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またまた季節はずれの話です。年末、大掃除はされましたか? あんなもん、やったらダメなんですよ。知ってましたか?
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[KID'S SIGNAL] キッズシグナル●第1255号●2025年1月23日(木)
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読者さん、こんにちは。
昨日は、お正月の話でちょっとタイミングがずれちゃいました。
まぁ旧正月は、今年の場合は来週の1月29日なので、旧歴で考えるならバッチリの話題なのかもしれませんが。
で、今日は昨日より一層季節外れになりまして、「大掃除」の話です。
みなさんは、昨年の暮れ、大掃除、やりました?
僕は奥さんに言われてちょろっとレンジフードの掃除はやったんですよ。
あれはねぇ、油がすごくたまるので、けっこう大変な掃除になります。
油が良く落ちるのは「セスキ」ですね。中性洗剤でもいいんですけど、中性洗剤だと洗剤が残っている状態を、またまた水で流し洗いしなくちゃならなくて、大変なんですよね。セスキだとセスキを落とす作業が必要なのは中性洗剤と同じですけど、水でサラッと流れてくれる感じがあってラクなのです。
セスキもいまやけっこうメジャーな掃除道具なので、百均でスプレータイプが売られてますけど、うちはまえまえから粉末のものを買っていて、それを手ごろなボトルにいれておいて、普段、ガスコンロ周りで油汚れが出た時とかフライパンに油汚れがついた時とかにシュッシュッとやって汚れを落としています。
フライパンとか油が外側についたりするとこびりついたりして落としにくくなっちゃうんですけど、そういう時はメラミンスポンジが良いです。これも百均で5センチ立方くらいの使いやすいサイズにカットされたものが売られてますけど、うちはずいぶん前に大量のメラミンスポンジの端材を売ってた時にそれを買って、自分でカッティングして使ってます。
メラミンスポンジはカットするなら包丁で切るのが簡単でいいんですよ。豆腐を切る感覚でやればそれでOK。大量に大きいサイズのものが残ってるので、必要に応じて大きいカタマリを持ち出してきては包丁でカットしてキッチン用に10個前後、ストックとして数十個箱に入れてトイレの整理棚におしこんであるのです。なので、もうずいぶん長い間メラミンスポンジは買ってないんですよね。
レンジフードを掃除するにはダスターもある程度必要ですけど、それも古くなったタオルとかをため込んであって、そういうものをそのまま使います。
とまぁ、実は「おおそうじ」と言いながら、ほんとうに掃除をしようと思ったら、その道具の用意とか準備に時間がけっこうかかるわけです。
レンジフードの掃除がなぜ大変なのかというと、1年間ずっとレンジフードを使って揚げ物とかの煙を外に逃がし続けていて、その汚れがずっと蓄積しているからなんですね。
だから本当は、レンジフードなんて、「大掃除」をしてはいけない道具である、と考える方が正しいわけです。
毎日とは言わないまでも、せめて週に一回とか、月に一回とか、気軽にサッと拭き掃除し続けておくような道具のはずなんです。
そもそも、上で書いたように、その「サッと拭き掃除」をするための準備物だって、雑巾(ダスター)、洗剤は当然ながら、セスキやメラミンスポンジまで、しっかり「準備」しておかないと「サッとやる」ということができません。
だから、本来「大掃除」なんてやるものではなくて、つねに、
●準備
●お膳立て
をし続けておくことが必要なわけです
極端に言えば、「大掃除をしてはいけない。中掃除、小掃除をマメにすべき。」という話になるわけです。
普段何もしてないから、「大掃除しようか」という話になるわけですが、そもそも大掃除しようにも、どんな道具を用意すればいいのかすら分かってないという場合もあると思います。
これ、何が言いたいのか? というと、掃除に限らず、仕事の進め方とか、あるいは自分のやりたいことの実現、夢へのチャレンジ、そういうことも全部同じだなぁと思うわけです。
レンジフードを掃除しようと思ったら、どうやってシロッコファンを取り出すかの分解手順も知ってないとできないし、汚れがどの部分にどの程度つくのかも知っておかないと準備物もそろえられないわけです。
だから、もっと言うなら
●大掃除なんかしてはいけない。準備とお膳立てを毎日やっとけ。
ということなんじゃないでしょうか。
日々、穴のあいた靴下をダスターとしてためこんで、セスキ水を作ってレンジ台を拭き、メラミンスポンジを包丁で切って用意しておけば、いざレンジフードを掃除しないといけない時にもサッと対応できるはずです。
何が何の準備になるのか? っていうのが分からない場合もあるんでしょうけど、それでも何でもいいから「準備」だけはしておいた方が良いですよね。そうすれば、いつ「やらなくちゃいけない」タイミングが来ても、おおむね問題はないわけです。
でもこれを「一気に大掃除するぞー」なんて気合の入れ方をしていたら、それはもう朝から掃除道具の用意だけでかなりの時間を取られて、結果的に全然掃除にならなくて「あー、できなかった。ダメだなぁ俺」と、自己否定するようになっちゃうわけです。
ここで「大掃除嫌い」になったら、よけいにレンジフードの掃除なんて日々やろうとも思わなくなっちゃうでしょう。
だから、そんな「大掃除」なんてクソくらえだと思う。日々、「大掃除の準備」さえしていればそれでOKなのではないですかね。
●すべては準備
と考えて日々動く、というのが結局は一番賢いやり方なのかも知れません。
ということで、本日のメルマガはここまで。
ではまた明日。
--------------[KID'S SIGNAL No.1255 -了- ]---------------