノートに乗り換えることで、まず、「リーフの取り外し」ができなくなりました。このせいで、あまりになんでもかんでも書いてしまうと再読時にとても読みにくくなったんですね。
実際、買い物メモのようなことまで書いていたら再読するにしてもすごく不便です。
なので、買い物リストは従来から使っていたツイストノート:メモサイズにまかせることにして、こちらの文庫本ノートには買い物メモは書かないことにしました。
また、「今日のToDo」も、煩雑になりがちな情報なので、これもツイストノート:メモサイズにまかせることにしました。
こんな風に、「再読」を基本テーマに据えて他の要素は排除して使いだすと、文庫本ノートがとても再読のしやすい、利便性の高いノートになってきました。
そして、情報が「再読するべき内容」に絞られてきたので、情報量も圧縮されて、一冊のノートにためこんでおける内容がとても大容量にになってきました。
そもそもバインダー形式で抜き差しできるツイストノート:メモサイズは、抜き取ったリーフを自在に活用するためには「片面使用」にするしかなかったんですね。これは、情報カードなど、カード形式で情報をまとめる場合の鉄則なのですが、いかんせん、このやり方では、あまり大量の情報を持ち歩きすることが難しいわけです。
その点「文庫本ノート」は綴じノートなので、ページも両面使えますし、データを圧縮して持ち歩くには最良の形式のノートなのではないか?と思っています。
なので、いまのところ「ツイストノート:メモサイズ」と「文庫本ノート」を使い分けているのは、かなり良い連携なのではないかな? と思いますし、そのベストコンビネーションを生み出せたのは、文庫本ノートに「再読するためのノート」と役割定義を明確化したところにあったな、と思っています。
やはりノートは、「何を書くノートなのか?」を明確にすることが、使いこなすうえで一番重要なのかもしれません。
ということで、本日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1247 -了- ]---------------