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図書館で面白い試みをやっていました。ちょっと心惹かれるものがあるなぁ。
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1254号●2025年1月22日(水)
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読者さん、こんにちは。
今日は最近図書館で「おっ」と思ったサービスについて、ご紹介したいと思います。
とはいえ、実はちょっとタイミングがあまり良くないというか、もう少し年明けすぐくらいにご紹介した方が季節感があったかなぁと反省してたりします。
というのは「ご紹介したいサービス」というのが、
●本の福袋
だったからです。
最近、毎週図書館に出かけていますので、年末、書籍を返しに行って、このサービスの存在を知って、
「こりゃおもしろい!」
と思っていたんですね。
なんと言っても、図書館には本好きの職員さんであったり、司書の資格を持っている方などもおられるでしょうし、有名ではないけれど貸出が絶えないような隠れた名作などもご存じかもしれません。
そういうことを考えると、書籍とのどんな出会いが待っているのか、かなり興味深い取り組みだなぁと思ったわけです。
ちょうど、年末年始は図書館も休館してましたから、「本の福袋」は1月5日の再開日からの開始になっていたんです。
ぼくはちょうどその日に返却しなければならない書籍があったので、返却がてら、「本の福袋」とはどんなものなのか、すごく期待して出かけて行ったわけです。
いざ、入館してみると、あります、あります。
入り口近くに、ズラリと「福袋」がならんでいて、「おー、ほんとうにやってるなぁ」と、かなりわくわくしていたわけです。
で、「どれどれ、どれか借りてみようかな」と思って手に取ろうとしたら、なんだか注意書きが書かれてあるんですね。
「なんじゃろか?」
と思って見てみると
●小学校低学年向け
とかの但し書きだったんです。
「ありゃ、子供向けか。大人向けのはどれかな?」
と思って福袋を次々に見ていくと、なんとなんと、全部「子供向け」ではないですか。
「なんやそれ。子供だけかいーーーー!」
と、すごく残念に思いましたね。さすがに子供向けの福袋を借りる気にはなれないので、借りずに帰ったのですが、何か大人向けの福袋では問題あるんかなぁ。大人向けもやってほしいものです。
ということで、ちょっとネットで検索してみたんですが、全国的にも「本の福袋」をやってる図書館はけっこうあるんですね。
で、子供むけだけでなく「一般向け」というのもやってるところがありました。
なんていうか、こういう催しは、年明けだけに限らず、常設サービスとしてやってくれてもええんやけどなぁ、とか思いますけどね。
結局図書館に毎週出かけてる私からすれば、ほんとうに「本との出会い」を求めて行ってるというのが大きいわけですから。
それと、「読書習慣が身につかない」という問題に悩まされている人の課題のひとつに「読むべき本の在庫がない」ということもあるわけです。
習慣、というのは続けていれば続いてくれるわけですけど、「読む本がない」という状態ができてしまうと、そこで習慣が途切れて、また読まなくなる、というのはあるんですよね。
だから、常設サービスでも僕は全然かまわないんですが。
まぁ、ともあれ、もしかしたらあなたの街の図書館でも「福袋」をやってるかも知れません。まぁいまは時期外れですけど、一度やっているかどうかを問い合わせてみても悪くないかも知れませんね。
ということで、今日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1254 -了- ]---------------